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音楽

April Come She Will(四月になれば彼女は)

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サイモン&ガーファンクルの名曲「四月になれば彼女は」の出だしは、こんな風に始まります。

April come she will

When streams are ripe and swelled with rain

この歌詞を見て、ちょっと疑問に思うところはないでしょうか?

それは April come の come にはなぜ[-s]が付かないのだろう?ということ。

しかし調べてみると、このオープニングラインは、

April come, she will

ではなく、

April, come she will

という区切りのよう。

つまり「四月が来る」のではなく「四月に彼女が来る」という意味だったんですね。

まあ言われてみれば、邦題もそうなっているじゃないかという話。

それにしても、なぜこんなややこしい倒置を用いているのでしょう?

それは冒頭の月を表す単語と同行の末尾の単語で韻を踏んでいるため。

April, come she will

When streams are ripe and swelled with rain

May, she will stay

Resting in my arms again

June, she’ll change her tune

In restless walks, she’ll prowl the night

July, she will fly

And give no warning to her flight

August, die she must

The autumn winds blow chilly and cold

September, I’ll remember

A love once new has now grown old

こうして全体を見てみると、まさにポール・サイモンの至芸!というのがよくわかります。

と、そんな細かい話はさておいても、この「四月になれば彼女は」は春になると聞きたくなる名曲。

新しい出会いに期待をしつつ、口ずさんでみるのもよいですね。


グリーンランドのバンド Nanook を聴いてみる

グリーンランドと聞いて思い浮かぶイメージは、世界地図の上の方で妙な存在感を主張している白い島。

調べてみると、ここはデンマーク領で、面積は日本の約6倍。その広大な領土に約50,000人の人が住んでいます。

最近よく聴いているのが、このグリーンランドの Nanook というバンド。

グリーンランドの音楽?

と言っても、民族音楽のようなものではなく、ストレートなロックサウンドです。

ただし歌詞はすべてグリーンランド語というところがポイントかもしれません。

グリーンランドの公用語であるグリーンランド語は、言語系統的にはイヌイット語の一つに分類されるよう。

ただラテン文字を使っているので、文字から何となく音を想像することはできます。

公式ホームページに掲載されている歌詞の対訳によると、さきほどの曲名「Ingerlaliinnaleqaagut」は We keep on going という英訳になっています。

Ingerlaliinnaleqaagut

uummatiga ulikkaariartormat
kissarneq tunginnut supoorpara
qungujummik akigamma
eqqarsaatitit atuarpakka
qaammassuaq imissereersoq
ersiginagu akuerisigu

We keep on going

As my heart fills up
I blow warmth in your direction
I read your mind
when you responded with a smile
don’t be afraid of the full moon
let’s embrace it

from Nanook official website

4語の英語がグリーンランド語では1語に。

ひとつながりの単語の中に主語や述語を含める言語体系なのでしょうか? このあたりは謎。

それにしても人口50,000人のマーケットで音楽をやっていくというのは大変なことだと思います。

そんなバンドをささやかながら応援したいと思ったので、iTunes からアルバムを購入してみました。

そんな風にグリーンランドのバンドをサポートできるというのも、デジタル時代の恩恵。考えてみるとすごいことですね。

 
Live in Nuuk


Come Rain or Come Shine(降っても晴れても)

photo credit:  via photopin (license)

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I’m gonna love you like nobody’s loved you

Come rain or come shine

High as a mountain and deep as a river

Come rain or come shine

「Come Rain or Come Shine」

雨の日も晴れの日もあなたを愛し続けると歌う「Come Rain or Come Shine」は、もともと1946年に『St. Louis Woman』というミュージカルのために書かれた曲。

その後、ビリー・ホリデイ、レイ・チャールズ、フランク・シナトラなどアメリカの音楽史に名前を刻むミュージシャンによってカバーされ続け、スタンダードとして広く知られるようになりました。

思い返してみると一番始めに聞いたのは、おそらくビル・エヴァンス・トリオの『ポートレイト・イン・ジャズ』に収録されているバージョン。

それから様々なアーティストによるアレンジを聞きましたが、特に好きなのがノラ・ジョーンズがウィントン・マルサリスのトランペットに合わせて歌うこちらのライブバージョン。

