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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.371 − 楽器の名前

photo credit: Piano via photopin (license)

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基本的に宵っ張りなので、家でゆっくり音楽を聴く時間は午前1時以降。

そんな時間には、どうしてもピアノのようなシンプルな音色に身を委ねたくなります。

先日も夜遅くにクラシックのピアノ曲を聴きながら、フィンランド語の復習をしていたところ、

そういえばピアノはフィンランド語で何と言うのだろう?

と思い、調べてみると、

フィン
piano piano ピアノ

 

となっていました。

ピアノは英語でもフィンランド語でも piano なんですね。

だとすると、楽器の名前にはフィンランド語固有の単語は少ないのかな?と思い、その他の楽器の名前も調べてみました。

フィン
kitara guitar ギター
rumpu drum ドラム
trumpetti trumpet トランペット
urut organ オルガン
viulu violin バイオリン

 

この中でいわゆる外来語っぽくない単語というのは urut くらいでしょうか。

ただこのようなメジャーな楽器ではなく、もっとマイナーな楽器の中にフィンランド語らしいフィンランド語が隠れているということはあるでしょう。

フィンランドにはカンテレ(kantele)という民族楽器もあります。

日本の琴に似ているカンテレの穏やかな音色も静かな夜にはぴったりかもしれません。

フィンランド語学習記 vol.370 − 空を眺めながら

photo credit: Silky via photopin (license)

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晴れた日には空をぼーっと眺めながら、そこに浮かんでいるものを一つ一つフィンランド語に直していく、そんな語学も楽しいかもしれません。

フィンランド語で「空」は taivas(タイヴァス)。

その広大なカンヴァスの上を、昼夜さまざまなものが行き交います。

フィン
aurinko sun 太陽
ilmapallo balloon 気球
kuu moon
lentokone airplane 飛行機
lintu bird
pilvi cloud
tähdenlento shooting star 流れ星
tähti star

 

このリストを見て面白いなと思ったのは「飛行機」の lentokone と「流れ星」の tähdenlento に同じ lento というパーツが使われていること。

lentokone(飛行機)は lento(飛行)+ kone(機械)という組み合わせ。

一方、tähdenlento(流れ星)は tähti(星)+ lento(飛行)という組み合わせになっています。

*tähden は tähti の属格[-n]

考えてみれば、両方とも空をひゅーんと飛んでいくものなので、同じパーツを使っていても何ら不思議ではありません。しかし日本語的な発想では結びつかない組み合わせなので、ちょっと斬新な感じがします。

見上げる空の一つ一つに個性があり、それを認識する言葉の一つ一つにもまた個性があります。

フィンランド語学習記 vol.369 − 受動現在形の作り方(2)

photo credit: Tenderly via photopin (license)

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フィンランド語の受動現在形に関するエントリーの第3回目です。

今回は受動現在形の否定の作り方を見ていきたいと思います。

否定形を作るときのルールは、

肯定形の語尾から[-an/-än]を外す。

たったこれだけ。

実際に昨日のエントリーで作った受動現在形の語尾から[-an/-än]を外してみると、次のようになりました。

辞書形 受動現在形
肯定 否定
タイプ1 nukkua nukutaan ei nukuta
ottaa otetaan ei oteta
タイプ2 syödä syödään ei syödä
タイプ3 ajatella ajatellaan ei ajatella
タイプ4 vastata vastataan ei vastata

 

タイプ1の動詞は、辞書形と受動現在形の否定がかなり異なる形になっているので、すばやく作るのはやや大変。

一方、タイプ2以降の動詞は、辞書形と受動現在形の否定が全く同じ形になっています。

一瞬「これは簡単!」と思ってしまいますが、これはあくまで作るのが簡単ということ。

読む方から考えると、ei nukuta や ei syödä という形を見たときに、それが受動現在形の否定であることを読み取らなければならないというのは、かなりハードルが高いように思います。

簡単に見えるものが実は簡単ではない、やはり言葉というのは難しいですね。

フィンランド語学習記 vol.368 − 受動現在形の作り方(1)

昨日のエントリーではフィンランド語の受動現在形の使い方を扱いました。

フィンランド語学習記 vol.367 − 受動現在形の使い方

続いて今回は受動現在形の作り方を見ていきたいと思います。

まずは動詞を2つの母音で終わる動詞とそれ以外の動詞(子音+母音で終わる動詞)に場合分けします。

前者はタイプ1の動詞、後者はタイプ2〜6の動詞です。

タイプ1 2つの母音で終わる動詞
タイプ2 [dA]で終わる動詞
タイプ3 [lA, nA, rA, stA]で終わる動詞
タイプ4 [AtA, OtA, utA]で終わる動詞
タイプ5 [itA]で終わる動詞
タイプ6 [etA]で終わる動詞

 

まずはタイプ2〜6の動詞から見ていきましょう。

 

タイプ2〜6の動詞(子音+母音で終わる動詞)

この場合のルールは、

おしまいの母音を重ねて[-n]を付ける。

たったそれだけ。

syödä → syödään
ajatella → ajatellaan
vastata → vastataan

拍子抜けしてしまうくらい簡単です!

