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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.570 − kiitos, kiittää

18041101

フィンランド語で「ありがとう」は kiitos(キートス)。

では「感謝する」は何だろう?と思って調べてみると kiittää(キーッター)という動詞があることがわかりました。

これを英語との比較で見ると次のようになります。

フィン
名詞 thanks kiitos
動詞 thank kiittää

 

ここから推測するに kiitos の[-os]というのは名詞を作る接尾辞の一種なのでしょうか?

手持ちの本を調べていると、フィンランド語の文法書『Finnish: An Essential Grammar』に次のようなリストが出ていました。

-os ~ -ös (noun, indicates result of an action)

First infinitive Derived word
kiittää thank kiitos thanks
ostaa buy ostos purchase
tulla come tulos result
pettää deceive petos deceit
kääntää turn; translate käännös turn; translation
piirtää draw piirros drawing

 

『Finnish: An Essential Grammar』P.337

解説によると接尾辞[-os/-ös]は indicates result of an action、すなわち「行動の結果を示す」とあります。

翻訳する(kääntää)ことによって翻訳(käännös)が生まれ、感謝する(kiittää)ことによって感謝(kiitos)が生まれる。

日本語だとなかなかすっきりと表すことができませんが、言いたいことはわかります。

せっかくなので左側の動詞と右側の名詞を対にして覚えておくと、使える語彙をさらに増やすことができそうです。

 

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フィンランド語学習記 vol.569 − 世界ロマの日

18040901

白水社の語学入門書「ニューエクスプレス」シリーズはかなりマイナーな言語までカバーしていて、これはすごい!と思うこともしばしば。

2018年に入ってからはロマ語とアムハラ語の入門書が出ています。

 

ニューエクスプレス ロマ(ジプシー)語《CD付》
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ニューエクスプレス アムハラ語《CD付》
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このうちロマ語ってどんな言葉なんだろう?と思って、白水社のウェブサイトから見本のページを見てみました。

基本的には馴染みのあるラテン文字が使われているものの、その中に英語の発音記号で見かけるような、

Θ Ʒ

などの文字が混ざっていて、ユニークな印象。

値段はちょっと高いですが、一冊手に入れて読んでみたいという気にさせられます。

そんなロマ語に関する記事がフィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」に出ていました。

Romanien kansallispäivä

Sunnuntaina on vietetty romanien kansallispäivää.

Suomessa asuu noin 10 000 romania. Romaneita on asunut Suomessa 500 vuotta.

Romaneilla on oma kieli, romanikieli. Monet romanit eivät kuitenkaan enää puhu romanikieltä.

Romaneilla on myös oma kulttuuri. Esimerkiksi vanhempien ihmisten kunnioittaminen on tärkeää romaneille.

ロマの日

日曜に人々は世界ロマの日を祝った。

フィンランドには約10,000人のロマが住んでいる。ロマは500年の間フィンランドに暮らしている。

ロマは独自の言語であるロマ語を持っている。しかし多くのロマはもはやロマ語を話さない。

ロマはまた独自の文化を持っている。例えば、年をとった人への敬意はロマにとって重要だ。

フィン
kansallispäivä national day 国家の日
viettää celebrate 〜を祝う
romani Romani ロマ、ロマ語
enää any more もう〜でない
kunnioittaminen respect 尊敬
tärkeä important 重要な

 

昨日の4月8日は Romanien kansallispäivä。

英語に直訳すれば Romani national day となりますが、ロマは国家を持たない人々なので「ロマ国家の日」とは訳せません。

調べてみると英語では International Romani Day、日本語では「世界ロマの日」という名称で呼ばれているようです。

この世界ロマの日というのは、ロマの文化に目を向け、ロマの人々が直面している問題を考えようという目的で1990年に制定された記念日。

たださきほどの記事にもあるようにロマ語を話す人の数は減少の一途をたどっているようです。

そもそもロマが国家を持たない人々であるということは、ロマ語は世界のどの国の公用語でもないということ。そんなロマ語が衰退に向かうのは歴史の必然なのでしょうか。

それでもそんなロマ語の入門書がこの極東の島国でひょこっと出版される。案外そんなささやかなことが、声高に何かを叫ぶこと以上に、ロマの人々に対する敬意と連帯を表明しているような気もします。

 
Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi


フィンランド語学習記 vol.568 − 春はゆっくりやってくる

18040401

暖かいを通り越して暑い日が続いています。

夏日もあったりして、つい地球温暖化の影響なのかなと考えてしまいますが、世界の他の国はどうなのでしょう?

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」によると、フィンランドでは春の到来が遅れているようです。

Kevät tulee hitaasti

Kevät on myöhässä. Kevät tulee hitaasti, koska ilma on tavallista kylmempää. Maaliskuu oli suuressa osassa Suomea 2-5 astetta tavallista kylmempi.

Ilmatieteen laitoksen mukaan kevät on noin viikon tai kaksi viikkoa normaalia aikataulua jäljessä.

