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フィンランド語学習記 vol.213 − 頼みごとを一つ

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フィンランド語のテキストに出てきた表現で、これは使えそうと思ったフレーズを一つ。

Voitko sinä tehdä minulle palveluksen?

各単語の意味は次のとおり。

voitko 〜できますか voidä(〜できる)の二人称疑問形
sinä あなたは
tehdä 〜する
minulle 私に minä(私)の「向格」
palveluksen サービスを palvelus(サービス)の「対格」

 

直訳すると「あなたは私にサービスをすることができますか?」

この人はいったい何を言っているのだろう?と思われるかもしれませんが、これで「頼みごとを聞いてもらえませんか?」の意味になるのだとか。

最初は変わった表現だなあと思ったのですが、考えてみると英語にも全く同じ構文があることに気が付きました。

Can you do me a favor ?
フィン Voitko sinä tehdä minulle palveluksen ?

 

旅先などで困ったときなどに使えそうな表現なので、ぜひ覚えておきたいと思います。


body politic(国家)はなぜ「名詞+形容詞」の語順なのか?

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英語の一般的な語順は「形容詞+名詞」。

I have a black cat.

しかしさまざまな文章を読んでいると、まれに「名詞+形容詞」という語順に出会うこともあります。

いくつか例を挙げてみましょう。

attorney general (米)司法長官、(英)法務長官
body politic 国家
court martial 軍法会議
from time immemorial 大昔から
heir apparent 法定相続人
poet laureate 桂冠詩人

 

これらは現代英語の源流であるアングロ・ノルマン語(Anglo-Norman language)に由来する表現。

英語史をすこし紐解いてみましょう。

  1. 古英語(アングロ=サクソン語)の時代
  2. ノルマン・コンクエスト(1066)によって、北フランスからイングランドにノルマン語が流入
  3. アングロ=ノルマン語と中英語の時代

英語はもともと「形容詞+名詞」の言語。そこにノルマン語の「名詞+形容詞」の表現が流入した際、その多くは英語の語順に修正されました。

しかしいくつかの慣用表現(特に法律用語)はもとのまま残ったということのようです。

これらの表現は古風ではありますが、舌の上で転がしていると、どことなく高尚な響きがあるような気がしませんか?


『ロシア語のかたち』を読んでみる

Russian Flag

ふらりと立ち寄った近所の書店に『ロシア語のかたち』という本があったので手に取ってみました。

この本の趣旨は、ロシア語の細かい知識はなくとも、とりあえずロシア語の文字(キリル文字)を楽しんでみようというもの。

これはおもしろそう!と思い、早速購入し読んでみました。

結果、これまで憧れと畏怖の念を持って眺めていたキリル文字が少しだけ身近になったような気がします。

今回は全部で33文字あるキリル文字の中から、特に印象に残った6文字を選んでみました。

 

Ж

人がばんざいをしているようでもあり、かまきりのようでもあり。

よーく見ると右側は「K」なんですね。

 

З

どう見ても数字の3に見えるのですが、ロシアの人はどのように区別をしているのでしょう?

333333333333З333333333333

 

И

斜線の向きが変わっただけで、あっという間に異空間に誘われてしまいます。

人間というのは習慣の生き物であるということに改めて気付かされました。

 

Ш

上に乗ると大変痛そう。たくさん並ぶと針地獄のようでもあります。

ШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШШ

 

П

座り心地の良さそうな文字No.1。

次点は「Д」ですが、やや安定感に欠けるような。

 

Ы

これは「b」と「I」ではなく、あくまで一つの文字なのだとか。

一つと言われても。。。と思いませんか?

 

以上、今回は『ロシア語のかたち』を読んで印象に残ったキリル文字を選んでみました。

なおキリル文字の全体像は以下のとおり。

а б в г д е ё ж з и й к л м н о п р с т у ф х ц ч ш щ ъ ы ь э ю я

本書『ロシア語のかたち』には、ロシア語の知識がない人に向けて、これらの文字一つ一つについての詳しい解説がのっています。

また文字を一通り学んだ後には、その知識を使って、推理パズルのように街中の看板を読んでいくという楽しい仕掛けもあります。

ロシア語の「文字」が頭のどこかに引っかかってしまい、忘れられない人におすすめの一冊です。
 

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ちょっと変わった複数形のレッスン(2)

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昨日に続いて、複数形の不規則変化について。

ちょっと変わった複数形のレッスン(1) | Fragments

まずは昨日同様、それぞれの複数形を思い浮かべてみてください。

stimulus(刺激)
vertebra(脊椎骨)
datum(資料)
analysis(分析)
criterion(基準、尺度)
kibbutz(キブツ=イスラエルの集団労働施設)

??

??

