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日本語

あくせく

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11月に入りました。今月は仕事や遊びの予定が沢山入っているので、忙しい月になりそうです。

ただそれでも、できるだけあくせくしないように一日一日を丁寧に過ごしたいもの。

そんな「あくせく」を辞書で引いてみると、次のように出ていました。

あくせく【齷齪・偓促】

〔「あくさく」の変化。もと、気が小さくて細かい事まで自分でやらなければ気が済まない形容〕何かに追われてでもいるかのように、精神的なゆとりも無く、働き続ける様子。〔多く、軽い批判や自嘲(ジチョウ)を伴う文脈で用いられる〕「ー(と)働く」

「新明解国語辞典 第七版」

意味はさておき、気になったのは漢字の部分。 拡大してみると、、、

齷齪

「齒」は「歯」の旧字体。なぜ「あくせく」に齒が使われているのでしょう?

語源由来辞典で調べてみると、漢語としての齷齪はもともと「歯と歯の間が狭い」という意味で、そこから「心が狭い」「気ぜわしい」という意味が生まれたのだそう。

これを見て、まず「歯と歯の間が狭い」などという意味の表現があることにびっくり。狭いと何か不都合があるのでしょうか?

そしてもう一つの疑問は、なぜ「歯と歯の間が狭い=心が狭い」という連想が生まれたのかということ。

実際に調べてみたら相関がありました!という調査結果があったらおもしろいのですが。。。どうでしょう?

 
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へつぽつ

photo credit: Pai Shih Sailing on the Golden Lake via photopin (license)

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昔から乗り物酔いをしやすい体質なので、船に乗るときはいつもひやひや。

日本語には、あの左右に揺れるいやーな感じを表した次のような表現があるようです。

へつぽつ【丿乀】

船などが左右に揺れるさま。

大辞林 第三版

二文字合わせて漢数字の「八」のようにも見える「丿乀」はれっきとした漢字。

せっかくなので拡大して見てみましょう。

丿乀

よーく見ると「丿」と「乀」のバランスが微妙にずれているのがおもしろいところ。

「丿」の方が少しだけ急な角度になっています。また、

これはカタカナの「ノ」なのでは?

と言う人のために、カタカナの「ノ」と漢字の「丿」を比較してみましょう。

ノ丿

左がカタカナの「ノ」、右が漢字の「丿」です。

「紛らわしい!」と言いたい気持ちはわかりますが、考えてみるとカタカナに似た漢字というのは他にもたくさんあります。

例えば、工(こう)、力(ちから)、夕(ゆう)、卜(ぼく)、 二(に)、口(くち)などなど。

ですから、カタカナの「ノ」に似ている漢字があるからと言って、特に目くじらをたてる必要はないのです、たぶん。


ホーホーお兄さんに会った話

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近所のモスバーガーへ行ったときのこと。

注文を受けてくれたのは「研修中」の名札をした若いお兄さん。この人がホントにすごかった。

「ご注文の方は」
「お飲物の方は」
「ミルクとお砂糖の方は」
「お会計の方が」
「お釣りの方が」

このようにほぼ全てのフレーズに「方」が付いているのです。

もちろん過去にもこういう表現に接したことはありますが、ここまでのレベルは初めて。

なぜこれほどまでに「方」を使わなくてはならないのか? この「方」の正体とは何なのか? ということが気になったので、改めて国語辞書で「方」を調べてみました。

ほう【方】

  1. 方角。方向。「南のー/右のー/下ー・後ー・四ー」
  2. 大体その方向に当たる所。〔直接指すのを避けた言い方に用いる〕「中野のーに住む/日銀のーに勤めている/ー面・遠ー(ポウ)・先ー(ポウ)」
  3. 物を幾つかに分け(て考え)た場合に、条件に合うものとして選ばれた一つ。「もう一つのーが大きい/先に着いたーが勝ちだ/好きなーを取れ/食べるー〔=ことに関して〕では負けない」
  4. 大小・高低・優劣など相対する観点から物事をとらえたとき、条件に合うどちらかの部類に属すること。「どちらかと言えば好きなーだ/このクラスでは背が高いーだ/あの学生は、よく勉強しているーだ」
  5. 〔「・・・ーがいい」の形で〕相手に、そうするよう勧める(しないよう忠告する)意を表わす。「君もこの本を読んでおく(おいた)ーがいい/あまり夜ふかしはしないーがいい」

「新明解国語辞典 第七版」

コンビニやファストフードのお店でよく聞く「方」は、2番の語義に近いものだと推察します。

それにしても「ご注文」や「お飲物」や「ミルクとお砂糖」に対して直接の言及を避けなければならない理由とは何でしょう?

調べてみると、これは一種の丁寧表現なのだという説もあるようです。

ただそれ以上に、あらゆるものに「方」というベールをかけることによって話し手自身が安心感を得ているということはないでしょうか?

