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日本語

倍数の四字熟語

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四字熟語の中から、

三◯六◯、四◯八◯、五◯十◯

のように倍数のペアを含むものを拾ってみました。

 

三面六臂(さんめんろっぴ)

三つの顔と六本の腕を備えている仏像のことから、一人で何人分も活躍したり、多方面に活躍することをいう。

「四字熟語の辞典」

忙しい毎日を過ごしていると、猫の手も借りたくなることがあります。

しかし六本の手で目の前の現実と切り結んでいるとき、その中に「本当にたいせつなこと」が入っているのかどうか振り返る時間も持っていたいと思います。

 

四通八達(しつうはったつ)

道路や交通が各方面に通じていて便利なこと。転じて、にぎやかで活気のある土地。繁華な街。

「四字熟語の辞典」

住んでいる場所が人の性格に与える影響というのは案外大きなもの。知らず識らずのうちに周囲のエネルギーをもらっているということもあるでしょう。

そのことに気付くことができれば、いつもの景色も少し変わって見えてくるのかもしれません。

 

五風十雨(ごふうじゅうう)

農作物の生育に理想的な気候である様子。転じて、世の中が平和であること。

「四字熟語の辞典」

日々忙しく暮らしていると、いつのまにかルーティーンの罠にはまってしまいます。

そんな中でも、久しぶりに空を見上げた一瞬「ただ、世界がそこにあること」に気付いて、ふと気持ちが軽くなることってありませんか。

二六時中、仕事のことばかり

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このところかなり忙しく、二六時中、仕事のことばかり考えています。

この文を読んで、多くの人は「??」と思ったのではないでしょうか。

それを言うなら、二六時中ではなく、四六時中だろうと。

。。。それはもちろんそのとおり。

ただし二六時中という表現も、辞書にはきちんとのっています。

にろくじちゅう【二六時中】

一昼夜にわたって(休みなく)事が行なわれる様子。一日じゅう。〔「四六時中」は、これの新しい言い方〕

「新明解国語辞典 第七版」

しろくじちゅう【四六時中】

〔「二六時中」の新しい言い方で、二十四時間の意〕

  1. 一昼夜にわたって何かが行なわれることを表す。
  2. 始終。

「新明解国語辞典 第七版」

これによると「四六時中」という表現は、より古い「二六時中」という表現がもとになっているということがわかります。

二六時中という表現は、昔の日本において、十二時辰が用いられていたことに由来するのだとか。

*十二時辰というのは一日を12の単位(子の刻、丑の刻など)に区切る表現方法

そして四六時中という表現は、現在の24時制に合わせて、二六時中をアレンジした表現なのだそう。

「にろくじちゅう」→「しろくじちゅう」と、ほとんど音を変えることなく数字を二倍にする方法を最初に思い付いた人は、これはグッドアイディア!と思ったのではないでしょうか。

 
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いなずまを追いかける

子どもの頃によく意味がわかっていなかった単語の一つに「逐電」があります。

太郎は会社のお金を持って逐電した。
花子は恋人の太郎と一緒に逐電した。

もちろん文脈から何となく意味を推測することはできるのですが、なぜ電気が出てくるんだろう?と思っていたような記憶があります。

改めて辞書を調べてみると次のような説明が出ていました。

ちくでん【逐電】

〔電(イナズマ)を逐(オ)うように急ぐ意から〕そこに居られない事情が起こったため、ほかの土地に逃げ隠れること。出奔。〔古くは「ちくてん」とも〕

「新明解国語辞典 第七版」

なるほど。逐電というのは「イナズマをオうように急ぐ」という意味なんですね。

字面を見たときにぱっと意味が思い浮かばないのは、逐という文字と「追いかける」、電という文字と「いなずま」という意味がすぐに結びつかないせいなのでしょう。

いなずまを追いかけるように、

よくそんな例えを思い付くなあと感心してしまう面白い表現だと思います。

 
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「とりあえずビール」の「とりあえず」について

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誰でも、話をするときや文章を書くときの「言葉ぐせ」のようなものがあると思います。

私の場合、無意識のうちによく使ってしまうのが「とりあえず」という表現。

でも、「とりあえず」って正確にはどんな意味なのでしょう?