それでは正解を見てみましょう。

 

1)語尾が[-us]から[-i]に変わるもの

stimulus → stimul

語尾が[-us]から[-i]へ変化するのは、ラテン語起源の単語。

そしてこのグループで特に気に入っているのはこちらの単語。

octopus → octopi

「オクトパイ」という語感が好きなのですが、現在では octopuses の方が普通になっているとのこと。これはちょっと残念。

 

2)語尾が[-a]から[-ae]に変わるもの

vertebra → vertebrae

これもラテン語起源の単語。

「女子卒業生」を意味する alumna という単語はこの2のグループ。一方「男子卒業生」を意味する alumnus という単語はさきほどの1のグループ。

alumna → alumnae
alumnus → alumni

並べてみるとおもしろい変化ですね。

 

3)語尾が[-um]から[-a]に変わるもの

datum → data

これもまたラテン語起源の単語。

今やすっかり複数形の方がスタンダードとなり、単数形の datum は絶滅の危機に瀕しています。

 

4)語尾が[-is]から[-es]に変わるもの

analysis → analyses

語尾が[-is]から[-es]へ変化するのは、ギリシア語起源の単語。

発音は「アナリスィス」から「アナリスィーズ」に変わります。

 

5)語尾が[-on]から[-a]に変わるもの

criterion → criteria

これもギリシア語起源の単語。

さきほどの data と同じく複数形の criteria の方が通りがよいかもしれません。

 

6)語尾に[-im]を付けるもの

kibbutz → kibbutzim

こちらは何とヘブライ語起源の単語。

kibbutz というのはヘブライ語で「集団」の意味。そこから派生してイスラエルの集団労働施設の呼称となりました。

他にこの変化を伴う「英単語」があるのかどうかは不明。

 

以上、今回はラテン語やギリシア語などの外国語に由来する単語(=外来語)の複数形をいくつか紹介してみました。

もとになった言語の複数形がそのまま残っているというのは、その単語の血統が保管されているということ。

いつかは[-s][-es]に吸収されてしまうのかもしれませんが、その日ができる限り先になることを望んでいます。
 

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ちょっと変わった複数形のレッスン(1)

14072701

きのうのエントリーでは、英語の複数形を作る際の基本ルールをまとめました。

複数形のレッスン − 語尾に[-es]を付けるときの条件とは? | Fragments

本日と明日のエントリーでは、複数形の不規則変化についてまとめてみたいと思います。

本日取り扱うのは以下の単語。

簡単なものから、ちょっと難しいものまで、まずはそれぞれの複数形を思い浮かべてみてください。

man(男)
foot(足)
mouse(ネズミ)
ox(雄牛)
brother(信者仲間)
sheep(羊)
aircraft(航空機)
penny(ペニー)

??

??

それでは正解を見てみましょう。

 

1)母音を交替するもの

man → men
mouse → mice
foot → feet

このように母音変化によって複数形を作るのは、古英語の文法の名残なのだとか。

つまりこのグループの単語は、英語の中でも比較的由緒正しい単語と言えるのかもしれません。

 

2)語尾に[-en]を付けるもの

ox → oxen
brother → brethren

brother の複数形は「兄弟」の意味では brothers ですが、「信者仲間」の意味では brethren(ブレズレン)になるのだとか。

古風で清廉なイメージのある単語ですね。

 

3)単複同形のもの

sheep → sheep
aircraft → aircraft

英語には単複同形の名詞も数多くあります。

「なぜ単複同形になるのか?」については理屈で説明できない面もありますが、以前のエントリーで少し考えてみたことがあります。

fishの謎 − 単複同形名詞について | Fragments

 

4)その他

penny → pence

penny(ペニー)はイギリスの通貨単位。100ペニー=1ポンドです。

ちょっとややこしいのは、10ペニーと言いたいときには 10 pence でよいのですが、ペニー硬貨10枚と言いたいときには 10 pennies になるということ。

 

以上、今回まとめたのは外来語を除く固有語の複数形。

この他、英語にはもっと派手な変化を伴う外来語の複数形も存在します。

続きは明日のエントリーにて。

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複数形のレッスン − 語尾に[-es]を付けるときの条件とは?

The Four Food Groups

英語の複数形には、語尾に[-s]を付けるものと[-es]を付けるものがあります。

car → cars
bus → buses

この使い分けはいったいどのような規則に基づいているのか?

一度、きちんと場合分けをしてみましょう。

 

語尾に[-es]を付けるときの条件とは?

1)語尾が[子音+y]で終わる場合

[子音+y]で終わる単語は、語尾の[y]を[i]に変えて[-es]を付けます。

country → countries

「母音+y」のときは[-s]になるので要注意。

boy → boys

 

2)語尾が[-sh][-ch][-s][-x][-z]で終わる場合

[-sh][-ch][-s][-x][-z]で終わる単語は、語尾に[-es]を付けます。

dish → dishes
peach → peaches
kiss → kisses
box → boxes
buzz → buzzes

 

3)語尾が[-o]で終わる場合

[-o]で終わる単語は、語尾に[-s]を付けるものと[-es]を付けるものがあります。

piano → pianos
tomato → tomatoes

この使い分けについては、以前のエントリーに詳しくまとめているので、よければそちらもご覧ください。

tomatoの複数形は「tomatoes」なのに、pianoの複数形が「pianos」になるのはなぜか? | Fragments

 

4)語尾が[-f][-fe]で終わる場合

[-f][-fe]で終わる単語には、語尾に[-s]を付けるものと、語尾の[f]を[v]に変えて[-es]を付けるものとがあります。

proof → proofs
leaf → leaves
knife → knives

この使い分けは、なかなかやっかい。両方の形を持つ単語も存在します。

dwarf → dwarfs/dwarves

 

以上4つの条件に当てはまる場合は語尾に[-es]、それ以外の場合は[-s]を付けるというのが基本ルール。

しかし英語にはこのルールに当てはまらない単語も数多くあります。

child → children
person → people

明日のエントリーでは、このような不規則変化を伴う複数形を集めてみたいと思います。


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