cialis viagra online accutane

フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.35 − 本が集まれば図書館になる

photo credit: magnetisch via photopin cc

先日のフィンランド語クラスより、ちょっとした単語の話題を。

まずは下の単語を見てみましょう。

kirja(本)
⇒ kirjasto(図書館)

先生曰く、kirjasto の[-sto]は「〜が集まったところ」という意味なのだそうです。

「本が集まったところ=図書館」という成り立ちなのですね。これは納得。

実はこれまで習った中にも、この[-sto]が付く単語がありました。

puisto(公園)
yliopisto(大学)

さて、何が集まると公園や大学になるのでしょう??

??

??

では正解です。

puu(木)
⇒ puisto(公園)

日本で公園というと、広場とすべり台のイメージですが、森の国フィンランドでは木々もたくさんあるのでしょう。

それではもう一つ。

yli(過ぎる)
oppia(学ぶ)
⇒ yliopisto(大学)

こちらは基礎教育を終えた人が集まったところというイメージでしょうか? 感覚的には英語の graduate school(大学院)と似ているのかもしれません。

こういった接尾辞などの知識が加わると、単語の学習が楽しくなりますし、暗記の効率もより高まります。まずは忘れないよう[-sto]についてメモをしておきました。


フィンランド語学習記 vol.34 − 時間の言い方

フィンランド語教室16週目のレポート。

今回は時間の言い方を練習しました。数字を一通り覚えていれば、それを使って時間も言えそうなものですが、そう簡単な話ではないようです。

まずは以下の例文をご覧ください。

Kuinka paljon kello on?(何時ですか?)
Kello on 9.(9時です)
Kello on 15 minuuttia yli 9.(9時15分です)
Kello on puoli 10.(9時30分です)
Kello on 15 minuuttia vaille 10.(9時45分です)

なんとなく意味が想像できるものとできないものがありますね。それでは、以下に一文ずつ見ていきましょう。

まずは時間を聞くときの言い方。

Kuinka paljon kello on?(何時ですか?)
*kuinka「どのくらい」、paljon「たくさん」、kello「時計、時刻」

日本語の「何時」、英語の「what time」とは異なり、直訳すると「時刻はどのくらいたくさんですか?」という表現になっています。

続いて時間を答えるときの言い方は、4つのケースに分けて見ていきましょう。
 

ケース① 0分(ぴったり)の場合

Kello on 9.(9時です)
*kello「時計」

これは簡単ですね。なおフィンランド語で9は yhdeksän(ユフデクサン)と読みます。
 

ケース② 1分〜29分の場合

Kello on 15 minuuttia yli 9(9時15分です)
*minuuttia(分)、yli(過ぎて)

このケースは「時計は9時を15分過ぎている」という言い方をします。

日本語の「9時15分過ぎ」という表現に似ていますし、とっさに言うのもそんなに難しくはないでしょう。15は viisitoista(ヴィーシトイスタ)と読みます。
 

ケース③ 30分(ぴったり)の場合

Kello on puoli 10(9時30分です)
*puoli(半分)

このケースは「時計は10時の半分です」という言い方をします。

9時30分なのに、9という数字がどこにも出てこないので、慣れないうちはわかりにくいかもしれません。10は kymmenen(キュンメネン)と読みます。
 

ケース④ 31分〜59分の場合

Kello on 15 minuuttia vaille 10.(9時45分です)
*minuuttia(分)、vaille(足りない)

このケースは「時計は10時に15分足りない」という言い方をします。

ケース②と同様、日本語の「10時15分前」という表現に似ています。ただし日本語ではいつでも「◯分前」と言う訳ではありませんよね。

10時に何らかのイベントがあり、その時間を意識している場合には「10時15分前」という言い方をしますが、ふつうに時間を伝える場合には単に「9時45分」と言うことの方が多いのではないでしょうか。

よって、とっさに言えるようになるにはそれなりの練習が必要だと思います。
 

まとめ

そんな訳でフィンランド語の時間の言い方では、時計を4つのゾーンに分けて区別します。

同じ時計の文字盤を見ているのに、言語によって時間の言い方が変わってくるというのは、とてもおもしろい現象ですね。

似ているようで似ていない。それだけにすらすらと言えるようになるためには、たくさんの練習が必要なのでしょう。


「複合語」と「分かち書き」の比較について

photo credit: Corey Templeton via photopin cc

フィンランド語では2つ以上の単語を組み合わせて長い単語をつくることがあり、これを「複合語」と呼んでいます。例えば次の例を見てみましょう。

puisto(公園)
katu(通り)
puisto + katu ⇒ puistokatu(公園通り)

