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fish の謎 − 単複同形名詞について

英単語の fish に複数形がないと初めて聞いたときには「えっ?」と思ったものです。正確には複数形が全くない訳ではないのですが、例えば「3匹の魚」と言いたい時には three fish と言うのが普通です。

ジーニアス英和大辞典の語法説明を見てみましょう。

(1)three 〜(3匹の魚)というときは、同種の魚3匹でも、種類の異なる魚3匹でもよい。

(2)特に種類が異なることを強調する場合は three 〜es ともいうが、three kinds[varieties]of 〜 などを用いるのが普通。

(3)ただし、《英》では同種の魚をさすときでも three 〜es ということがある。

fish の使い方についてはよくわかりました。

しかしここで気になるのは、なぜ「3匹の魚」は three fishes ではないのか?ということです。

昔、職場の同僚から聞いた話では「魚は自然界では群れを成しており、その群れを fish と名付けたから」とのこと。

同様の理由で、deer(鹿)、sheep(羊)の単複同形も説明することができます。

しかしそうだとすると、bird(鳥)、 tree(木)なども単複同形になってよいのではないでしょうか?

基本的に単複同形名詞には「狩猟・漁労」の対象が多いので、そういった人間の認識が関係しているということは大いにありそうです。

こういったルールの例外(不規則性)が多いところが英語の特徴であり、それをどうしてなんだろう?と考えていくことはなかなか楽しい作業だと思います。


There’s no accounting for taste.

どうも味オンチなせいか何を食べてもおいしく感じる一方、変わったお店に連れて行ってもらっても気の利いた感想を言うことができません。

おいしければそれでいいのだ、という結論に行き着く訳ですが、そもそも人の味覚とはそんなに個人差のあるものなのでしょうか?

味覚(みかく)は、動物の五感の一つであり、食する物質に応じて認識される感覚である。生理学的には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つが基本味に位置づけられる。

Wikipedia「味覚」より

いくら味オンチではあっても、ここに挙げられた「甘味、酸味、塩味、苦味、うま味」の違いはわかります。ということでまずは一安心。

なお、この基本味を英語に直すと、甘味(sweetness)、酸味(sourness)、塩味(saltiness)、苦味(bitterness)、うま味(umami)となります。

umami は、sushi, karaoke, tsunami などと同じく、世界で使える日本語なのでした。フィンランド語版 Wikipedia にも umami の項目があります。

[参考]Umami – Wikipedia

そういえば、昔、韓国人の友人に鍋料理屋に連れて行ってもらったとき、「辛さ(spicyness)というのはそもそも味じゃないんだよ。だから韓国人は味覚通とは言えない」というような内容のことを言われたことがあります。

辛さというのは一種の刺激であって、基本味には位置づけられないのですね。

そういう私は韓国料理が大好きなので、やはり味覚通にはなれないのかもしれません。


英文メールの結びには何を使う? − complimentary close in email

仕事で時々英文メールを書くことがありますが、その際、必ず添えるのが結びの言葉(complimentary close)。

いつもは、Sincerely, を使っていますが、他にはどんな表現があるのか探してみました。

なお英文結句の共通ルールは下記のとおり。

  • 冒頭の単語は大文字で始まる。
  • 最後にコンマ(,)を打つ。

これらを踏まえた上で、以下の表現を見ていきましょう。

 

ややフォーマルな表現

Sincerely 系

  • Sincerely,
  • Sincerely yours,
  • Yours sincerely,

オンライン版ルミナス英和辞典で調べたところ、これらのバリエーションはアメリカ英語とイギリス英語の違いのようです。

 《米》 Sincerely (yours), =《英》 Yours sincerely, 敬具《手紙の結びのあいさつ》

Yours sincerely, はイギリス英語なんですね。いずれにしても、これらはかなりフォーマルな表現と言えるでしょう。

 

Truly 系

  • Truly yours,
  • Yours truly,

これもかなりフォーマルな表現だと思います。

Truly yours, = Yours (very) truly, 《主に米》 敬具 《格式ばった手紙の結び》

「格式ばった」と言われると何だか身構えてしまいますが、一般的なビジネスレターでは問題なく使えるはずです。

 

