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日本語

みそか、おおみそか

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日本語の日付の呼び方を確認してみましょう。

まずは1日〜10日。

1日 ついたち
2日 ふつか
3日 みっか
4日 よっか
5日 いつか
6日 むいか
7日 なのか
8日 ようか
9日 ここのか
10日 とおか

 

日本語の1日〜10日はすべて特別な読み方を持っています。

続く11日〜31日はどうでしょう?

11日 じゅういちにち
12日 じゅうににち
13日 じゅうさんにち
14日 じゅうよっか
15日 じゅうごにち
16日 じゅうろくにち
17日 じゅうしちにち
18日 じゅうはちにち
19日 じゅうくにち
20日 はつか
21日 にじゅういちにち
22日 にじゅうににち
23日 にじゅうさんにち
24日 にじゅうよっか
25日 にじゅうごにち
26日 にじゅうろくにち
27日 にじゅうしちにち
28日 にじゅうはちにち
29日 にじゅうくにち
30日 さんじゅうにち
31日 さんじゅういちにち

 

11日〜31日の中で特別な読み方を持っている日付は3つあります。

 

1)14日、24日

14日は「じゅうよっか」と呼べるのに、13日を「じゅうみっか」、15日を「じゅういつか」と呼ぶことはできません。これは24日も同様。

3日 みっか
4日 よっか
5日 いつか
13日 ×じゅうみっか
14日 じゅうよっか
15日 ×じゅういつか
23日 ×にじゅうみっか
24日 にじゅうよっか
25日 ×にじゅういつか

 

2)20日

20日は「にじゅうにち」ではなく「はつか」です。

一方、30日は「さんじゅうにち」ですが、辞書には次のような呼び方も出ています。

みそか[(三▽十日)・(×晦日)](名)

①その月の三十番めの日。

②その月の末日。つごもり。

「〔代金の〕ーばらい」

「三省堂国語辞典 第七版」

「みそか」は日常使う言葉ではありませんが、「おおみそか」という言葉の一部として、私たちの暮らしの中に息づいています。

おおみそか[大(×晦日)]オホ–(名)

一年の終わりの日。十二月三十一日。おおつごもり。

「三省堂国語辞典 第七版」

今日のみそかから、明日のおおみそかへ。

一年で一度だけのバトンが受け渡される二日間。

毎年この時期はしんみりとした気持ちで過ごすことが多いような気がします。

2017年も残り一日です。


イブイブ

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今日は12月23日。

「12月23日は何の日?」と聞かれたら、多くの日本人は天皇誕生日と答えるでしょう。

あるいは真っ先にこの単語を思い浮かべる人も多いかもしれません。

イブイブ(名)

〔俗〕クリスマスイブの前の〈夜/日〉。

「三省堂国語辞典 第七版」

三省堂国語辞典には和製英語を示す〔和製〕というラベルがあるのですが、このイブイブには〔和製〕ラベルが付いていません。

そのため「もしかしたらそういう英語表現もあるのかな?」と思って、さまざまな英語辞書を調べてみました。

しかしやはりイブイブ(eve eve)という表現はなく、かといって他にクリスマスイブの前日を意味する単語もないようです。

唯一、Urban Dictionary に出ていたのが次の表現。

Christmas Adam

The day before Christmas Eve (since Adam came before Eve)

「Urban Dictionary」

『創世記』において神はまずアダム(Adam)を作り、次にイブ(Eve)を作ったことから、クリスマスイブの前の日をクリスマスアダムと呼んではどうかということのようです。

もちろんこれは一般的な辞書に出ている表現ではありませんし、一般には広まっていない造語です。

そういう意味では、一般に広まり、かつ国語辞書にも掲載されている「イブイブ」の存在感にはかないません。

近年、コスプレ(cosplay)やホームステイ(homestay)のようにもともと和製英語だった表現が英語に逆輸入されるケースがあるので、もしかしたらイブイブ(eve eve)も同じルートを辿る可能性があるかもしれない、、、そんなことをふと考えてしまうイブイブの夜です。

 
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「始終」と「終始」の違いとは?

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輪廻転生を信じるのでなければ、あらゆる物事には始まりと終わりがあります。

それでは物事の始まりと終わりを意味する「始終」、終わりと始まりを意味する「終始」には意味の違いがあるのでしょうか?

