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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.293 − どこへ行きますか?/どこへ行くところですか?

15051801

例えば、明日は久しぶりの休日。「遊ぶぞー」と張り切っている同僚にこんな一言。

Mihin sinä menet?(どこへ行きますか?)
*mihin(どこへ)、mennä(行く)

一方、その休日に駅でばったりと会った友人にこんな一言。

Mihin sinä olet menossa?(どこへ行くところですか?)
*meno(行き)

この二つの表現、微妙に使い方が異なっています。

上の文は、これからどこかへ行く人に使う表現。下の文は今どこかへ向かっている人に使う表現なのだそう。

上の文の menet は「行く」を意味する動詞 mennä の二人称単数形。

[辞書形]mennä
[二人称単数形]menet

下の文の menossa は「行き」を意味する名詞 meno の内格の形。

[主格]meno
[内格]menossa

これらの文は、英訳すればどちらも Where are you going? で表わすところ。

英語の進行形[-ing]というのは、未来のことも、現在進行中のことも両方表わすことができます。

そのことに慣れていると、ちょっと盲点になってしまう表現かもしれません。

フィンランド語学習記 vol.292 − onnistua

フィンランド語で「成功する」は onnistua(オンニストゥア)。

英語の succeed に当たる動詞です。

ただこの動詞は語法がなかなか難しい感じ。

フィンランド語の語法書『Tarkista Tästä』を調べてみると、三種類の構文がのっていました。

ONNISTUA(verbi, intransit)

onnistua + N ine Onnistuin tentissä.
N nom + onnistua + V -mAAn Minä onnistuin saamaan liput.
N gem + onnistuu + V 1. inf Minun onnistui saada liput

 

『Tarkista Tästä』P.94

以下に一つずつ見ていきたいと思います。

 

1)onnistua + 内格[-ssA]

一つ目の構文は onnistua の後に名詞の内格[-ssA]を置く形。

Onnistuin tentissä.(私は試験に合格した。)
*tentti(テスト)

tentissä は「テスト」を意味する tentti の内格[-ssA]の形。

[主格]tentti
[内格]tentissä

これはシンプルな構文ですね。

 

2)主格 + onnistua + 第3不定詞入格[-mAAn]

二つ目の構文は onnistua の後に動詞の第3不定詞入格[-mAAn]を置く形。

Minä onnistuin saamaan liput.(私はチケットを取ることができた。)
*saada(得る)、lippu(切符、チケット)

saamaan は「得る」を意味する saada の第3不定詞入格[-mAAn]の形。

[辞書形]saada
[第3不定詞入格]saamaan

第3不定詞については、こちらの記事にまとめてあります。
[参考]フィンランド語学習記 vol.199 − 第3不定詞とは?

 

3)属格 + onnistuu + 不定詞

三つ目の構文は、以下の三つのルールから成っています。

  1. 主語は属格になる。
  2. 動詞は三人称単数形になる。(現在:onnistuu/過去:onnistui)
  3. onnistuu/onnistui の後に動詞の不定詞を置く。
Minun onnistui saada liput.(私はチケットを取ることができた。)

これはやや複雑な構文ですね。

 

まとめ

以上、今回は onnistua を使った三種類の構文をまとめてみました。

もう一度、各構文の形をおさらいしておきましょう。

Onnistuin tentissä.(私は試験に合格した。)
Minä onnistuin saamaan liput.(私はチケットを取ることができた。)
Minun onnistui saada liput.(私はチケットを取ることができた。)

動詞とその意味を一対一対応で覚えるだけでなく、構文を覚えることで、文単位でのアウトプットができるようになりたいものです。

フィンランド語学習記 vol.291 − kannattaa を使った文

先日のフィンランド語教室で、kannattaa という動詞の使い方を習いました。

ちょっと変わった動詞なので、ここにメモしておきたいと思います。

授業で扱ったのは、こんな例文。

Sinun kannattaa ostaa sanakirja.(あなたは辞書を買ったほうがよい。)
*ostaa(買う)、sanakirja(辞書)

ここでは主語の sinun が属格の形になっています。

[主格]sinä(あなたは)
[属格]sinun(あなたの)

「属格+kannattaa+不定詞」の形で「〜したほうがよい」という意味を表します。

主語のほかに、もう一つ気を付けなければならないのは、目的語が主格の形(sanakirja)であること。

以前に習ったルールでは、一つ二つと数えられる名詞(可算名詞)の目的語というのは対格の形(sanakirjan)にしていました。

[対格目的語]Minä ostan sanakirjan.(私は辞書を買う。)
[主格目的語]Sinun kannattaa ostaa sanakirja.(あなたは辞書を買ったほうがよい。)

kannattaa を使った文では、このように目的語が主格の形になります。

振り返ってみると、この形は以前に扱った täytyy 構文(〜しなければならない)と同じ。

Minun täytyy ostaa sanakirja(私は辞書を買わなければならない。)

[参考]フィンランド語学習記 vol.224 − täytyy を使った文

こういった構文は他にもあるのでしょうか?