フォーマルでもカジュアルでも使える表現

Regards 系

  • Regards,
  • Best regards,
  • Kind regards,
  • Warm regards,

これは英文メールの結びとしてはかなり一般的。Regards, 単独だとニュートラルな(無難な)イメージがあり、初めてメールのやり取りをする相手にも使うことができます。

一方、best, kind, warm を付けるともう少し親しみのある表現になります。

(with) kind[best, warm]regards[副]《格式》敬具《親しい人への手紙の末尾のあいさつ》

 

ややカジュアルな表現

Best 系

  • Best,
  • Best wishes,
  • All the best,

前項の Best regards, から regards が落ちるともう少しカジュアルな表現になります。

Best wishes, は「幸運をお祈りします」、All the best, は「万事上手くいきますように」といった感じでしょうか。

個人的には All the best, の語感が好きでよく使っています。

All the best![感]《略式》 ごきげんよう、さようなら《別れや手紙の文末のことば》;ご健康を祝して《乾杯のことば》

 

Care 系

  • Take care,
  • Take care of yourself,

Take care, は「元気でね」くらいの感覚ですが、Take care of yourself, となると相手の体調を気づかうニュアンスが生まれます。

take care of oneself[動]

(1)体を大事にする

Please take good care of yourself. くれぐれもお体をお大事に.

 

Cheers 系

  • Cheers,

これは友人に使うくだけた表現です。実際、友人にメールを書く時は、これを最も使用しています。なんとなく響きがいいんですよね。

Cheers![感]《略式》

(1)乾杯!

(2)《英略式》 ありがとう (Thank you.)

(3)《英略式》 さよなら (good-bye)

 

その他

家族や恋人といった特に親しい間柄の人には、

  • Affectionately yours,
  • Yours affectionately,
  • With love,
  • Lots of love,
  • Thinking of you,
  • xoxo (Hugs and kisses,)

などもありますが、これはまた別の話。

そんな訳で、今回は英文メールで使える結びの表現を紹介してみました。いつも同じ表現を使うのではなく、様々な表現を使い分けてみると楽しいかもしれません。


フィンランド語学習記 vol.48 − 方位のはなし

『フィンランド語が面白いほど身につく本』を読んでいたら、方位の表現がのっていました。

日本語 英語 フィン語
east itä
西 west länsi
south etalä
north pohjoinen

 
ここまでは「ふむふむ」という感じですが、おもしろいなと思ったのはこちら。

日本語 英語 フィン語
北東 northeast koillinen
南東 southeast kaakko
北西 northwest luode
南西 southwest lounas

 
例えば「南東」という場合、日本語でも英語でも「南」と「東」を組み合わせて作るのに、フィンランド語にはそれぞれ独自の単語があるのですね。

これはすごい!と思いました。もっとも覚える手間は二倍かかりますが。。

こういう言語は他にもあるのかなと思い、英語版 Wikipedia の方位(Cardinal Direction)の項を読んでいたら、何とフィンランド語についての記述が出ているではないですか。

In some languages, such as Finnish, Estonian and Breton, the ordinal directions have names that are not compounds of the names of the cardinal directions (as, for instance, northeast is compounded from north and east). In Finnish those are koillinen (northeast), kaakko (southeast), lounas (southwest), and luode (northwest).

8方位の四隅(北東、南東、北西、南西)に独自の単語を当てる言語として、フィンランド語、エストニア語、ブルトン語(フランスの一部で使用)の3つが挙げられています。やはり世界的にも珍しい例なのでしょう。

さらに16方位(北北西など)の場合はどうなのかやや気になったものの、調べる方法がないので調査を断念。

それにしても、ちょっとした方位の表現からもおもしろい発見があるものです。

 

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恐怖の時代? − from the University of Bristol Press Releases

英ブリストル大学のプレスリリースに興味深い記事があったので紹介してみたいと思います。

Bristol University | News from the University | Emotion in books

Expression of emotion in books declined during 20th century, study finds

(研究によると、書籍の中の「感情」表現は20世紀の間に減少傾向。)

ブリストル大学の研究チームが、グーグルにアーカイブされた500万冊以上の本を対象に、気分(mood)に関する言葉がどれくらいの頻度で使われているのか調べたそうです。

それらの言葉は、怒り(anger)、嫌悪(disgust)、恐怖(fear)、喜び(joy)、悲しみ(sadness)、驚き(surprise)の6つに分類されました。

さて、その結果は?

the researchers made some remarkable discoveries about the evolution of word usage in English books over the past century.  Firstly, the emotional content of published English has been steadily decreasing over the past century, with the exception of words associated with fear, an emotion which has resurged over the past decades.