とにかくありとあらゆる有名ミュージシャンがカバーしているので、様々なバージョンを聞き比べたり、お気に入りのアレンジを探したりして楽しむこともできるでしょう。

たった一つの曲から、これだけの世界が広がっているというのはすごいことですね。


憐れみ給え、わが神よ − 映画『サクリファイス』より

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いつもと変わらない日常の風景。

スーパーに行けば、いつものように商品が並んでいたり、駅に行けば、いつものように電車が走っていたり。

そんな日常が成り立っているのは、この世界のどこかで自分の身を「犠牲」に供して、祈りを捧げている人がいるからではないか?

アンドレイ・タルコフスキー監督の『サクリファイス』という映画は、そんな世界観がモチーフになっています。

主人公の元舞台俳優アレクサンデルは無神論者。

しかし核戦争が勃発し、崩壊に直面する世界の中で、アレクサンデルは初めて「神」と真正面から対峙します。

「犠牲」と引き換えに、愛する人々を救ってほしいと祈りを捧げるアレクサンデル。

ここでいう「犠牲」というのは、具体的なあれこれというよりも、象徴的なものであり、映画全体を一つの寓話と見ることもできるでしょう。

そして想像力を働かせてみれば、この世界をそんな視点から捉えてみることも可能ではないでしょうか。

この映画の中で使われているのが、バッハの「マタイ受難曲」の第39曲、アリア「Erbarme dich, mein Gott(憐れみ給え、わが神よ)」です。

イエス・キリストの受難を題材としたマタイ受難曲において、この曲が扱うのは「ペテロの否認」と呼ばれる場面。

最後の晩餐の後、キリストは捕縛・連行され、使徒のペテロは「おまえもキリストの仲間か」と問われますが、恐怖のあまり「違う」と答えます。

再三の詰問を受けたペテロが三度否認した後、鶏の鳴き声が聞こえ、ペテロは涙を流します。

最後の晩餐の後、キリストはペテロに「あなたは鶏が鳴く前に三度、私を知らないというだろう」と予言していたのでした。

そんな人間の弱さに、さきほどの『サクリファイス』の世界観を重ねてこの曲を聴いてみると、また違った風景が見えてくるようにも思います。


セリム・パルムグレン「粉雪」

photo credit: Billie Jane via photopin cc

photo credit: Billie Jane via photopin cc

今冬の東京はどういうわけか雪がよく降ります。

今日から3月だと言うのに、明日も地域によっては雪が降るのだとか。

雪といえば、すぐに思い浮かぶのがパルムグレンのこの曲。

この曲を聴くと、舞い落ちる雪のイメージがありありと浮かんできます。イメージの喚起力がすごい。

邦題は「粉雪」、英題は「Snowflakes」。

それではフィンランド語のタイトルは何だろう?と思って調べてみたら「Lumihiutaleita」でした。

lumi は「雪」、hiutale は「薄いかけら」の意味。

hiutaleita は hiutale が格変化した形。

[単数主格]hiutale
[複数分格]hiutaleita

*フィンランド語の複数分格は、不定数・不定量のものを表すイメージ。

無数の雪片が鈍色の空から舞い落ちる、そんな情景に気持ちを添わせながら、ゆったりと週末の夜を過ごすのはいかがでしょう?


Trio Töykeät「Ab Fab」

curvacious keyboard

飛び跳ねるようなピアノにすっかり心を奪われました。

最近よく聞いているのがフィンランドのジャズ・トリオ Trio Töykeät(トリオ・トウケアット)。

今回紹介するのは2000年のアルバム『Kudos』の中の一曲「Ab Fab」。

バンド名の töykeät というのは「無礼な」を意味するフィンランド語 töykeä の複数形。

[単数主格]töykeä
[複数主格]töykeät

すなわち Trio Töykeät というのは「無礼なトリオ」「ぶっきらぼうなトリオ」といった感じでしょうか。

バンドは残念ながら2008年に解散してしまったようなのですが、ピアノの Iiro Rantala(イーロ・ランタラ)さんはソロで活動を続けています。

iTunes Store でも、彼らの作品を購入することはできますので、もし気に入ったらチェックしてみてください。

Kudos


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