案外説明できないなと思ったので、手元の辞書を調べてみました。

とりあえず【取り敢えず】

〔取るべきものも取らずに、の意〕本格的な処置は後のこととして当面その場でできる範囲で緊急の事態に対処する様子。

「新明解国語辞典 第七版」

言われてみれば、確かにそのとおり。ただし実際の会話では「とりあえずビール」のように、軽いニュアンスで用いることもよくあります。

このいかにも日本的な表現「とりあえずビール」を英語で表現するとしたら、いったいどのようになるでしょう?

オンライン辞書の『英辞郎』には次のような表現がのっていました。

とりあえずビールから飲み始める

start off with beer

「英辞郎」

なるほど! これは上手い表現!

、、、と思ったのですが、よくよく考えてみると「とりあえずビール」の持っている、

  • 考えるの面倒だから、定番のビールでいいよーという投げやりな感じ
  • ずっと飲みたいと思ってたんだから、一秒でも早くビールを!という前のめりな感じ

などは伝わってきません。

それは言葉ではなく文化の問題でしょう、と言われたらそれまでなのかもしれませんが、「とりあえずビール」の「とりあえず」には翻訳不可能な独特の手触りのようなものがあります。

言葉を翻訳するというのは本当に難しいものだと思います。

 
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美しいということ

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人は生まれてきたその瞬間から五感で世界を感知し学んでいきます。やがて成長し、ある日一本の花を見て「美しい」と思うかもしれません。

うつくしい【美しい】

  1. いつまでも見て(聞いて)いたいと思うほどその色・形や声・音などが、接する人に快く感じられる様子だ。
  2. 〔だれもがそうしたい(そうありたい)と思うほど〕その場の様子や行い・性質が好ましくていい感じだ。

「新明解国語辞典 第七版」

この「美しい」という感覚はいったいどこから来たのでしょう。親から教わったのでしょうか? それとも生まれる前から遺伝子の中にインプットされていたものが開花したのでしょうか?

ここにはまず、

  • 美という感覚は先天的なものである。
  • 美という感覚は後天的なものである。

という対立があり、さらに言語の面から見ると、

  • 人は「美しい」という言葉を知らなくても、美を感じることができる。
  • 人は「美しい」という言葉を知らなければ、美を感じることができない。

という対立があります。

美しいと思えるものに出会えることは、人生の喜びの一つですが、単に美しいという言葉に寄りかかって、何かを感じたつもりになっていることはないでしょうか?

「◯◯は美しい」と言うときに、私たちが他者と共有しているつもりになっている感覚の正体はいったい何でしょう?

いずれにしても「美しい」という概念が住まうところが客観的現実世界(もしそのようなものがあるとすれば)ではなく、我々ひとりひとりの心の中であるとすれば、それがどこから来るのかというのは永遠の謎であるような気がします。

 
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「老舗」は何と読む?

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鎌倉界隈にはいわゆる「老舗」の喫茶店がたくさんあります。休みの日にそんなお店を訪ね歩くのが最近の楽しみになっています。

今回はこの「老舗」という単語について。

しにせ【老舗・老肆】

〔為(シ)似せ、つまり父母の方針を守って踏み外さぬようにする意〕先祖代代の事業を守って(繁盛して)いる店。

「新明解国語辞典 第七版」

「老舗」という漢字を「しにせ」と読むのは考えてみると不思議な感じがしませんか。

「老舗」という漢字のどこにもそのような音のイメージはありません。ただしその漢字を当てるからには、そこには何らかの理由があるはず。

この場合も「老」「舗」という一文字単位のイメージと、老舗という言葉の「意味」は重なり合っています。おそらくそのような理由によって生まれた一種の当て字なのでしょう。

ところでこの「老舗」を「ろうほ」と読む人がいたら、間違いを指摘したくなりますが、たいていの辞書には「ろうほ」という読み方も掲載されています。

ろうほ【老舗】

「しにせ」の漢字表記の字音に従って読んだ文字読み。

「新明解国語辞典 第七版」

日常会話で使われているのを聞いたことはありませんが、こんなストレートな読み方もあるんですね。

辞書をパラパラとめくっていて偶然目にした思わぬ発見でした。

 
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