いずれにしても簡単には黙殺できない、感情を揺さぶる表現の一つであることはたしかです。

 
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りんごが一つしかない

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「りんごがある」と言えば、りんごは「ある」。

「りんごがない」と言えば、りんごは「ない」。

しかし「りんごが一つしかない」と言っても、りんごは「ある」。

これは日本語の不思議な表現の一つではないでしょうか。

実際「りんごが一つしかない」を英訳しようとすれば、”There is only one apple.” のようにどうしても肯定文になってしまいます。

もちろん「一つしかない」と言うときに話し手の頭の中では、一つあるりんごよりも、りんごが少ないということが強く意識されているはず。そういう意味では「ある」よりも「ない」を使う方が感覚的には妥当なのかもしれません。

この「しか」を辞書で引いてみると次のように出ていました。

しか(副助)

〔否定表現と呼応して〕話し手にとって狭いと意識される範囲(少ないと感じられる数量)に限定されることを表わす。

「きょうの会には一人しか来なかった/これは僕しか知らない話だ/この切符では新宿までしか行かれない/いやならやめるしかない/この花は高山にしか咲かない/私のしかない」

「新明解国語辞典 第七版」

上記の用例を見ると「しか」の後には「ない」に限らず、様々な否定形が来るということがわかります。

ただいずれの例も、その意味する内容は肯定的に表すことができます。

きょうの会には一人しか来なかった 一人は来た
これは僕しか知らない話だ 僕は知っている
この切符では新宿までしか行かれない 新宿へは行ける
いやならやめるしかない やめることはできる
この花は高山にしか咲かない 高山には咲く
私のしかない 私のはある

 

否定形なのに否定ではない。日本語を外国語として学んでいる人はいったいどのようにこの表現を理解するのでしょう?

 
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東西南北の瓜

photo credit: wwarby Jack-o'-lanterns via photopin (license)

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かぼちゃは漢字で書くと「南瓜」。

字のとおり南から伝わった野菜なのかな?と思い、辞書を引いてみるとびっくり。

かぼちゃ【南瓜】

〔東南アジアの地名 Cambodia(カンボジア)から〕

畑に栽培する一年生つる草。夏、黄色の花を開く。実は大形で、煮ると甘い。種類が多く、実の形・色はさまざまである。とうなす。〔関西では、なんきん。ぼうぶら 〕〔ウリ科〕

「新明解国語辞典 第七版」

かぼちゃの名前の由来はなんとカンボジア。一度もそんなつながりを連想したことはありませんでした。

南蛮渡来の瓜なので、南瓜という名前になったようです。

辞書の中にはもう一つ西の瓜もあります。

すいか【西瓜】

〔「すい」は「西」の唐音、西域原産のウリの意〕畑に作る一年生つる草。実は丸くて大形で緑色。水分が多くて甘く、夏の代表的な果物とされる。〔ウリ科〕〔季語としては、秋〕

「新明解国語辞典 第七版」

こちらは西域から伝わった瓜なので、西瓜という名前に。

ところで南瓜や西瓜があるなら北瓜や東瓜もないのかな?と思い、手持ちの国語辞書を探してみたものの見つかりません。

ただ北の代わり(?)に、冬の瓜ならありました。

とうがん【冬瓜】

〔トウグワの変化〕畑に植える一年生のつる草。夏、黄色の花を開き、スイカに似た実がなる。普通、煮て食べる。かもうり。〔ウリ科〕

「新明解国語辞典 第七版」

冬瓜は夏野菜ですが、冬まで持つので「冬瓜」と呼ぶのだそう。

残る東に関係しそうな瓜だけは、残念ながら見つからず。

何か良さそうな瓜があったらぜひ情報提供をよろしくお願いいいたします。

 
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ひとりひとり

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パソコンで文章を書いているときに、ある単語を漢字で表記するべきか、ひらがなで表記するべきか、迷うことはありませんか。

ワープロソフトの漢字変換機能はもちろん便利なものではありますが、何から何まで変換してしまえば、

有り難う(ありがとう)
吃驚(びっくり)
勿論(もちろん)

などの表記が頻出するカチカチの文章になってしまいます。

よって文章を書くときには、誰もがその人なりのガイドラインに沿って「どこまで変換するか」を判断しているのだと思います。

私が先日、扱いに迷ったのは「ひとりひとり」という表現。

「一人一人」と漢字で書くべきか、「ひとりひとり」とひらがなで書くべきか、あるいは「一人ひとり」のように漢字+かなで書くべきか。

もちろんこの選択には文脈との関わりもあって、

私たち一人一人が自覚を持って、この問題に対処しなければならない。

などと言うときには「一人一人」がふさわしいような気がしますし、

子供たちひとりひとりの個性を大切に。

などと言うときには「ひとりひとり」あるいは「一人ひとり」がふさわしいような気がします。

もちろんこの問題に正解はないので、ケースバイケースで適切な表記を探っていくことになるのでしょう。

その際の判断基準は?と聞かれても、明確に説明するのは難しいような気がします。意識の奥の奥の方で、言葉を紡ぐ小人たちが合議で決めているような感覚でしょうか。


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