こんなとき、puisto katu と分けて書いてもよさそうに思いますが、フィンランド語では puistokatu とつなげて書きます。

数字をアルファベットで書くときにも、どんどんつなげていきます。

seitsemän(7)
kymmenen(10)
seitsemän + kymmenen + seitsemän ⇒ seitsemänkymmentäseitsemän(77)

英語であれば seventy seven と分けて書くため、ぱっと見たときに構成要素がわかりやすいのですが、フィンランド語ではどこに切れ目があるのか見極めるのが大変です。

これは外国語としてフィンランド語を学ぶ人にとっては、難しい仕組みだと思っていたのですが、よく考えてみると日本語では複合語だけでなく文全体をつなげて書くんですよね。(もちろん読点は入りますが。)

上記の「公園通り」にしても、外国語として日本語を学んでいる人から見れば「公園通り」で一語なのか、それとも複合語なのか、複合語だとしたら「公+園通り」「公園+通り」「公園通+り」のどこで切れるのか、語彙の知識をもとに判断しなければなりません。

一方 それ を 避ける ため 文 を 分けて 書け ば この ように なり ます。

これは読みにくい!と思ってしまうのだから、ずいぶんわがままなものです。

日本語でも、小学1年生の教科書などでは、上記のようないわゆる「分かち書き」がされていますが、すぐにつなげて書くようになります。

複合語レベルでも区切りがわからなくなることがあるのに、日本語を外国語として学んでいる人はいったいどうやって文から単語を取り出しているのでしょうか?

これは全く想像ができません。「漢字」と「かな」の配列が一つのヒントになるのでしょうが、漢字はそもそも初心者には読みこなせないという問題もあります。

とはいえ、こんなふうにすべてかなでかいてあるぶんしょうをよもうとしたら、くぎりがわかりにくくなるので、それはそれでたいへんなろうりょくになってしまいます。

このあたりのことを考えると、外国語として日本語を学ぶというのは本当に大変なことではないでしょうか。


フィンランド語学習記 vol.33 − 果物の名前とポンカンのはなし

photo credit: giest via photopin cc

冬は柑橘類のおいしい季節。最近はすっかり「ポンカン」にはまってしまい、毎日のように食べています。

普通のみかんも好きなのですが、仕事帰りなど疲れて帰ってきたときには、酸味の少ないポンカンに癒されることが多いです。

Wikipedia によると、ポンカンの名前はインドの地名プーナ(poona)に由来するとのこと。インド原産の果物なのですね。

そんな訳で(?)、今回はフィンランド語の果物の名前をまとめてみましょう。

banaani バナナ
omena りんご
päärynä なし
mansikka いちご
greippi グレープフルーツ
sitruuna レモン
appelsiini オレンジ
vadelma ラズベリー
viinirypäle ぶどう
luumu プラム
meloni メロン
ananas パイナップル

 
以前のエントリーで、フィンランド語の[i]で終わる単語には外来語が多いという話を紹介しました。

[i]で終わる単語はどこから来るのか − フィンランド語と英語の場合 | Fragments

果物の名前でも、英語に似ているものは、やはり[i]で終わっていますね。

それでは「ポンカン」はフィンランド語で何と言うのでしょう? そんな単語は手持ちの辞書や参考書にはのっていません。

英語経由なら見つかるだろうと思い、複数の和英辞書を引いてみたところ、tangerine が日本のポンカンに近いのではないかとの結論に至りました。

tangerine は色(↓)の名前にもなっていますね。

次に tangerine をフィン・英辞書で検索してみると、mandariini, tangeriini という二つの単語が出てきます。

再度、Wikipedia で「マンダリン」と「タンジェリン」の違いを調べると、果皮の色が黄色〜橙色のものをマンダリン、橙色〜赤色のものをタンジェリンと呼ぶのだとか。

だとすれば、ポンカンに一番近いフィンランド語は tangeriini ということになるのでしょうか?

