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日本語

ノウハウ

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「仕事のノウハウを身につける」などというときの「ノウハウ」という言葉。国語辞書では次のように定義されています。

ノウハウ(名)〔know-how= 知識。技術〕

①製造・取り扱い上の技術情報。

②(ものごとの)やり方。

「ーを身につける」

▽ノーハウ。

「三省堂国語辞典 第七版」

このノウハウ、何となく和製英語っぽいなと思っていたのですが、know-how という綴りが出ているので英語辞書を引いてみたところ、きちんとした英語であることがわかりました。

know-how

[uncountable]

(informal)

knowledge of how to do something and experience in doing it

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

「know-how → ノウハウ」というシンプルな成り立ちのカタカナ語だったんですね。

もう少し一般的な日本語に訳すことはできなかったのだろうか?と思う人もいるかもしれませんが、実際に訳を考えてみると案外難しいことに気付かされます。

「やり方」ではあまりにも一般的な言い回しになってしまいますし、「作業知識」では硬すぎますし、今では日本語に定着した「ノウハウ」を置き換えることのできる日本語というのはなかなか見当たりません。

よってこのノウハウ、他の多くのカタカナ語と同じように今や日本語の欠かせない一員になっているのではないかと思います。

 
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◯◯と××

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日本語の書き言葉では「ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット」など、様々な種類の文字が使われます。

しかしこの前、三省堂国語辞典アプリのインデックスを眺めていたら、こんな見出し語が目に入ってきました。

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真ん中の「◯◯」というのはいったい何でしょう?

タップをすると、

まるまる[○○](名)

①伏せ字をあらわす。××。

「ー氏」

②ことばをぼんやり言いあらわす。何々。

「あなたは『ーじゃん』と言いますか」

「三省堂国語辞典 第七版」

なるほど。言われてみれば、こんなときに使う「◯◯」というのもたしかに日本語の一つ。

こういう単語もきっちり拾い上げる辞書編纂者のアンテナというのはすごいなあと思います。

なお三国には「××」も見出し語としてのっていました。

ばつばつ[××](名)

伏せ字をあらわすことば。

「ー銀行」

「三省堂国語辞典 第七版」

「◯◯」や「××」ってホントに日本語なの?と言われると、意見が分かれるところなのかもしれません。

ただ「◯◯」や「××」が私たちの日常で実際に使われているのはたしかなこと。

それならば辞書に入れてあげてもいいじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか?

 
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けまらしい

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みなさんは自分の周りの人を見て「けまらしい」気持ちになったことはありますか?

けまらしい

けまらしいとは、他人同士仲良くすることを疎ましく思うこと。

日本語俗語辞書

性格的に、しょっちゅう「けまらしい」気持ちになるという人もいれば、あまり「けまらしい」気持ちにならないという人もいるでしょう。

ただ人として生きている限り、生まれてこの方、一度もけまらしい気持ちになったことがないという人はいないのではないでしょうか。

このけまらしいという単語を初めて見たときの感想は「あー、そういう気持ちってたしかにあるよね」というもの。

このように「言われてみれば誰でも心当たりがあるものの、これまで誰も言葉にしてこなかった気持ちを拾い上げてそれを言葉にする」というのは、とてもクリエイティブな仕事なのではないかと思います。

そういう意味で、この「けまらしい」を最初に考えた人はすごいと思うのです。

今後、市販の国語辞書に掲載されるレベルにまで広まっていくのかどうか、推移を見守りたい単語の一つです。


たおやかな山容

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NHK BS で放送している「にっぽん百名山」という番組を見ていたときのこと。

ナレーションの中で、ある山について「たおやかな山容」という表現をしていました。

たおやかというのは素敵な日本語だなと思いつつ、正確な意味を聞かれたら上手く説明できない気がしたので、辞書を引いてみることにしました。まずは三国から。

たおやか[(×嫋やか)]

優美で、なよなよしているようす。たわやか。

「三省堂国語辞典 第七版」

優美はわかるのですが、なよなよというのはちょっと意外。

これだと褒めているのか、貶しているのかよくわかりません。

どちらかというと、たおやかという日本語にはプラスのイメージがあったのですが、嫋やかという漢字からはマイナスのイメージも読み取ることができます。続いて新明解も引いてみました。

たおやか

(女性が)優美な姿・しぐさを示したり気立てをそなえていたりする様子だ。

「新明解国語辞典 第七版」

こちらは外見だけでなく、内面も含んだ評価になっています。

また明確に褒め言葉として定義されている点でも三国とは異なっています。

いずれにしても一つ言えることは、このたおやかという言葉は他の日本語に置き換えるのが難しいということ。

でもそういう日本語にこそ、日本語固有の美しさがあるということも言えるのかもしれません。いかがでしょう?

