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日本語

国語辞書の中のスオミ

photo credit: Miguel Virkkunen Carvalho Winter Scene via photopin (license)

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国語辞書というのは百科事典ではないので、人名や地名などの固有名詞が網羅されている訳ではありません。

それでもある程度メジャーな国名なら大抵の国語辞書にはのっています。

『三省堂国語辞典』で北欧の国名を調べてみたところ「スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド」の4つが出ていました。(アイスランドはなし。)

スウェーデン(名)〔Sweden= 瑞典〕

〘地〙北ヨーロッパのスカンジナビア半島東部にある王国。首都、ストックホルム(Stockholm)。

「三省堂国語辞典 第七版」

デンマーク(名)〔Denmark= 丁抹〕

〘地〙北ヨーロッパの王国。ユトランド半島などを領土とする。首都、コペンハーゲン(Copenhagen)。丁。

「三省堂国語辞典 第七版」

ノルウェー(名)〔Norway= 諾威〕

〘地〙北ヨーロッパのスカンジナビア半島の西部を占める王国。首都、オスロ(Oslo)。ノルウエー。ノルウェイ。諾。

「三省堂国語辞典 第七版」

フィンランド(名)〔Finland= 芬蘭〕

〘地〙北ヨーロッパの共和国。東はロシア連邦に接する。首都、ヘルシンキ(Helsinki)。芬。
→:スオミ。

「三省堂国語辞典 第七版」

「ノルウエー、ノルウェイ」の表記が併記されているあたりは国語辞書らしい気配りと言えるでしょう。

またフィンランドの項に「→:スオミ」とありますが、三国ではこのスオミも一つの見出し語になっています。

スオミ(名)〔フィンランド Suomi〕

〘地〙フィンランドの国を、フィンランド人が呼ぶ言い方。

「三省堂国語辞典 第七版」

私自身はフィンランド語を始めるまで、フィンランドはフィンランドでスオミと呼ばれているということは知りませんでした。

しかし国語辞書の見出し語になっているということは、このスオミという表現も現代日本語の中に登場し始めているのでしょうか?

今後の推移を見守りたいと思います。

 
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ラテの発音について考える

photo credit: tedxnewyork TEDxNewYork_2016_JN_0146 via photopin (license)

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先日スターバックスでラテを注文したときのこと。メニューを見るとラテの綴りは latte であることに気が付きました。

[t]が重なっているということは「ラテ」ではなく「ラッテ」と発音するのが正しいのではないか?

後で調べてみると、もとのイタリア語では「ラッテ」と発音することがわかりました。

これはつまり日本語で言う促音(「っ」で表すつまる音)が挟まっているということ。

*イタリア語の発音が気になる人はこちらのサイトで確認してみてください。

なお正確なイタリア語では caffellatte(カッフェッラッテ)と促音三連続!になるようです。

一方、英語には促音がないので「ラッテ」ではなく「ラーテイ」という発音になります。

それなら[t]を一つにしたらどうかと思うのですが、実際に一つにすると late(レイト)になってしまいます。

頑張って「ラーテイ」という発音に合わせた綴りを考えれば latay になるでしょうか。

いずれにせよ促音のない英語において「ラッテ」の「ッ」が抜け落ちてしまうのはわかります。ただ促音が得意なはずの日本語において「ッ」が抜け落ちてしまうのはなぜなのでしょう?

英語の影響なのか、とにかくそうなってしまったからそうなってしまったのか。

ちなみに日本語と同じく促音が得意なフィンランド語においては「ラッテ」と発音するようです。


「俎橋」は何と読む?

17042301

先日、九段下のあたりを歩いていたら、こんな地名の表記を見つけました。

17042302

読めない!