まずは国語辞書を引いてみましょう。

しじゅう[始終]〔=はじめとおわり〕

一(名)〔文〕はじめからおわりまで(の全部)。

「事のーを明らかにする」

二(副)いつも。しょっちゅう。

「ーうわさする」

「三省堂国語辞典 第七版」

しゅうし[終始](副・自サ)〔=おわりとはじめ〕

①はじめからおわりまで。常に。

「ー一貫〔=最後まで同じ調子で〕」

②はじめからおわりまで同じ調子であること。

「低調な試合にーした」

「三省堂国語辞典 第七版」

ここから読み取れる「始終」と「終始」の違いを以下にまとめてみます。

 

終始は「終始する」という動詞としても使われる

終始は「終始する」という動詞としても使われます。

「低調な試合に終始した」

この場合「低調な試合に始終した」とは言えません。

 

始終には「全部」の意味がある

始終には「全部」という意味があります。

「事の始終を明らかにする」

この場合「事の終始を明らかにする」とは言えません。

 

始終には「いつも」の意味がある

始終には「いつも」という意味があります。

この意味の始終は終始に置きかえることもできそうなのですが、比べてみると両者には異なる意味があることがわかります。

「始終うわさする」
「終始うわさする」

この場合、始終は複数の機会にいつもうわさをするというイメージですが、終始はある一つの機会においてはじめからおわりまでずっとうわさをしているというイメージでしょう。

よって、

  • 始終=いつも
  • 終始=ずっと

と置きかえると違いがわかりやすいかもしれません。

 

まとめ

以上、一見似ている日本語の「始終」と「終始」には明確な意味の違いがあるということがわかりました。

漢字が入れ替わっただけなのに、このような意味のズレが生じてしまうというのは面白い現象。

日本語のふしぎの一つではないでしょうか。

 
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「人」の読み方

17121601

名人と職人の違いとは何でしょう?

??

??

??

おそらく名人の方が技術力が高く、、、

という回答ももちろんありですが、もう一つの答えは「人」という漢字の読み方。

  • 名人=めいじん
  • 職人=しょくにん

この「じん」と「にん」の使い分けには何らかの法則性があるのでしょうか?

その謎を探るため、国語辞書から「○人」という単語を抜き出してみました。

 

じん

  • あいじん[愛人]
  • いじん[偉人]
  • おんじん[恩人]
  • がいじん[外人]
  • かじん[歌人]
  • きょうじん[狂人]
  • きょじん[巨人]
  • ぐんじん[軍人]
  • こじん[個人]
  • しじん[詩人]
  • しゅうじん[囚人]
  • しゅじん[主人]
  • しんじん[新人]
  • せいじん[聖人]
  • たつじん[達人]
  • ちじん[知人]
  • ちゃじん[茶人]
  • ちょうじん[超人]
  • てつじん[哲人]
  • はいじん[俳人]
  • びじん[美人]
  • へんじん[変人]
  • めいじん[名人]
  • ゆうじん[友人]
  • ろうじん[老人]

 

にん

  • あくにん[悪人]
  • げいにん[芸人]
  • ざいにん[罪人]
  • じゅうにん[住人]
  • しょうにん[商人]
  • しょくにん[職人]
  • せんにん[仙人]
  • ぜんにん[善人]
  • たにん[他人]
  • はんにん[犯人]
  • ばんにん[番人]
  • びょうにん[病人]
  • ほんにん[本人]
  • やくにん[役人]
  • ろうにん[浪人]

こうして並べてみたものの、正直、はっきりとした法則性のようなものは見えません。

あえて挙げるとすれば、以下の二点でしょうか。

 

1)「じん」には、アート系の人が多い。

例、かじん[歌人]、しじん[詩人]、ちゃじん[茶人]、はいじん[俳人]

*ただし、げいにん[芸人]のような例外あり。

 

2)「じん」には、人々の注目を集めるような凄い人が多い。

例、いじん[偉人]、せいじん[聖人]、たつじん[達人]、ちょうじん[超人]、びじん[美人]、めいじん[名人]

*「にん」には上記のようなスターがいないように思います。せんにん[仙人]は微妙?

