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とりどり

ニュージーランドの国旗をめぐって

New Zealand has voted to retain its existing national flag in an historic referendum.

(ニュージーランドは歴史的に重要な国民投票において、現行の国旗を維持することを決めた。)

The referendum, the second and final in the $26 million process, closed at 7pm on Thursday, and the preliminary results released that night show voters prefer the status quo.

(国民投票は、第二回と最終回において2,600万ドルを費やし、木曜の午後7時に締め切られた。そしてその夜、発表された中間集計によれば投票者は現状維持を支持した。)

Radio New Zealand − NZ flag results: Current flag to stay

ニュージーランドで現行の国旗を変更するかどうかを決めるための国民投票が行われ、新国旗案への変更賛成43.2%、反対56.6%で現行の国旗を引き続き使用することが決まったというニュースがありました。

個人的には新国旗のデザインもいいなと思っていたので、少しばかり残念な気も。

新国旗案
43.2%
現在の国旗
56.6%
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ただ変更賛成派が語る「ユニオンジャックは植民地時代の名残である」「オーストラリアの国旗と似ていて紛らわしい」などの理由に合理性はあるとしても、やはり国民の心情としては国旗のように歴史のあるものを変更するには一大決心が必要だったのだと思います。

新国旗案を公募し始めた頃から気になって追いかけていた話題だったので、長いお祭りが終わったような感じです。ニュージーランドの人にとっては尚更そのような気持ちかもしれません。

オアシスまで20,000マイル

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音楽は日々の生活に欠かせないものの一つ。

。。。と思ってはいるのですが、仕事が忙しいときには、新しい音楽を開拓しようという気持ちも薄れてしまいます。

そんなときには学生時代に好きだった音楽を聴き直して、エネルギーをもらうようにしています。

最近聴き直しているのが、2011年に解散したアメリカのロックバンド R.E.M. の『Out of Time』というアルバム。

その中でも特に好きなのが「Texarkana」という疾走感のある曲。

昔は歌詞の内容を追いかけたりしていなかったのですが、改めて聴いてみるとこんな出だしでした。

20,000 miles to an oasis

20,000 years will I burn

20,000 chances I’ve wasted

Waiting for the moment to turn

1マイルは約1.6km なので、20,000マイルというのは約32,000km。

オアシスまで32,000kmというのは遠いようでもあり、近いようでもあり。

なお曲名の Texarkana(テクサーカナ)というのはアメリカのテキサス州とアーカンソー州の州境に位置する町の名前。

学生時代、車でアメリカを回ったときに、この町を通ったことがあります。そのときに「あ、Texarkana というのは町の名前だったんだ」と思ったのを覚えています。

Texarkana には夜遅くに着いて、どこかの駐車場で車中泊をして、次の日にはすぐに出発してしまったので、結局町を回ることはありませんでした。

この曲はそんな旅の記憶につながっていることもあり、聴いていると様々な感情が湧いてきます。

ただ歌詞の中には一度も Texarkana という単語が出てこないので、なぜこの曲のタイトルが Texarkana なのかは未だにわかりません。

この Texarkana というのは本当にあのとき立ち寄った町なのか? あるいは20,000マイル先にある未踏のオアシスの名前なのか?

そんなことをつらつらと考えている間に日曜も終わり、また新しい週がやってきます。

愚行権について

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ぐこう【愚行】

おろかしい行い。ばかげた行為。

「広辞苑 第五版」

例えば、私が今すぐに仕事を辞めてプロのピアニストを目指すと言ったら、友人や家族は「えっ?」と思うでしょうし、反対して止めようとする人もいるでしょう。

それはそれで私のことを思ってくれた結果なので、一つのアドバイスとしてありがたく受け止めます。

しかしそれでもなお私にはピアニストを目指すという権利があります。

そんな風に周囲から見てどんなに無謀なこと、馬鹿げたことであっても、他者の不利益にならない限り、それを遂行する権利のことを「愚行権」と呼びます。

ただしその先にどのような未来が待っていたとしても、結果に対する責任は自分で負わなければなりません。

それを踏まえた上であれば、人は誰でも愚かなことを行う権利があるはずです。

最近気付いたことは、私がこれまで生きてきて親しくなることができた人というのは意識的であれ、無意識的であれ、人の愚行権を認めているということ。

今の世の中は、みなが賢く、人に批判されないように振る舞うことに慣れてしまっているようで何だか物足りない感じがしませんか?

ストッパーを外して、もっと自由に愚かなことをしてもよいと思うのですが、いかがでしょう?

