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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.507 − 芸術と文化を作る人

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フィンランド語教室のテキスト『suomen mestari 3』に芸術と文化(taide ja kulttuuri)に関する語彙がまとめられているページがあります。

案外知らない単語が多いなあ、、、と思いつつ、今日もめげずに語彙を増やす作業に取り組んでいます。

今回はその中から芸術や文化を作る人(tekijä)に関する語彙を拾ってみました。

フィン
taiteilija artist 芸術家
näyttelijä actor 俳優
laulaja singer 歌手
ohjaaja director 監督、演出家
puvustaja costumer 衣装係
lavastaja set designer 舞台美術家
valokuvaaja photographer 写真家
katsoja spectator 観客
kävijä visitor 訪問者

 

フィンランド語の[-jA]は、英語の[-er]と同じように「〜する人」という意味を作る接尾辞。

例えば、laulaja(歌手)という単語には対応する laulaa(歌う)という動詞があります。

他の単語にも同じように対応する動詞があるのだろうかと思い、調べてみました。

taiteilija(芸術家) taiteilla(芸術作品を作る)
näyttelijä(俳優) näytellä(演じる)
laulaja(歌手) laulaa(歌う)
ohjaaja(監督、演出家) ohjata(監督する、演出する)
puvustaja(衣装係) puvustaa(衣装を調達する)
lavastaja(舞台美術家) lavastaa(舞台を作る)
valokuvaaja(写真家) valokuvata(写真を撮る)
katsoja(観客) katsoa(見る)
kävijä(訪問者) käydä(訪問する)

 

一応すべての人から動詞を取り出すことができました。

こんな風に派生語を取り出してみる作業は、語形変化のちょっとした練習になりますし、結果として語彙も増えるので一石二鳥の練習と言えるかもしれません。


フィンランド語学習記 vol.506 − 新しい睡眠薬

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「日本では成人の5人に1人が慢性的な不眠を抱えている。」

以前にそんなニュースを読んだことがあります。

5人に1人というのはもちろんかなりの割合ですが、諸外国と比べたときにこの数字は突出して高いのでしょうか?

先日、フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」を読んでいたら、フィンランド人の多くも不眠に悩んでいるという記事が出ていました。

Uusia unilääkkeitä testataan

Monet nukkuvat huonosti. Jopa miljoona suomalaista kärsii uniongelmista.

Nyt testataan uudenlaisia unilääkkeitä. Ne parantavat unen laatua. Lääkkeet eivät tee muistia huonoksi.

Potilaan ei ehkä tarvitse käyttää uudenlaisia unilääkkeitä kauan. Uniongelmat voivat uusien lääkkeiden avulla loppua kokonaan.

Tämä on hyvä uutinen ihmisille, jotka nyt tarvitsevat unilääkettä joka yö.

Uudenlaiset unilääkkeet tulevat apteekkiin ehkä 2 tai 3 vuoden päästä.

新しい睡眠薬がテストされる

多くの人がよく眠れていない。100万人ものフィンランド人が睡眠障害に苦しんでいる。

今、新しい睡眠薬がテストされている。その薬は睡眠の質を改善し、記憶に悪い影響を与えたりはしない。

患者はおそらく長く新しい睡眠薬を使う必要はない。睡眠障害は新しい薬の助けによって、完全に治る。

このことは、今、毎晩睡眠薬を必要としている人々にはよいニュースだ。

新しい睡眠薬は2〜3年後に薬局に届けられる。

フィン
unilääke sleeping pill 睡眠薬
testata test テストする
jopa as much as 〜も
kärsiä suffer 苦しむ
uniongelma sleeping problem 睡眠障害
parantaa implove 改善させる
laatu quality
muisti memory 記憶
potilas pacient 患者
uudenlainen new, novel 新しい、斬新な
kokonaan wholly 完全に
apteekki pharmacy 薬局
pää head

 

今回の記事中、100万人のフィンランド人が睡眠障害を抱えているという記述があります。

フィンランドの人口は約550万人ですので、睡眠障害を抱えている人の割合は5.5人に1人。

だとすれば、計算上は日本とほぼ同じ割合になります。

睡眠の問題というのは万国共通の悩みなのかもしれませんね。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi


