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日本語

ミルクは大丈夫

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このところ、コンビニエンスストアに行くと外国人の店員さんが目立つようになりました。

職場近くのコンビニでも、店員さんはみな中国系や東南アジア系の外国人。

そんな店員さんとのちょっとした言葉のやりとりの中で、時々日本語の繊細さのようなものに気付かされることがあります。

例えばこの季節、アイスコーヒーを買うと「ミルクはいりますか?」と聞かれます。

ミルクはいらないので「あ、大丈夫です」と答えると、たまに「ん?」という表情をされることがあって何だか少し気になっていました。

ある日、そんなやりとりの後にふと、

大丈夫という日本語にそもそも「いらない」という意味はあるのだろうか?

という疑問が浮かびました。

もしかしたら自分の日本語が間違っていたのかもしれません。確認のため、さっそく辞書を引いてみることにしました。

だいじょうぶ[大丈夫]

一(形動ダ)

①病気や けが、損害などが(深刻で)ないようす。無事。

②不安や心配がないようす。問題が起こりそうでないようす。

③〔俗〕よろしい。けっこう。

「おさらをお下げしてもーですか・『レジぶくろはー〔=ご不要〕ですか』『はい、ーです〔=いりません〕』」

「三省堂国語辞典 第七版」

こうして見ると「いらない」の意味もきちんと③に入っています。ただこの用法には俗語のラベルが貼ってあります。

改めて考えてみると all right を中核の意味とする大丈夫という単語を「いらない」の意味で使うのは、外国語として日本語を使う人に取っては紛らわしいことなのかもしれません。

そんな訳で、次は「けっこうです」と言ってみようと思います。

こんなとき、本来なら一番わかりやすい表現は「いりません」なのでしょうが、あまりに直接的過ぎて気が引けてしまいます。こういうところが日本語の最も難しいところなのかもしれませんが。。。

 
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昨日の出来事

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何気なくNHKのニュースを見ていたときのこと。

アナウンサーの人が「昨晩、北朝鮮が」と言っているのを聞いて、日本語には「昨晩・昨夜」という言い方はあるのに「昨朝」という言い方はないなと思いました。

もしもミサイルの発射が朝だった場合はどうするのか、、、まあ「昨日の朝」と言えばいいのでしょう。

いや、でも本当に「昨朝」という日本語はないのだろうか?と思い、辞書を引いてみると何とあっさり見つかりました。

さくちょう[昨朝](名)

〔文〕きのうの朝。(↔明朝)

「三省堂国語辞典 第七版」

とはいえ、文語を意味する〔文〕マークが付いていることからもわかるとおり、「昨晩・昨夜」のように日常会話の中で使われる表現ではありません。

ちなみに三省堂国語辞典には次のような表現も出ていました。

さくぎょう[昨暁](名)

〔文〕きのうの夜明け(がた)。

「三省堂国語辞典 第七版」

さくゆう[昨夕]ーユフ(名)

〔文〕きのうの夕方。

「三省堂国語辞典 第七版」

すなわち、昨日のどこかを意味する「昨◯」として三国に出ている単語は次の5つということになります。

  • さくぎょう[昨暁]
  • さくちょう[昨朝]
  • さくばん[昨晩]
  • さくや[昨夜]
  • さくゆう[昨夕]

上記のうち日常会話で普通に使われるのは「昨晩・昨夜」の二つだけですが、この二つに関しては日付をさらにさかのぼって、

  • いっさくばん[一昨晩]
  • いっさくや[一昨夜]

という単語も出ていました。

こうしてみると、やはり「昨◯」のグループにおいて、晩と夜だけは特別な地位を占めているということがわかります。

理由を推測するに、これは人が昨日のことを振り返るとき、朝や昼の出来事よりも、夜の出来事を話題にすることが多いからでしょうか?

平日においては「朝は出かける、昼は働く」ことが中心でしょうから、わざわざ語るような出来事があるのは夜だけというのはわからなくはありません。

あるいは晩や夜を特別視する全く別の理由があるのか。日本語の気になる使い方の一つです。


ぐっすりと眠る夏

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みなさんは夏と冬では、どちらがぐっすりと眠れますか?

??

おそらくは冬と答える人の方が多いのではないかと思います。

少なくとも布団の中にいるのが心地よいのは、断然冬の方でしょう。

そんな冬の睡眠の究極の形といえば「冬眠」。

国語辞書で「冬眠」を引くと、こんな説明が出ています。

とうみん[冬眠](名・自サ)

①〘動〙動物が、土や穴の中にはいって活動をやめ、栄養をとらずに、冬をこすこと。

「くまがーにはいる」

(↔夏眠)

②〔団体が〕まったく活動していないこと。

「ー組合」

「三省堂国語辞典 第七版」

ここで「おっ」と思った人もいるかもしれません。

何と「冬眠」の対義語として「夏眠」という言葉が出ているではありませんか。

この寝苦しい夏をまるごと眠ってやりすごしてしまう動物がいるのでしょうか?