 
もっと突き詰めて分析すれば何か見えてくるのかもしれませんが、今回はここまで。

もしこの他に新しい法則を発見した人がいたら、ぜひ情報提供をお願いいたします。


忖度とは − 2017年の Google 検索ランキング

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2017年の Google 検索ランキングが発表されました。

個人的に気になったのは「○○とは」の部門。

ある言葉の意味を知りたいと思ったときに、辞書を引くより、Google の検索窓に「○○とは」と入力する人は多いでしょう。

今年のトップテンは次のようなリストでした。

  1. 忖度 とは
  2. プレミアムフライデー とは
  3. リベラル とは
  4. 共謀罪 とは
  5. valu とは
  6. jアラート とは
  7. ハンドスピナー とは
  8. 溶連菌 とは
  9. 衆議院解散 とは
  10. 排他的経済水域 とは

やはり世相を反映した言葉のリストになっているような気がします。

ところで、このうち国語辞書に出ている言葉はどれくらいあるのでしょう?

新語に強いと言われている三省堂国語辞典で調べてみたところ、次の4つが出ていました。

そんたく[(×忖度)](名・他サ)

〔文〕〔相手の気持ちを〕おしはかること。推測。

「意向をーする」

「三省堂国語辞典 第七版」

☆☆リベラル〔liberal〕

一(形動ダ)自由主義的。

「ーな考え」

二(名)自由主義の立場(をとる人)。

「三省堂国語辞典 第七版」

ようれんきん[溶連菌](名)〔←溶血性連鎖球菌〕

〘医〙連鎖球菌のうち、しょうこう熱・へんとう炎・中耳炎・敗血症などの、炎症や かのう(化膿)性の病気のもとになる細菌。

「三省堂国語辞典 第七版」

はいたてきけいざいすいいき[排他的経済水域](名)

〘法〙その国の領海の外がわで、沿岸から二百海里までの水域。水産資源や海底資源に対する、その沿岸国の独占的な権利行使が認められる。経済水域。EEZ。

「三省堂国語辞典 第七版」

いくら新語に強いとは言っても「プレミアムフライデー」のように今年出てきた言葉まで拾うことは不可能です。

そういう意味では、10分の4というのはなかなかのカバー率。

プレミアムフライデーは、今後、私たちの暮らしに定着すれば、辞書に掲載されることもあるでしょう。(現時点では可能性は低そうですが。)

この Google 検索ランキングというのは、この一年間に人々の興味を引いた物事を客観的に示す指標の一つ。

たった10のキーワードで、2017年を俯瞰できてしまう面白い試みだと思います。

 
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2017年、今年の漢字は「北」

17121201

今日12月12日は漢字の日。

毎年この日には、日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」が発表されています。

「今年の漢字」は、全国公募によって選ばれた、その年の世相を表す漢字。2017年の漢字には「北」が選ばれました。

公式ページには次のような選考理由が出ています。

「北」朝鮮ミサイルの「北」海道沖落下や九州「北」部豪雨などの災害から、平和と安全の尊さを実感した年。 スポーツ界では、「北」海道日本ハムファイターズの選手に期待が集まり、「キタ」サンブラックが大活躍した。

2017年「今年の漢字」 | 公益財団法人 日本漢字能力検定

様々な理由が挙げられてはいるものの、やはり今年は北朝鮮問題のインパクトが圧倒的に強かったという印象。

なお北という漢字は、単に北朝鮮という名詞の一部としてだけでなく、「北の核ミサイル」のように北朝鮮そのものを意味する単語としても使われます。

きた[北](名)

  1. 方角の一つ。日の出る方向に向かって左のほう。
  2. 北風。
  3. 〘地〙←北朝鮮。

「三省堂国語辞典 第七版」

しかし北は北朝鮮の北というだけでなく、北欧の北でもあります。

北欧の言葉や文化が好きな人なら、北という漢字にポジティブなイメージを持っている人も多いでしょう。

北が今年の漢字に選ばれた選考理由の隅の隅の方にでも、「北」欧のフィンランドが独立100周年なんていうコメントがあったら嬉しかったのですが、残念ながらそれはありませんでした。

しかし「北」の言葉や文化に愛着を持って記事を書いてきたこのブログとしては、このニュースを素直に喜んでおきたいと思います。


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