フィンランド語学習記 vol.505 − 見つかる、見つける

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次の文を比較してみましょう。

Lompakko löytyi kadulta.(道で財布が見つかった。)

Pojat löysivät lompakon kadulta.(少年たちは道で財布を見つけた。)

「Tarkista Tästä」P.79

löytyi は「見つかる」を意味する自動詞 löytyä の三人称単数過去形。

löysivät は「見つける」を意味する他動詞 löytää の三人称複数過去形。

まずはそれぞれの語形変化をお楽しみください。

löytyä löytää
一人称単数現在 löydyn löydän
二人称単数現在 löydyt löydät
三人称単数現在 löytyy löytää
一人称複数現在 löydymme löydämme
二人称複数現在 löydytte löydätte
三人称複数現在 löytyvät löytävät
一人称単数過去 löydyin löysin
二人称単数過去 löydyit löysit
三人称単数過去 löytyi löysi
一人称複数過去 löydyimme löysimme
二人称複数過去 löydyitte löysitte
三人称複数過去 löytyivät löysivät

 

さてここからが本題。

フィンランド語にはこの löytyä と löytää のように自動詞・他動詞が対になった単語が多く見られます。

一方、英語にはこの自動詞に当たる単語が存在しないケースもあります。

そのため冒頭の例文を自然な英文に訳そうとすれば次のようになるでしょう。

A wallet was found on the street.
The boys found a wallet on the street.

英語には löytyä に当たる自動詞がないので、be found と受動態を使って表すことになります。

改めて日本語、英語、フィンランド語の関係を整理してみましょう。

日本語 見つかる 見つける
フィン語 löytyä löytää
英語 be found find

 

こうして見ると、日本語とフィンランド語は語彙のあり方が似ており、英語は違っているということがわかります。

にもかかわらず、例えば「道で財布が見つかった」という内容をフィンランド語で表現しようとしたときに、A wallet was found on the street. のような英語の構造を思い浮かべてしまったという経験はありませんか?

日本語に「見つかる」という自動詞があるにもかかわらず、わざわざ英語の be found を連想してしまうということは、やはり第三言語(フィンランド語)を学ぶときには第二言語(英語)の影響が強く現れるということなのだと思います。

*以前にそのあたりの内容をまとめた記事はこちら。
Finnish as a third language − 第三言語としてのフィンランド語習得を考える

細かい話ではありますが、そんなところにちょっとした語学の難しさを感じている今日この頃です。


フィンランド語学習記 vol.504 − 2冊の教科書

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現在、通っているフィンランド語教室では『suomea suomeksi 2』と『suomen mestari 3』という二冊の教科書を使っています。

隔週でそれぞれの教科書を使っており、お互いの関連性はないのですが、時折、一つの教科書で習った表現が、すぐにもう一つの教科書で出てくるということがあります。例えばこんな表現。

Arvaa, mitä minä teen?(私が何をしているか当ててみて。)

− En tiedä. Kirjoitat kirjettä.(知らないよ。手紙を書いてるの?)

「suomea suomeksi 2」P.101

arvaa は「推測する」を意味する動詞 arvata の(二人称単数)命令形。

Arvaa, mitä minä teen? を直訳すれば「私が何をしているか推測して」という意味になります。

なるほど、フィンランド語ではこういうときに arvata という動詞を使うのかと思っていたら、もう一つの教科書でも似たような表現が出てきました。

Hei Hanna, arvaa mitä, mä sain sähköpostia mun vanhasta koulusta Brasiliasta.

(ねえ、ハンナ、聞いてよ。僕、ブラジルの母校からEメールをもらったんだ。)

「suomen mestari 3」P.85

arvaa mitâ を直訳すれば「何が起こったのか推測して」という意味になります。

*ただ今回は英語の guess what のように「聞いてよ」と訳してみました。

このように2冊の教科書の内容がリンクすると、単純に「これ知ってる!」と思えて嬉しいですし、いつも以上に記憶に残るような気がします。

そのあたりが2冊の教科書を平行してすすめているメリットなのかなと思います。


フィンランド語学習記 vol.503 − 言葉の倉庫

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フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi 2』に「語学」をテーマにしたスキットが出てきました。

これがなかなか身につまされる内容。一部を抜粋してみます。

Yritin eilen lukea erästä viime jouluna joululahjaksi saamaani ranskankielistä romaania, mutta en pystynyt lukemaan sitä kunnolla. Olen unohtanut tavattoman paljon. Sanavarastoni on liian pieni.