それはわかりませんが、今のところは täytyy と kannattaa を使った文をセットで覚えておきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.290 − 過去形と現在完了形

まずは穴埋め問題を三つ。

  1. Minä                                suomea eilen.(昨日、私はフィンランド語を勉強しました。)
  2. Minä                                suomea eilen.(昨日、私はフィンランド語を勉強しませんでした。)
  3. Minä                                suomea kaksi vuotta.(私は2年間フィンランド語を勉強しています。)

*opiskella(勉強する)

1・2は過去形、3は現在完了形の文です。

正解はこちら。

  1. Minä  opiskelin  suomea eilen.(昨日、私はフィンランド語を勉強しました。)
  2. Minä  en opiskellut  suomea eilen.(昨日、私はフィンランド語を勉強しませんでした。)
  3. Minä  olen opiskellut  suomea kaksi vuotta.(私は2年間フィンランド語を勉強しています。)

それぞれの内容は次のとおり。

  1. 過去形の肯定文 = 動詞の過去形
  2. 過去形の否定文 = 否定動詞(en, et, ei, emme, ette, eivät)+過去分詞
  3. 現在完了形の肯定文 = olla(olen, olet, on, olemme, olette, ovat)+過去分詞

フィンランド語の特徴は2の過去形の否定文で過去分詞を使うこと。

これが3の現在完了形の文と混ざって出てくると、どうしても混乱してしまいます。

前回のフィンランド語教室ではまず次の8つの形をきちんと押さえようという話が出ていました。

opiskella(勉強する)
[現在語幹]opiskele
[過去語幹]opiskeli
*以下は一人称単数(minä)の変化

肯定 否定
現在形 opiskelen en opiskele
過去形 opiskelin en opiskellut
現在完了形 olen opiskellut en ole opiskellut
過去完了形 olin opiskellut en ollut opiskellut

当面の目標は opiskella という動詞の辞書形から、opiskelin(過去形・肯定)、en opiskellut(過去形・否定)、olen opiskellut(現在完了形・肯定)の三つの形をぱっと作ることなのですが、これがなかなか難しい。

先日はそのあたりの反射神経を養うため『フィンランド語トレーニングブック』の Kappale 55「過去形・否定」、Kappale 56「現在完了形」あたりをせっせと解いていました。

これを素早く作れるようになると基礎の作文はかなり楽になりそうなので、もうひと頑張りしてみたいと思います。

 

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フィンランド語学習記 vol.289 − ストライプ/チェック

前回のフィンランド語教室でちょっと面白い単語が出てきたのでメモしておきます。

フィン
raidallinen striped ストライプの
ruudullinen checked
checkered
チェックの

 

フィンランド語で「ストライプの」は raidallinen(ライダッリネン)。

「縞」を意味する raita という単語から派生したのだそう。

またフィンランド語で「チェックの」は ruudullinen(ルードゥッリネン)。

こちらは「四角」を意味する ruutu という単語から派生したのだそう。

「ストライプ/チェック」など、この手の図柄を伴う単語はGoogle画像検索をしてみると、イメージをよりよく理解することができます。

raidallinen(←クリック)

ruudullinen(←クリック)

さすがフィンランド? 素敵な洋服がたくさん出てきました。

これはいい、というものはあったでしょうか?

フィンランド語学習記 vol.288 − いつものこと

フィンランド語で「慣れる」は tottua(トットゥア)。

後ろに動詞の第3不定詞入格[-mAAn]を伴うと、「いつも〜する」という意味になります。

フィンランド語教室で使っているテキスト『suomea suomeksi』には次のような文が出てきました。

Minä olen aina tottunut polttamaan yhden savukkeen kahvin jälkeen.
(私はコーヒーの後にいつもタバコを一本吸います。)

polttaa は「(タバコ)を吸う」の意味なので、tottua polttamaan で「いつも(タバコ)を吸う」の意味に。

*例文では tottua が olen tottunut と現在完了形になっています。

フィンランド語の語法書『Tarkista Tästä』を調べてみると、この形も出ていました。

TOTTUA(verbi, intransit)

tottua + V -mAAn Olen tottunut nousemaan joka aamu kello 6.
Totuin polttamaan tupakkaa armeijassa

 

『Tarkista Tästä』P.137

例文を自分なりに訳してみると、次のように。

Olen tottunut nousemaan joka aamu kello 6.(私は毎朝いつも6時に起きます。)
Totuin polttamaan tupakkaa armeijassa.(私は軍隊ではいつもタバコを吸っていました。)

冒頭の例文に続いて、再びタバコの例文が出てきました。

フィンランドでは、習慣と言ったらタバコなのでしょうか? おそらくそんなことはないはずですが。。。

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