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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.347 − yksiö, kaksio, kolmio

Asunto, jossa on yksi huone, on yksiö.(一部屋の住居は yksiö です。)

Asunto, jossa on kaksi huonetta, on kaksio.(二部屋の住居は kaksio です。)

Asunto, jossa on kolme huonetta, on kolmio.(三部屋の住居は kolmio です。)

『suomea suomeksi 2』P.12

この yksiö, kaksio, kolmio は、フィンランド語で「1、2、3」を意味する yksi, kaksi, kolme から派生した単語。

ぴったりの日本語訳を見つけるのはなかなか難しいのですが、Wiktionary の英訳では single-room apartment, two-room apartment, three-room apartment となっていました。

なお three-room apartment を意味する kolmio は「三角形」という意味でも使われます。

部屋数と図形を同じ単語で表すというのは、ちょっと面白い仕組み。

フィン
yksiö 一部屋の住居
kaksio 二部屋の住居
kolmio 三部屋の住居 三角形
neliö 四部屋の住居 正方形

 

もっと部屋数の多い住居もあるのでしょうが、とりあえず neliö くらいまで覚えておけば大丈夫なのかなと思います。

フィンランド語学習記 vol.346 − 2冊目始まり

photo credit: Champagne via photopin (license)

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フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi』の2冊目はちょっとした読み物(lukuteksti)から始まります。

− Hei! Mutta kuinka sinä olet tässä bussissa?(やあ! でもなぜあなたがこのバスにいるんですか?)

Sinähän asut Lauttasaaressa. (あなたはラウッタサーリに住んでいますよね。)

Tämä bussi menee Rajamäkeen.(このバスはラヤマキへ行きます。)

Mistä sinä olet tulossa ja minne sinä olet menossa?(あなたはどこから来て、どこへ行くところなんですか?)

ちょっと面白い表現だなあと思ったのは最後の一文。

一語ずつ英訳をすると次のようになります。

フィン Mistä sinä olet tulossa
From where you are coming

 

フィン ja minne sinä olet menossa ?
and to where you are going ?

 

あなたはどこから来て、どこへ行くところなんですか?

何だか哲学的な問いを投げかけられているようで、ちょっと立ち止まって考えてしまいました。

私たちは語学に取り組むことで、いったいどこへ行こうとしているのでしょう?

フィンランド語学習記 vol.345 − 1冊目終わり

フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi』もようやく1冊目が終了。

目次を見ながらこれまでに習った文法項目を振り返ってみました。

 

格変化

格変化については「主格、属格、対格、分格、内格、出格、入格、接格、離格、向格、変格、様格」の12の格について、単数・複数の形を扱いました。

単数 複数
主格 〜は/が kukka kukat
属格 〜の kukan kukkien
対格 〜を kukan kukat
分格 〜を kukkaa kukkia
内格 〜の中で/に kukassa kukissa
出格 〜の中から kukasta kukista
入格 〜の中へ kukkaan kukkiin
接格 〜の表面で/に kukalla kukilla
離格 〜の表面から kukalta kukilta
向格 〜の表面へ kukalle kukille
変格 〜に(なる) kukaksi kukiksi
様格 〜として kukkana kukkina
具格 〜を使って kukin
共格 〜と共に kukkine
欠格 〜なしで kukatta kukitta

 

残りの「具格・共格・欠格」は主に書き言葉で使われる格とのこと。

まずは○の付いている12の格をしっかり押さえておきたいと思います。

 

動詞

動詞については、タイプ1〜5の動詞を扱いました。

タイプ1 2つの母音で終わる動詞
タイプ2 [dA]で終わる動詞
タイプ3 [lA, nA, rA, stA]で終わる動詞
タイプ4 [AtA, OtA, utA]で終わる動詞
タイプ5 [itA]で終わる動詞
タイプ6 [etA]で終わる動詞

 

タイプ6だけはまだ出てきていません。あまり使用頻度が高くないのでしょうか?

