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惑星記号の世界

photo credit: NASA on The Commons Neptune via photopin (license)

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ユニコードにはいわゆる通常の文字の他に、さまざまな記号が登録されています。

例えば、次のような記号。

☉ ☿ ♀ ♁ ☽ ☾ ♂ ♃ ♄ ⛢ ♆ ♇

これらは惑星記号と呼ばれるもの。

一つ一つの記号が太陽系の惑星(および太陽・月)を表しています。対応関係は次のとおり。

太陽
水星
金星
地球
☽☾
火星
木星
土星
天王星
海王星
冥王星

 

太陽(☉)・月(☽☾)のように図柄から星をイメージできるものもあれば、水星(☿)・天王星(⛢)のように図柄からはなかなかイメージできないものもあります。

また金星(♀)・火星(♂)はいわゆるメス・オスの記号と同じですが、これはもともと金星・火星の記号であったものを、スウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネの発案によって、メス・オスの記号として使い始めたのだそう。つまり記号の歴史としては惑星記号の方が古いんですね。

木星(♃)・土星(♄)は何だかエキゾチックな趣のある記号ですが、それぞれ数字の4と5がもとになっているという説もあるようです。(地球を除くと太陽系で木星が4番目、土星が5番目の惑星であることから。)たしかによーく眺めてみると、数字の4と5のように見えるような、見えないような。

そんな楽しい惑星記号の世界。こんな風に、私たちの身の回りにあるもっと様々なものを記号として表すことができたら面白いのではないでしょうか。


とてもふしぎな三つの言葉

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沼野充義さんの『世界は文学でできている~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義』という本を読みました。

その中で紹介されていたポーランドの詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカ(Wisława Szymborska)の「とてもふしぎな三つの言葉」という詩がとても印象に残ったので紹介してみたいと思います。

TRZY SŁOWA NAJDZIWNIEJSZE

Kiedy wymawiam słowo Przyszłość,

Pierwsza sylaba odchodzi już do przeszłości.

Kiedy wymawiam słowo Cisza,

Niszczę ją.

Kiedy wymawiam słowo Nic,

Stwarzam coś, co nie mieści się w żadnym niebycie.

 

とてもふしぎな三つの言葉

「未来」と言おうとすると「み」はもう過去のものになっている

「静けさ」と言うと静けさをだいなしにしてしまう

「何もない」と 言うと何もない中に収まらない何かが生まれる

ポーランド語で「言葉」は słowo(スウォヴォ)。この詩の中に3回出てきます。

またタイトルになっている「三つの言葉」というのは przyszłość(future)、cisza(silence)、nic(nothing)の三つ。

この3語のアンサンブルが、独特の空気感を生み出しているように思います。

単なる言葉遊びではなく、その奥に深い含蓄があるように思うのですが、どのように感じられますか?

 

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座っている時には背が高く見えるが、立つと背が低い人

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子供の頃の身体測定の項目といえば、身長・体重・胸囲・座高の4つ。

このうち座高の検査は「意味がない」ということで今年度から廃止になったそうです。

言われてみれば、たしかに何の意味があるのかよくわからないですね。

ところで、ドイツ語には思わずこの座高検査を連想してしまうような、こんな単語があるのだとか。

Sitzriese

A person who appears tall when they are sitting, but short when they stand; a person who is long-waisted.

「Wiktionary」

Sitzriese は「座っている時には背が高く見えるが、立つと背が低い人」の意味。

日本語にも「胴◯」や「◯足」のような単語はありますが、この Sitzriese は単に胴が長い、足が短いということではなく、座っているときには背が高く見えるという二面性がポイント。

そんな複雑なことをたった一語で表してしまう単語があるなんてすごい!

。。。とはいえ、座高検査と同じくらい何のためにあるのかわからない単語でもあります。

果たしてこの単語を悪口以外の文脈で使うことはあるのでしょうか?