 
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ミルクは大丈夫

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このところ、コンビニエンスストアに行くと外国人の店員さんが目立つようになりました。

職場近くのコンビニでも、店員さんはみな中国系や東南アジア系の外国人。

そんな店員さんとのちょっとした言葉のやりとりの中で、時々日本語の繊細さのようなものに気付かされることがあります。

例えばこの季節、アイスコーヒーを買うと「ミルクはいりますか?」と聞かれます。

ミルクはいらないので「あ、大丈夫です」と答えると、たまに「ん?」という表情をされることがあって何だか少し気になっていました。

ある日、そんなやりとりの後にふと、

大丈夫という日本語にそもそも「いらない」という意味はあるのだろうか?

という疑問が浮かびました。

もしかしたら自分の日本語が間違っていたのかもしれません。確認のため、さっそく辞書を引いてみることにしました。

だいじょうぶ[大丈夫]

一(形動ダ)

①病気や けが、損害などが(深刻で)ないようす。無事。

②不安や心配がないようす。問題が起こりそうでないようす。

③〔俗〕よろしい。けっこう。

「おさらをお下げしてもーですか・『レジぶくろはー〔=ご不要〕ですか』『はい、ーです〔=いりません〕』」

「三省堂国語辞典 第七版」

こうして見ると「いらない」の意味もきちんと③に入っています。ただこの用法には俗語のラベルが貼ってあります。

改めて考えてみると all right を中核の意味とする大丈夫という単語を「いらない」の意味で使うのは、外国語として日本語を使う人に取っては紛らわしいことなのかもしれません。

そんな訳で、次は「けっこうです」と言ってみようと思います。

こんなとき、本来なら一番わかりやすい表現は「いりません」なのでしょうが、あまりに直接的過ぎて気が引けてしまいます。こういうところが日本語の最も難しいところなのかもしれませんが。。。

 
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昨日の出来事

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何気なくNHKのニュースを見ていたときのこと。

アナウンサーの人が「昨晩、北朝鮮が」と言っているのを聞いて、日本語には「昨晩・昨夜」という言い方はあるのに「昨朝」という言い方はないなと思いました。

もしもミサイルの発射が朝だった場合はどうするのか、、、まあ「昨日の朝」と言えばいいのでしょう。

いや、でも本当に「昨朝」という日本語はないのだろうか?と思い、辞書を引いてみると何とあっさり見つかりました。

さくちょう[昨朝](名)

〔文〕きのうの朝。(↔明朝)

「三省堂国語辞典 第七版」

とはいえ、文語を意味する〔文〕マークが付いていることからもわかるとおり、「昨晩・昨夜」のように日常会話の中で使われる表現ではありません。

ちなみに三省堂国語辞典には次のような表現も出ていました。

さくぎょう[昨暁](名)

〔文〕きのうの夜明け(がた)。

「三省堂国語辞典 第七版」

さくゆう[昨夕]ーユフ(名)

〔文〕きのうの夕方。

「三省堂国語辞典 第七版」

すなわち、昨日のどこかを意味する「昨◯」として三国に出ている単語は次の5つということになります。

  • さくぎょう[昨暁]
  • さくちょう[昨朝]
  • さくばん[昨晩]
  • さくや[昨夜]
  • さくゆう[昨夕]

上記のうち日常会話で普通に使われるのは「昨晩・昨夜」の二つだけですが、この二つに関しては日付をさらにさかのぼって、

  • いっさくばん[一昨晩]
  • いっさくや[一昨夜]

という単語も出ていました。

こうしてみると、やはり「昨◯」のグループにおいて、晩と夜だけは特別な地位を占めているということがわかります。

理由を推測するに、これは人が昨日のことを振り返るとき、朝や昼の出来事よりも、夜の出来事を話題にすることが多いからでしょうか?

平日においては「朝は出かける、昼は働く」ことが中心でしょうから、わざわざ語るような出来事があるのは夜だけというのはわからなくはありません。

あるいは晩や夜を特別視する全く別の理由があるのか。日本語の気になる使い方の一つです。


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