また動詞の活用としては、現在・過去・完了形を扱いました。

puhua(話す)
[現在語幹]puhu
[過去語幹]puhui

現在 過去
minä puhun puhuin
sinä puhut puhuit
hän puhuu puhui
me puhumme puhuimme
te puhutte puhuitte
he puhuvat puhuivat

 

現在完了 過去完了
minä olen puhunut olin puhunut
sinä olet puhunut olit puhunut
hän on puhunut oli puhunut
me olemme puhuneet olimme puhuneet
te olette puhuneet olitte puhuneet
he ovat puhuneet olivat puhuneet

さらに第3不定詞、動名詞(第4不定詞)の形も。

第3不定詞内格 〜している途中で puhumassa
第3不定詞出格 〜してから puhumasta
第3不定詞入格 〜しに puhumaan
第3不定詞接格 〜することによって puhumalla
第3不定詞欠格 〜せずに puhumatta
動名詞主格 〜すること puhuminen

 

文型

文型としては、所有文・存在文・命令文といった文も扱いました。

所有文 Minulla on kissa.(私は猫を飼っています。)
存在文 Pöydällä on kirja.(テーブルの上に本がある。)
命令文 Nuku.(寝なさい。)
Älä nuku.(寝るな。)

 

これから

考えてみると、比較級と最上級・受動形・分詞構文など未習の文法事項はまだまだたくさんあります。

そのあたりは来たるべき2冊目のテキストで扱っていくことになるのでしょう。

新しい世界を楽しみに、コツコツ復習も進めていきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.344 − 過去語幹[si]の単語たち

昨日のエントリーで、過去語幹を求めたときに[ti]が[si]に変化する動詞を取り上げました。

フィンランド語学習記 vol.343 − 過去形のおさらい

今まで習った中にこのパターンの動詞はいくつあったかな?と思い、数えてみたら全部で5つありました。せっかくなので、ここにまとめておきたいと思います。

 

lentää(飛ぶ)
[現在語幹]lentä
[過去語幹]lensi

現在 過去
minä lennän lensin
sinä lennät lensit
hän lentää lensi
me lennämme lensimme
te lennätte lensitte
he lentävät lensivät

現在形は[nt]←→[nn]の kpt 変化を伴いますが、過去形はシンプルです。

 

löytää(見つける)
[現在語幹]löytä
[過去語幹]löysi

現在 過去
minä löydän löysin
sinä löydät löysit
hän löytää löysi
me löydämme löysimme
te löydätte löysitte
he löytävät löysivät

これも現在形は[t]←→[d]の kpt 変化を伴いますが、過去形はシンプル。

 

tietää(知っている)
[現在語幹]tietä
[過去語幹]tiesi

現在 過去
minä tiedän tiesin
sinä tiedät tiesit
hän tietää tiesi
me tiedämme tiesimme
te tiedätte tiesitte
he tietävät tiesivät

tietää はとてもよく使う動詞。ということもあり、何となく tiedän, tiesin という形は頭に入っています。

 

tuntea(知っている)
[現在語幹]tunte
[過去語幹]tunsi

現在 過去
minä tunnen tunsin
sinä tunnet tunsit
hän tuntee tunsi
me tunnemme tunsimme
te tunnette tunsitte
he tuntevät tunsivät

フィンランド語の二つの「知っている(=tietää, tuntea)」がどちらも同じ変化をするというのは、わかりやすいですね。

 

ymmärtää(理解する)
[現在語幹]ymmärtä
[過去語幹]ymmärsi

現在 過去
minä ymmärrän ymmärsin
sinä ymmärrät ymmärsit
hän ymmärtää ymmärsi
me ymmärrämme ymmärsimme
te ymmärrätte ymmärsitte
he ymmärtävät ymmärsivät

こんな単語もありました。注意していないと、うっかり minä ymmärdän, minä ymmärdin のような形を作ってしまいそうです。

 

探せばまだまだありそうですが、手持ちの動詞のプリントにのっていた過去語幹[si]の単語はこの5つ。

これらの過去形を作るときには0.5秒くらいで[si]の形が出てくるようにしたいものです。

フィンランド語学習記 vol.343 − 過去形のおさらい

語学というのは、一つのことを覚えれば一つのことを忘れるという感じでまさに一進一退。

以前のフィンランド語教室で久しぶりに動詞の過去形を作ってみたら、かなり忘れている!ということに気が付きました。

ということもあり、今回はタイプ1の動詞の辞書形から過去語幹を作るまでの手順を再確認してみたいと思います。

 

puhua(話す)