小説の人物描写などでひょこっと使われていたりしたら面白いだろうなあ、などと思わず想像してしまいます。


水曜日を定義する

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フィンランド語で「水曜日」は keskiviikko(ケスキヴィーッコ)。

keskiは「真ん中」、viikko は「週」。よって keskiviikko で「週の真ん中」という意味になります。

最初にこの単語を知った時には「なるほど、水曜日ってそんな風に定義できるんだ」と思ったのを覚えています。

しかし改めて世界の言語を探ってみると、他にも「水曜日=真ん中」という表現をする言語はあるようです。

英語 Wednesday
ドイツ語 Mittwoch
フランス語 Mercredi
スペイン語 miércoles
ポルトガル語 quarta-feira
ポーランド語 środa
スウェーデン語 onsdag
ノルウェー語 onsdag
デンマーク語 onsdag
アイスランド語 miðvikudagur
フィンランド語 keskiviikko
エストニア語 kolmapäev

 

この中ではドイツ語の Mittwoch、ポーランド語の środa、アイスランド語の miðvikudagur(読めない!)、フィンランド語の keskiviikko に「真ん中」という意味が含まれているようです。

またおもしろいのは、ポルトガル語の quarta-feira は「4番目の日」、エストニア語の kolmapäev は「3番目の日」という表現になっていること。

週の始まりは日曜日なのか月曜日なのかという議論を再燃させるような表現の相違。

ここはひとつポルトガルの人とエストニアの人にとことんまで議論してもらうのがよいのかもしれません。果たして決着は付くのでしょうか?


Strč prst skrz krk

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ポーランド語の綴りを初めて見たときに受けた印象の一つは「子音が多い」ということ。

その後調べてみると、ポーランド語に限らずスラブ系言語の単語においては子音が連結するケースが多いのだそう。

例えば、prst というのは「指」を意味するチェコ語。

Wiktionary の prst の項には例文として次のような早口言葉がのっています。

prst

finger

Strč prst skrz krk — “stick your finger through your neck” (Czech tongue-twister)

「Wiktionary」

Strč prst skrz krk は「指をのどに突っ込め」という意味のチェコ語。

このフレーズには何と母音が一つも含まれていません。

ちなみに発音はこちらのページで確認することができます。

一応、カナ表記をしようとも思ったのですが、上記を聞いていただければわかるとおり、これは不可能と悟りました。

日本語のように「子音+母音」の音節からなる言語の母語話者にとっては、とりわけハードルの高い発音ということになるのでしょう。

わざわざ早口言葉として取り上げられているくらいですから、日常的にこんなフレーズばかり出てくるわけではないのでしょうが。。。


コーヒーの日

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本日10月1日はコーヒーの日。暑い夏の間はコーヒーから遠ざかっていた人も、そろそろコーヒーが恋しくなる頃なのではないでしょうか。

ところで「コーヒー」という単語には何となく万国共通というイメージがあります。

英語で「コーヒー」は coffee。

フィンランド語で「コーヒー」は kahvi。

綴りや発音はやや異なるものの、基本的には同じ源の単語。

それでは果たして「コーヒー」を意味する完全に独自の語彙を持っている言語はあるのでしょうか?

そんなことが気になったので、今回はヨーロッパの各言語で「コーヒー」を何と呼んでいるのか調べてみました。

英語 coffee
ドイツ語 Kaffee
フランス語 café
スペイン語 café
ポルトガル語 café
イタリア語 caffè
オランダ語 koffie
ポーランド語 kawa
ハンガリー語 kávé
スウェーデン語 kaffe
ノルウェー語 kaffe
デンマーク語 kaffe
アイスランド語 kaffi
フィンランド語 kahvi
エストニア語 kohv
ラトビア語 kafija
リトアニア語 kava

 

ぱっと見た感じ、coffee と大きく異なるような単語はないように見えます。

とはいえ、先日ポーランドを旅行したとき、クラクフからワルシャワに移動する電車の車内サービスで、

kawa?
kawa?
と何度も聞かれたのに意味がわからず。怪訝な顔をしていると隣の若い人が「coffee のことだよ」と教えてくれました。

「何でわからなかったんだー」と悔しい気持ちになったのも、ちょっとした旅の思い出です。


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