かみん[夏眠](名・自サ)

〘生〙生物が、夏の暑く乾燥した時期に、ねむったような状態になること。(↔冬眠)

「三省堂国語辞典 第七版」

どういうメカニズムになっているのかはわかりませんが、これほど夏が暑くなってしまうと、夏眠というのはなかなか合理的なシステムなのではないかと思います。

このまま温暖化が続けば、

「今年の夏休みの予定は?」
「夏眠。」

などという会話が交わされる未来がやって来るのかもしれません。

 
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土用の丑の日

17072501

今日出かけた際、駅ビルの食品売り場に寄ったら「土用の丑の日」の幟とともに、ウナギを売る威勢のいい声が響いていました。

ウナギおいしそうだなーと思いつつ、気になったのは幟に書かれた「土用の丑の日」という表現。

知っているようで知らないこの表現について、帰宅後に辞書を引いてみました。

まずは土用。

☆☆どよう[土用](名)〔もと、立春・立夏・立秋・立冬の前の十八日間〕

立秋の前の十八日間。夏の土用。〔七月二十日ごろから〕

「三省堂国語辞典 第七版」

なるほど。土用というのは期間を表す表現なんですね。

ちなみに見出し語の前の☆☆は三国が定める「社会常識語」の印。自分は全く知りませんでしたが。。。

なお調べたところ、2017年の立秋は8月7日。よってその前の十八日間が夏の土用ということになります。

続いて丑の日。

うしのひ[×丑の日](名)

十二支のうしに当たる日。夏の土用のうしの日には、ウナギのかば焼きを食べ、寒のうしの日には、女は口紅をつけた。

「三省堂国語辞典 第七版」

十二支のうしは十二年に一度じゃないの?と思いますが、昔の暦では日付にも「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支を当てていたのだそうです。

ということは、十二日に一日は丑の日ということになりますね。

2017年の夏の土用においては、今日7月25日が丑の日、さらに8月6日も丑の日になるとのこと(立秋が8月7日でその前に収まるため)。

よって今日、土用の丑の日だったのにウナギを食べ損ねた!という人は、もうワンチャンスあることになります。

しかも今年の8月6日は日曜日に当たっているため、絶好のウナギ日和ということになりそうです。食べたい人は忘れずに!

 
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「空」は何と読む?

17072201

この前、鎌倉の長谷寺へ行ったときの話。

階段を上った観音堂の中に、般若心経の中から好きな一字を選んで、石に書いて納める「一字一石経」を体験できるコーナーがありました。

般若心経に詳しい訳ではないのですが、文字を見ながら「この文字はどんな意味だろう?」と考えていると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。

みなさんなら、どの一字を選ぶでしょうか?

摩訶般若波羅蜜多心経

観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是 舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界乃至無意識界 無無明 亦無無明尽 乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故 心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰

羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶 般若心経

どれも捨てがたい字が並んでいますが、敢えて一つ選ぶなら「空」でしょうか。

この「空」という字。文脈の支えなしに読めば「そら」と読む人がほとんどでしょう。ただ実際には三通りの読み方があります。

そら[空](名)

①雲がうかび、昼はいちめんに青く見える、高いところ。

「三省堂国語辞典 第七版」

から[空]

(名)中に何もはいっていないこと。からっぽ。

「三省堂国語辞典 第七版」

くう[空](名)

①空間。空中。

④〘仏〙(心以外に)実体というものは何も存在しない、ということ。
「ー即是色」

「三省堂国語辞典 第七版」

「空」という文字には sky と emptiness の意味があるせいか、具体的なイメージと抽象的なイメージの両方が重なり合っているように感じます。

「空」は頭上に広がるものであり、また無そのものでもある。

そんな漢字のあり方というのは本当に面白いもの。

お寺に行ったら建築や彫刻や花だけでなく、そこにある文字を観察するというのも楽しみ方の一つだと思います。

 
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葡萄あれこれ

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『三省堂国語辞典』のアプリには難読語のインデックスが付いているので、ちょっとした隙間時間にこのページを開いて目に付いた漢字が読めるかどうか試してみることがあります。

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例えば、次の言葉は読めますか?

  • 葡萄
  • 葡萄牙
  • 葡萄茶

まずは「葡萄」。

ぶどう[(葡萄)](名)

〘植〙まるい小つぶのくだものの名。秋、黒むらさき色・緑色の実をふさのようにつける。食用・ワイン用など。

『三省堂国語辞典 第七版』

続いて「葡萄牙」。

ポルトガル(名)〔Portugal=葡萄牙〕

〘地〙ヨーロッパの南西端部にある共和国。首都、リスボン(Lisbon)。葡。ポ。

『三省堂国語辞典 第七版』

最後に「葡萄茶」。

えびちゃ[(:葡萄)茶](名)

〔「えび(葡萄)」は、ヤマブドウ〕

黒みのある赤茶色。

「三省堂国語辞典 第七版」

「葡萄」はともかく、「葡萄牙」と「葡萄茶」を読める人がいたら、かなりの漢字通ではないでしょうか。

葡萄茶については以前の記事で一度書いたことがあったのに、すっかり忘れていました。

えび茶色のカシミアのマフラー

このインデックス機能は、紙の辞書にはないアプリ版だけの優れた機能。

手持ちのスマホにアプリを入れておけば、通勤時間の楽しみが一つ増えるかもしれません。

 
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