しばらく考えてみたのですが、読めないものは読めません。

読めない漢字は検索することもできないので、国語辞書アプリの手書き機能を使って調べてみました。

すると俎は「まないた」と読むことが判明。

このあたりをよく通る人にとっては常識なのかもしれませんが、馴染みのない人にとっては難読漢字の一つではないでしょうか。

改めて「漢字源」を調べてみると次のような説明が出ていました。

解字

会意兼形声。且〔シャ〕は平らな台を示す一印の上に、物を積み重ねたさまを描いた象形文字。俎〔ソ〕は「積み重ねるさま+音符且」。且が、その上に重ねる→かつ、の意の接続詞となったため、俎がその原義をあらわすようになった。

「漢字源」

なるほど。そういう成り立ちの漢字なんですね。

現代においては、俎(まないた)よりも俎上(そじょう)という熟語として使う機会の方が多いかもしれません。

俎上に載せる

問題にする。

俎上の魚

運命が相手の意のままである人のたとえ。まな板の(上の)こい(鯉)。

「三省堂国語辞典 第七版」

街で思いがけずこのような漢字に出会って、ちょっと得をした気持ちになった一日でした。

 
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しんねこ

photo credit: cobalt123 Hurry, Diptych via photopin (license)

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国語辞書で「◯◯ねこ」を調べてみると、見出し語の中にさまざまな猫がいることがわかります。

  • うみねこ【海猫】
  • かいねこ【飼い猫】
  • しゃむねこ【シャム猫】
  • しんねこ
  • どらねこ【どら猫】
  • ねんねこ
  • まねきねこ【招き猫】
  • やまねこ【山猫】

このリストを見たときに意味がわからなかったのが「しんねこ」という単語。

おそらく猫ではないのだろうということは想像できますが、みなさんは意味がわかりますか?

??

新明解の語義を見てみましょう。

しんねこ

男女が差し向かいで、むつまじく話し合うこと。〔俗語的表現〕

「新明解国語辞典 第七版」

この言葉は三国にも出ています。

しんねこ

男と女がふたりだけで、しずかにむつまじくしているようす。

「三省堂国語辞典 第七版」

おしゃべりな新明解とシャイな三国の対比がおもしろいですね。

三国のような国語辞典に出ているということは、今も日本のどこかで使われているはずなのですが、私自身は過去に読んだり聞いたりした記憶がありません。

いつかどこかで出会うことができるのか、その日を楽しみに待ちたいと思います。

 
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四月の五月晴れ

17041901

今日は気持ちのいい快晴。

ぼーっと空を眺めていたら、こんな単語が思い浮かびました。

さつきばれ【五月晴(れ)】

五月の、よく晴れた天気。五月(ゴガツ)晴れ。

「新明解国語辞典 第七版」

ごがつばれ【五月晴(れ)】

五月に気持ちよく晴れること。

「新明解国語辞典 第七版」

しかし今はまだ四月。今日の天気を五月晴れと表現することはできません。

念のため辞書を調べてみても「◯月晴れ」という表現は「五月晴れ」しか見つからず。

せっかくなので何か代わりの表現はないだろうか?と思い、探してみると、こんな単語を見つけました。

にほんばれ【日本晴(れ)】

少しの雲も無いよい天気。〔心配事などがすっかり無くなる意にも用いられる〕

「新明解国語辞典 第七版」

単なる快晴というだけではなく、心配事がすっかり無くなるというのはよいですね。

実際の生活においてはなかなかそのような心境にはなれませんが、日本晴れの空を見ていると「細かいことはまあいいか」と少しはおおらかな気持ちになれる気がします。しばらくこんな天気が続くとよいですね。

 
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桜ながし

17041201

今日は久しぶりの晴天。

仕事休みだったこともあり、目黒川沿いの桜を眺めてきました。

ここ数日の雨で少し散ってしまったようですが、まだまだ見頃。平日の昼間だというのに多くのお花見歩きの人で賑わっていました。

さて今回は、ここ数日読んでいる『雨のことば辞典』からこんな言葉を拾ってみたいと思います。

桜ながし さくらながし

桜の花に降りかかり散らしてしまう雨をいう、鹿児島県肝属地方のことば。「流し」は、何日も降りつづく雨。また梅雨を指す。美しく咲いている桜の花を散り流してしまう無情の雨なのだが、なぜかあわれ深いひびきがある。

『雨のことば辞典』P.110

桜ながしと言えば、この曲を思い浮かべる人も多いでしょう。

この本を読むまで「桜流し」に雨の意味があるとは知りませんでした。

さきほどの語義には鹿児島のことばとあるので、あるいは鹿児島の人だけは意味を知っていたのでしょうか?

 

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