(研究者たちは、過去100年の間に英語で書かれた書籍における単語使用の変遷について目覚ましい発見をした。まず、英語の出版物における感情的な表現は、過去100年の間に着実に減少していた。ただし「恐怖」に関する単語は例外で、過去数十年の間に再び増加した。)

2004年のアメリカ大統領選挙の際に話題になったマイケル・ムーア監督の『華氏911』や『ボウリング・フォー・コロンバイン』といった映画では、アメリカのマスメディアにおける「恐怖」のプロパガンダというテーマを扱っていました。

そのあたりの内容を思い出してみると、この研究の結果もさもありなんと思います。

この記事ではまた、イギリス英語よりアメリカ英語の方が、感情表現が多いと伝えています。これは何となく想像が付きますね。(ステレオタイプ的なイメージかもしれませんが。)

一方「恐怖」以外の感情表現が減少したことをどう解釈するのかは難しい問題だと思います。

この記事では、感情的傾向(emotionalism)というのは経済成長期に許された贅沢だったのかもしれないという説を開陳しつつ、その解釈は自由であると締めくくっています。

みなさんならどのような解釈をするでしょうか。


フィンランド語学習記 vol.47 − 文字の頻度分析

photo credit: Βethan via photopin cc

英語のアルファベットは26文字ありますが、その中にはよく使う文字とあまり使わない文字があります。

例えば母音[a, e, i, o, u]はよく使いますし、子音の[j, q, x, z]などはあまり使いません。

スクラブル(Scrabble)というゲームをやったことがある方は、きっとこのあたりの感覚がよくわかることと思います。

このようにある言語における文字の出現頻度を調べることを「頻度分析」と呼びます。

頻度分析(ひんどぶんせき)とは、文章や会話中における各々の文字の頻出傾向の度合を分析することである。頻度解析とも。各々の言語の特性を知る上でも重要な分析である。初歩的なサイファー・単一換字式暗号などの解読にも用いられる。

Wikipedia「頻度分析」より

英語の頻度分析には様々な調査がありますが、フィンランド語の場合はどうでしょうか?

『フィンランド語のしくみ』にフィンランド語でよく使われる文字の上位5位が紹介されていました。ここでは英語の調査例と並べて紹介してみます。

順位 フィン 英語
1位 a e
2位 i t
3位 t a
4位 n o
5位 e i

 
1位の[a]は、たしかによく使われている印象があります。フィンランド語では[aa]と並べる形も多いので、自然と頻度も上がってくるのかもしれません。

aakkoset(アルファベット)
aalto(波)
aamu(朝)

2位の[i]は、フィンランド語に多い外来語の末尾に使われるため、頻度も上がるのでしょうか。

[参考][i]で終わる単語はどこから来るのか − フィンランド語と英語の場合 | Fragments

bussi(バス)
elefantti(象)
Japani(日本)

4位の[n]は、人名や形容詞に使われる[-nen]の[n]でしょうか。[-nen]の中には2つの[n]があるので頻度も上がりそうですね。

japanilainen(日本人)
valkoinen(白い)
Virtanen(ヴィルタネン)*人名

 
初心者の感覚だと[ä]もずいぶんよく出てくる印象があるのですが、点々を打つのがめんどうだなあと思っているからそのように感じるだけで、実際にはそれほどではないのかもしれません。

なお前述の『フィンランド語のしくみ』によりますと、[q, w, x, z, å]の5文字はスウェーデン語や外国語の人名・地名以外では、普通使われることはないそうです。

英語の疑問詞に使われる[w]以外は、英語の傾向と似ていますね。

それでは、Näkemiin!(←2、4、5位が入っている)

 

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