動詞のタイプをチェック 二つの母音で終わっているのでタイプ1
末尾の[a]を外す puhu
過去形の印[i]を置く puhui
[i]の前の母音をチェック [u]
母音交替のルールを確認 [o][ö][u][y]のときは母音の変化なし
できあがり puhui ☆

末尾の[a]を外して、過去形の印[i]を置くだけ。一番簡単なパターンですね。

 

laulaa(歌う)

動詞のタイプをチェック 二つの母音で終わっているのでタイプ1
末尾の[a]を外す laula
過去形の印[i]を置く laulai
[i]の前の母音をチェック [a]
母音交替のルールを確認 [a]のときは単語の最初の母音をチェック
→[a]
[a]のときは最後の[a]が[o]に変わる
できあがり lauloi ☆

この[a]が[o]に変わるというパターンも比較的よく出てくるように思います。

*ただし三音節以上の単語では最後の[a]が消えるので要注意。

 

ostaa(買う)

動詞のタイプをチェック 二つの母音で終わっているのでタイプ1
末尾の[a]を外す osta
過去形の印[i]を置く ostai
[i]の前の母音をチェック [a]
母音交替のルールを確認 [a]のときは単語の最初の母音をチェック
→[o]
[o][u]のときは最後の[a]が消える
できあがり osti ☆

自分の場合はこれをつい ostoi としてしまいがち。 ostoi という響きに違和感を感じられるようになったらよいのですが。

 

lukea(読む)

動詞のタイプをチェック 二つの母音で終わっているのでタイプ1
末尾の[a]を外す luke
過去形の印[i]を置く lukei
[i]の前の母音をチェック [e]
母音交替のルールを確認 [ä][e][i]のときはその母音が消える
できあがり luki / lui ☆

[e]と[i]が消えるのはわかりやすいのですが、[ä]はさきほどの[a]と区別するのが難しいですね。

 

lentää(飛ぶ)

動詞のタイプをチェック 二つの母音で終わっているのでタイプ1
末尾の[a]を外す lentä
過去形の印[i]を置く lentäi
[i]の前の母音をチェック [ä]
母音交替のルールを確認 [ä][e][i]のときはその母音が消える
できあがり lenti
と思いきや 過去語幹の[ti]は[si]に変化する
本当のできあがり lensi ☆

このパターンは要注意。よく使う単語としては tietää、tuntea の二つの「知っている」を押さえておけばよいでしょう。

以上、改めてタイプ1の動詞の辞書形から過去語幹を作る手順をおさらいしてみました。

フィンランド語の動詞の8割はタイプ1ということですので、まずはこれらの形を瞬間的に作れるよう練習したいと思います!

フィンランド語学習記 vol.342 − おばさんは運転する

フィンランド語のような比較的マイナーな言語を学んでいると、どうしても手持ちの辞書にはのっていない単語に遭遇することがよくあります。

そんなときの心強い味方がオンライン辞書の「Wiktionary」。

フィンランド語の語彙もとても充実していて、よく利用させてもらっています。

この Wiktionary の面白いところは、あらゆる言語を横断的に検索できるということ。

例えば、先日 ajaa という単語を調べたところ、次のような検索結果が出てきました。

Finnish

Verb

ajaa

  1. (transitive) to drive, ride, travel in a vehicle, transport in a car

Greenlandic

Noun

ajaa

  1. maternal aunt

フィンランド語では ajaa は「運転する」の意味ですが、グリーンランド語では「母方のおば」を意味するとのこと。

それが何か?と言われると困ってしまうのですが、こういうおまけの知識が付いてくると何だか当たりくじを引いたような嬉しい気持ちになります。

ただこれ以来 ajaa という単語を見ると、ついついおばさんが運転している絵を想像してしまうのはちょっとどうかと思うのですが。。。

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