 

タイプ1の動詞(2つの母音で終わる動詞)

この場合はまず弱形の語幹を求めます。

nukkua → nuku
ottaa → ota
【注】弱形の語幹というのは、タイプ1の動詞で言えば一人称 ・二人称のときに現れる語幹の形。 [kk]ではなく[k]、[tt]ではなく[t]の方になります。

単数 複数
一人称 nukun nukumme
二人称 nukut nukutte
三人称 nukkuu nukkuvat

弱形の語幹を求めることができたら、

語尾に[-taan/-tään]を付ける。
ただし[-taan/-tään]の前に[a/ä]が来るときは[a/ä]を[e]に変える。

という手順になります。すなわち、

nuku → nukutaan
ota → otetaan

という形に。オテターンという語感が素敵です。

 

以上、今回はフィンランド語の受動現在形の作り方をまとめてみました。

フィンランド語の文法の中では比較的シンプルなのではないかと思います。

明日のエントリーでは否定形の作り方を見ていきましょう。

フィンランド語学習記 vol.367 − 受動現在形の使い方

最近のフィンランド語教室では受動現在形を扱っています。

受動形と言うと、英語の受動態を思い浮かべる人も多いと思うのですが、フィンランド語の受動形は英語のそれとはかなり異なっているようです。

ここでは「話す」を意味する動詞 puhua の受動現在形である puhutaan を例に、実際の使い方を見ていきましょう。

 

1)主語のない文

Suomessa puhutaan suomea.(フィンランドではフィンランド語を話します。)
*puhua(話す)

この文にはいわゆる主語に当たる単語がありません。

冒頭に来ている Suomessa は「フィンランドでは」という場所を表し、動詞の部分が puhutaan という受動形になっています。

この文を「フィンランドではフィンランド語が話されています」と英語の受動態らしく訳すこともできますが、「フィンランド語」に当たる suomea はあくまで目的語(=分格)の形になっているので「フィンランドではフィンランド語を話します」と訳した方がわかりやすいようです。

この構造は日本語によく似ていますね。

 

2)「〜しましょう」の文

Puhutaan suomea!(フィンランド語を話しましょう!)

フィンランド語の受動現在形は「〜しましょう」という意味でも使います。

この使い方は受動形という名称からはあまり連想できませんが、日常会話ではよく使う用法なのだそうです。

そういえばフィンランド語を習いたての頃に聞いたこんな表現もありました。

フィンランド語学習記 vol.13 − 踊りましょう

 

3)「私たちは」の文(話し言葉)

Me puhutaan suomea.(私たちはフィンランド語を話します。)

フィンランド語の話し言葉では、主語が me(私たちは)のときに受動現在形が使われます。

これまでに習った文法では、

Me puhumme suomea.(私たちはフィンランド語を話します。)

という形になっていました。

しかし実際の日常会話では puhutaan を使うケースが圧倒的に多いのだそうです。

 

以上、今回はフィンランド語の受動現在形の三つの用法をまとめてみました。

明日のエントリーでは受動現在形の作り方を見ていきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.366 − うるう日

16022901

今日は4年に一度の2月29日。

前回の2月29日には何をしていただろう?と振り返ってみたのですが、どうも具体的なエピソードを思い出すことができません。

ただフィンランド語の勉強を始めたのは2012年の9月なので、前回の2月29日にはフィンランド語のあいさつすら知らなかったはず。

そう考えると、ずいぶんと長い時間が経ったようにも思います。

さて、そんな「うるう日」はフィンランド語で何と言うのでしょう?

??

調べてみると、karkauspäivä(カルカウスパイヴァ)という単語が見つかりました。

フィン
karkauspäivä leap day うるう日
karkausvuosi leap year うるう年

 

果たして次回の karkauspäivä には何をしていることでしょう?

4年という単位はリアリティを持って考えるにはあまりにも大きいようにも思います。

ただできることなら、フィンランド語の勉強はコツコツ続けていたいですし、このブログも地道に続けていたいと思います。

うるう日自体は単なる時間の調整に過ぎないのに、過去や未来について様々なことを考えてしまう、そんな不思議な一日でもあります。

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