いずれにしても、ポンカンの季節はあと少し。今のうちにありがたくいただいておきましょう。


フィンランド語学習記 vol.32 − 母音のはなし

photo credit: Daniele Zanni via photopin cc

日本語の母音は「ア、イ、ウ、エ、オ」の5つですが、フィンランド語の母音は全部で8つ。

大きく次の3つのグループに分けられます。

a, o, u
i, e
ä, ö, y

 
このうち、①の音と③の音は一つの単語の中に同居することができません。つまり、takö のような単語はつくることができないということですね。(複合語は除く)

そのため、例えば「〜の上に」を表す格語尾[-lla/-llä]を使って文をつくる場合、語幹に使われている母音をよく見て[-lla]と[-llä]のどちらを使うのか決定しなければなりません。次の例を見てみましょう。

tuoli(イス)
⇒ Tuolilla on kissa.(イスの上にねこがいます)
pöytä(テーブル)
⇒ Pöydällä on kissa.(テーブルの上にねこがいます)

①〜③の中で、日本人にとって発音が難しいのはやはり③でしょうか。『フィンランド語文法ハンドブック』では、次のように発音の説明がされています。

y は唇を丸めて i[イ]を発音します。y はフィンランド語では母音を表わしますので注意してください。同じように、ö は唇を丸めて e[エ]を発音する音です。ä は e[エ]の口の形で a[ア]を発音します。

P9

私にとっては[y]と[ö]の「唇を丸める音」がなかなか難しく、どうもあいまいな発音でごまかしているような感じがあります。

また上の引用にもあるとおり[y]には母音というイメージがないので、次のような単語が出てくると、瞬間的に音が浮かばず、ぎょっとしてしまうこともあります。

kylpy 入浴
kysymys 質問
ystävyys 友情

 
とはいえ、このような英語ではありえないつづりに出会えるとちょっと嬉しくなってしまうこともまた事実。

せっかく新しい言葉を学習しているのだから何よりも「違い」を楽しんでいきたいものです。


フィンランド語学習記 vol.31 − 動詞の活用をほんの少し

フィンランド語教室15週目のレポート。

前回までの授業で扱った表現をもとに、瞬間フィン作文(?)の練習をしていきます。

すなわち、先生が出したテーマに基づいて、瞬間的にフィンランド語の文章を言ってみたり、隣の人に質問をしたりします。

例えば「リーサは今どこの国にいますか?って言ってみて」と言われて、

Missä maassa Liisa on nyt?

と言ってみたり、「隣の人に、あなたは東京に住んでいますか?って聞いてみて」と言われて、

Asutko sinä Tokiossa?

と聞いてみたりします。

これをたくさんやると、それなりにぐったりしてくるので、ほどよい負荷がかかっているのでしょう。

作文はノートに書くものという先入観がありますが、この瞬間フィン作文もなかなかよい練習になっていると思います。

さて、今回の授業では asua(住む)という動詞が導入されていましたので、簡単にまとめておきましょう。

asua はいわゆる辞書形ですので、実際の文章では次のように活用します。

一人称単数 asun 一人称複数 asumme
二人称単数 asut 二人称複数 asutte
三人称単数 asuu 三人称複数 asuvat

 
文章の中に入れてみると、こんな感じ。

Minä asun Tokiossa.(私は東京に住んでいます)
Sinä asut Tokiossa.(あなたは東京に住んでいます)
Hän asuu Tokiossa.(彼/彼女は東京に住んでいます)
Me asumme Tokiossa.(私たちは東京に住んでいます)
Te asutte Tokiossa.(あなたたちは東京に住んでいます)
He asuvat Tokiossa.(彼ら/彼女らは東京に住んでいます)

『フィンランド語文法ハンドブック』によると、フィンランド語の動詞は語幹の求め方によって6つのタイプに分かれ、asua はタイプ1に分類されるとのこと。

ただしどのタイプでも人称語尾(太字部分)の形はそれほど変わらないようですし、名詞/形容詞の格変化に比べればいくぶん覚えやすいでしょうか。

とはいえ、この6種類がさらに過去形になったり、完了形になったりする訳なので、実はそう簡単な話ではありません。

6種類の人称変化を学んだといっても、英語で言えば[play – plays][study – studies]の変化を学んだだけで、[write – wrote – written]の変化には全く踏み込んでいないのでした。だとすると、この先にはまだまだ深い森があるのでしょう。


cialis viagra online accutane