きのう、去年のクリスマスにクリスマスプレゼントとしてもらった、あるフランス語の小説を読もうとしたんだけど、きちんと読むことができなかったんだ。とてもたくさんのことを忘れてしまっていて。僕の語彙はあまりに少ないんだ。
フィン
joululahja Christmas present クリスマスプレゼント
romaani novel 小説
pystyä be able to 〜できる
kunnolla properly きちんと
tavattoman singularly 著しく、非常に
sanavarasto vocabulary 語彙

 

ここで面白いなと思ったのが、「語彙」を意味する sanavarasto という単語。

これは「言葉」を意味する sana と「倉庫」を意味する varasto という単語から成る複合語。

フィンランド語の語彙は「言葉の倉庫」なんですね。何だかユニークな表現です。

さきほどのスキットを読んで思ったのは、語彙が少ないというのは、おそらくあらゆる言語学習者に共通の悩みで、語学を続けている限り「語彙はもう十分」なんて思えることはないのではないかということ。

時にはざるで水をすくうように、一進一退の作業を繰り返していくしかありません。

なおさきほどのスキットには、挿絵としてマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の表紙が描かれています。そんな作品を読もうと思ったら、ネイティブ並みの語彙が必要になりそうですね。

自分の場合は、まず絵本や簡単なニュースをすらすらと読めるようになることが目標。そのために日々コツコツと言葉の倉庫を満たしていきたいと思います。


フィンランド語学習記 vol.502 − ノーベル文学賞

17100701

2017年のノーベル文学賞をイギリスの作家カズオ・イシグロが受賞しました。

彼の作品で印象に残っているのは、やはり映画化もされた『わたしを離さないで』でしょうか。初めて読んだとき、その世界観に強い衝撃を受けたことをよく覚えています。

その他では短編集の『夜想曲集』も好きな作品です。

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」にも今回の受賞のニュースが出ていました。

Kirjallisuuden Nobelin saa Kazuo Ishiguro

Nobelin kirjallisuuspalkinnon on voittanut brittiläinen Kazuo Ishiguro.

Ishiguro syntyi Japanissa vuonna 1954, mutta hän kasvoi Englannissa. Ishigurolta on suomennettu seitsemän (7) teosta.

Hänet tunnetaan parhaiten kirjasta, joka on käännetty suomeksi nimellä Pitkän päivän ilta. Siitä on tehty samanniminen elokuva.

カズオ・イシグロ、ノーベル文学賞受賞

イギリス人のカズオ・イシグロがノーベル文学賞を勝ち取った。

イシグロは1954年に日本で生まれたが、イギリスで育った。イシグロの7つの作品がフィンランド語に翻訳されている。

彼はフィンランド語に Pitkän päivän ilta のタイトルで翻訳された作品で最もよく知られている。その作品は同名の映画にもなっている。

フィン
kirjallisuus literature 文学
palkinto prize
voittaa win 勝つ
brittiläinen British イギリス人
kasvaa grow 育つ
suomentaa translate into Finnish フィンランド語に翻訳する
teos work, book 作品
tuntea know 知っている
palhaiten best 最も良く
kääntää translate 翻訳する

 

ニュース記事の中に出てくる Pitkän päivän ilta は、英語の原題では『The Remains of the Day』、日本語では『日の名残り』として知られている作品。

Pitkän päivän ilta はそのまま訳せば「長い日の夕方」なので、微妙に違うニュアンスになっています。

また面白いなと思ったのが、Ishigurolta on suomennettu seitsemän (7) teosta. という文の構造。直訳すれば「イシグロから、7つの作品がフィンランド語に翻訳されている」となります。

自分で作文するとしたら、とてもこんな表現は思いつきそうにありません。

改めてフィンランド語というのは面白い言語だなと思います。

 
Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

 

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