バイバイン

突然ですが、2の累乗っていくつくらいまで暗算をすることができますか?

2の累乗というのは、

  • 2×2=4
  • 2×2×2=8
  • 2×2×2×2=16

というように、2をどんどん掛け合わせていく計算のこと。

21 2
22 4
23 8
24 16
25 32
26 64
27 128
28 256
29 512
210 1024
211 2048
212 4096
213 8192
214 16384
215 32768

 

暗算だと、だいたいこのあたりが限界でしょうか。

この累乗の爆発力というものを、子どもの頃の私が強く意識するきっかけになったのが、ドラえもんの「バイバイン」というお話でした。

話の冒頭、のび太が一つの栗まんじゅうを前に悩んでいます。

「栗まんじゅうを食べたいが、食べればなくなってしまう。食べても、なくならないようにできないものか。」

そこでドラえもんが出してきたのが「バイバイン」という薬。これをかけると栗まんじゅうが5分ごとに2倍になるというのです。

喜ぶのび太。しかしドラえもんは栗まんじゅうを絶対に残さないようにと警告します。1→2→4→8という最初の増え方を見ている限りは問題なさそうなのですが。。。

結局、のび太は増えすぎて食べきれなくなった栗まんじゅうをゴミ箱に捨ててしまいました。

そのことを知って慌てるドラえもん。ゴミ箱を見ると、既に栗まんじゅうで溢れかえっています。

このままだと地球が栗まんじゅうで埋め尽くされてしまう!というので、最後は栗まんじゅうをロケットで宇宙に飛ばしてしまうというオチでした。

累乗というのは、最初はゆるやかに見えても途中からはびっくりするような速度で数が増えていきます。

5分ごとに2倍になる栗まんじゅうの増え方を計算してみると、

212(1時間後) 4096
224(2時間後) 16777216
236(3時間後) 68719476736
248(4時間後) 281474976710656
260(5時間後) 1152921504606846976
272(6時間後) 4722366482869645213696

 

1時間後に4096個だった栗まんじゅうは、2時間後には1677万を超え、3時間後には687億を超えてしまいます。

恐るべし、累乗の力。

それにしても宇宙に飛ばされた栗まんじゅうはいったいどうなったのでしょう?

ルーティーンを丁寧に

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仕事であれ、家のことであれ、日々生活をしていると忙しさの波のようなものがどっと押し寄せてくることがあります。

あまりにも忙しいときというのは、やらなければならないことの多さに気持ちばかり焦ってしまい、からまわりしてしまいがち。

一つ一つこなしていけばよいとわかってはいるものの、気持ちが上の空になってしまったり、先々のことを考えてしまったり、どうにも落ち着くことができません。

そんなときにおすすめなのが日常のルーティーンをいつもより丁寧に行うこと。

例えば、洗濯物の一枚一枚をいつもより丁寧に干す、一杯のコーヒーをいつもより丁寧に淹れる、寝る前のストレッチをいつもより丁寧に行う、などなど。

どんなことでもよいので、ただ目の前にあるものに心を尽くす。そうしていると、やがて心がふっと軽くなり、何でもやってやろう!という気持ちになるから不思議なもの。

これがいったいどういう心の働きなのかはよくわからないのですが、経験則からルーティーンを丁寧に行うことには、一種の禅的な力があるように感じることもあります。

この頃、忙しいなあ、こんがらがっているなあとお悩みの人はぜひ試してみてください。

亜麻色ってどんな色?

photo credit:  via photopin (license)

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ある日のこと、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を聞きながら、亜麻色というのはどんな色なのだろう?とふと疑問に思いました。

あま【亜麻】

北海道で栽培する一年草。夏、紫青色の小さい花を開く。繊維から糸 ・織物を作り、種から亜麻仁油(アマニユ)をとる。〔アマ科〕

「新明解国語辞典 第七版」

あまいろ【亜麻色】

黄色みを帯びた褐色。「ーの髪」

「新明解国語辞典 第七版」

「黄色みを帯びた褐色」というのは何となくイメージできるようなできないような。

百聞は一見に如かずということで、実際の色を探してみると、おおむね以下のような色を亜麻色と呼ぶことがわかりました。

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亜麻色という言葉を知ることなしにこの色を見たなら、おそらく薄い茶色というような表現しかできなかったことでしょう。

それが亜麻色という言葉一つを知っただけで、そのような色として認識できるようになるのだから、言葉というのは面白いものだと思います。

 
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