春はゆっくりやってくる

春は遅れている。春はゆっくりやってくる。なぜなら気温が普通より低いからだ。3月はフィンランドの多くの地域で普通より2度から5度低い。

気象学研究所によれば、春は一週間か二週間、通常のタイムテーブルより遅れている。

フィン
hitaasti slowly ゆっくりと
myöhässä late 遅い
aste degree
ilmatiede meteorology 気象学
laitos institute 施設
mukaan according to 〜によれば
aikataulu timetable タイムテーブル
jäljessä behind 遅れて

 

文法の補足

Kevät tulee hitaasti, koska ilma on tavallista kylmempää.
(春はゆっくりやってくる。なぜなら気温が普通より低いからだ。)

kylmempää は「寒い」を意味する形容詞 kylmä の比較級 kylmempi の単数分格の形。

原級 比較級 最上級
単数主格 kylmä kylmempi kylmin
単数分格 kylmää kylmempää kylmintä

 

kylmempää の前に来ている tavallista は「普通の」を意味する形容詞 tavallinen の単数分格の形。

フィンランド語には比較の対象になるものを分格の形で比較級の前に置くという用法がありました。

Ruotsi on suurempi kuin Suomi.
(スウェーデンはフィンランドより大きい。)

Ruotsi on Suomea suurempi.
(スウェーデンはフィンランドより大きい。)

フィンランド語学習記 vol.390 − 形容詞の比較変化(2)

 

まとめ

この世界には春がすばやくやってくる地域もあれば、ゆっくりやってくる地域もある。

同じ星に住んでいても一様ではないところが面白いですね。


フィンランド語学習記 vol.567 − Sandstorm

18040301

ジャイアンツの上原投手が先日、日本球界での復帰登板を果たしたときに入場曲の「Sandstorm」が懐かしいという声が出ていました。

これはフィンランドの人が作った曲だったはずと思い、YouTube で検索してみると、MVのオープニングにヘルシンキの大聖堂が出てくるではないですか。

そして何よりびっくりしたのは再生回数が1億回以上!ということ。フィンランドの人口の20倍です。

この曲を作ったミュージシャン Darude について Wikipedia で調べてみました。

Darude (oikealta nimeltään Ville Virtanen, s. 17. heinäkuuta 1975 Eura) on suomalainen DJ ja säveltäjä, jonka tunnetuin trance-kappale Sandstorm oli vuonna 2000 menestys Isossa-Britanniassa ja koko Euroopassa. Se on yksi kaikkien aikojen menestyneimmistä instrumentaalisista äänitteistä.

 ダルードは、フィンランド人のDJ、作曲家だ。最も有名なトランスの曲「Sandstorm」は2000年にイギリス、全ヨーロッパでヒットした。この作品は歴史上、最も成功したインストゥルメンタル曲の一つだ。
フィン
säveltäjä composer 作曲家
tunnettu famous 有名な
menestys success 成功
menestynyt successful 成功した
äänite recording 録音

 

ヒットメーカーの紹介文にふさわしく形容詞の最上級が二か所も使われています。

原級 最上級
tunnettu(有名な) tunnetuin(最も有名な)
menestynyt(成功した) menestynein(最も成功した)
→menestyneimmistä[複数出格]

 

Darude の本名は Ville Virtanen(ヴィッレ・ヴィルタネン)さん。

こちらはいかにもフィンランド風の名前。イニシャルが VVというのはクールですね。


フィンランド語学習記 vol.566 − 9つの良いことと8つの美しいこと

18040201

「今度ご飯行こう」と言われたものの、その今度はいつまでたってもやってこない。

そんな経験をしたことのある人は多いでしょう。

私たちの日常は良くも悪くも社交辞令に満ちています。

ただ初めから守るつもりのない約束をあちこちに振りまいている人を見ると、なんだかなーと思ってしまうことも。

そんな様子を面白く捉えたフィンランド語の表現を見つけました。

yhdeksän hyvää ja kahdeksan kaunista

(idiomatic) futile promises

Hän lupasi yhdeksän hyvää ja kahdeksan kaunista, mutta mikään ei ollut totta.
(He gave many futile promises but none of them were true.)

「Wiktionary」

直訳すると「9つの良いことと8つの美しいこと」を意味する yhdeksän hyvää ja kahdeksan kaunista は「実行されない約束」を意味するフィンランド語のイディオム。

なぜ9つと8つなのかはわかりませんが、一度聞いたら忘れられないユニークな表現です。

この表現から真っ先に連想したのは政治家の選挙演説。フィンランドの政治家がどのようなスピーチをしているのかはわかりませんが、おそらくそのあたりは万国共通なのではないかと推察します。

自分自身もつい yhdeksän hyvää ja kahdeksan kaunista を振りまいていないか、改めて気をつけなければと思いました。


フィンランド語学習記 vol.565 − Aprillipäivä

18040101

「エイプリル・フール」は英語で April Fools’ Day。

フィンランド語では何と言うのだろう?と思って調べてみると、こんな単語を見つけました。

aprillipäivä

April Fools’ Day (April 1st)

「Wiktionary」

フィンランド語で「エイプリル・フール」は aprillipäivä。

4月を意味するフィンランド語の huhtikuu ではなく、英語の April に由来する外来語なんですね。

Wikipedia でそんな Aprillipäivä のページを見ていたら、アメリカの作家マーク・トウェインのエイプリル・フールに関するこんな言葉が出ていました。

“Huhtikuun ensimmäinen päivä on se päivä, jolloin meitä muistutetaan, millaisia olemme muiden 364 päivän aikana.” – Mark Twain

Wikipedia「Aprillipäivä」より

これを訳してみると、

4月の最初の日は、他の364日を私たちがどのように過ごしているのか思い出すための日だ。

という感じでしょうか。

どういう意味なのだろう?と思って、しばらく考えてみたのですが、どうも納得のいく答えに辿り着かず。調べてみてもはっきりしません。

もしかしたら「私たちの日常はエイプリル・フール以外の364日も、エイプリル・フールのジョークのような出来事に満ちている」ということを遠回しに言っているのか。

そんなことを、あーでもない、こーでもないと考えながら4月の最初の一日が過ぎていきます。


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