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forty winks(40回のまばたき)

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まずはクイズを一問。

次の文はどんな意味でしょう?

I had 40 winks this afternoon.

「40回のまばたき」とは?

??

??

正解はこちら。

I had 40 winks this afternoon.(午後にひと眠りしました。)

forty winks(40回のまばたき)というのは「短い時間眠る」という意味の英語のイディオム。

ちなみに人のまばたきの回数は、1分間に平均15〜20回なのだそうです。

ということは「40回のまばたき」にかかる時間はせいぜい2〜3分程度。昼寝に十分な時間とはとても言えません。。。(そもそもまばたきしながら眠れるんですか?という突っ込みはナシで。)

それにしてもなぜ30回や50回ではなく40回なのでしょう?

これについて少し調べてみたものの、はっきりした答えはわからないまま。

ただもしかしたら関係があるかもしれないと思ったのが、同じ wink を使った次の表現。

I could not sleep a wink last night.(昨晩は一睡もできませんでした。)

まったく眠れなかったことを「まばたきすらできない」という比喩で伝えているんですね。

ここから類推するに、1回もまばたきができなかったときのことを考えれば、40回もまばたきができたのなら十分に眠っているだろうと。。。

しかしなぜ40回なのかはわからずじまい。

他の言語に似たような表現はあるのでしょうか?

なぜか気になってしまう英語表現の一つです。

ひらめきの源泉 − 三上(さんじょう)とは?

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ひらめきというのは、いったいどのような状況で生まれるものでしょうか?

中国・北宋時代の欧陽脩(おうよう・しゅう)という人は、そのような状況を「三上(さんじょう)」という言葉で表わしました。

三上というのは、すなわち、

  • 馬上(馬にのっているとき)
  • 枕上(布団に横になっているとき)
  • 厠上(トイレにいるとき)

 

馬上(ばじょう)

現代では馬にのることはなかなかないでしょう。

今の時代なら電車やバス、あるいは自転車に当たるのかもしれません。

いずれにしてもA地点からB地点へぼんやり移動しているときにアイディアが思い浮かぶというのはよくあること。

煮詰まったときには、とにかく移動してみると思いがけない解決策が浮かぶことも。

 

枕上(ちんじょう)

布団に横になっていればアイディアが浮かぶのか?と言えば、もちろんそんなことはありません。

この枕上というのは目が覚めてすぐの時間を指しているのだとか。

寝起きがとんでもなく悪い自分にとっては夢のまた夢。

いつも朝に生産的な仕事ができるようになりたいとは思うのですが。。。

 

厠上(しじょう)

トイレに本や新聞を持ち込む人にとっては「わかるわかる」という話なのかもしれません。

自分自身はトイレに籠る習慣はないのですが、これに近いかなあと思うのはお風呂の中。

不思議なのは、何か問題を抱えているときに、その問題を解決しようと思って入浴すると何も解決しないのですが、一旦その問題を忘れて心の底からリラックスしているとふいに光が見えることがあります。

 

そういえば、先日ある人にこんなことを聞かれました。

このブログを書くためのアイディアはどこで得ているのですか?

その答えは一言、

辞書上(じしょじょう)

ということで。

あなたのひらめきの源泉は何でしょうか?

フィンランド語学習記 vol.215 − 野菜の名前

Vegetables

この頃、野菜不足の日々が続いています。

野菜ジュースなんか飲んでいるようじゃダメだと思いますが、お手軽なのでついつい飲んでしまいます。

そんな「野菜」はフィンランド語で vihannes(ヴィハンネス)

今回は日本の野菜売り場でもよく見かける野菜の名前を集めてみました。

フィン
1 herne green pea グリーンピース
2 kaali cabbage キャベツ
3 kurkku cucumber きゅうり
4 peruna potato じゃがいも
5 porkkana carrot にんじん
6 sipuli onion たまねぎ
7 tomaatti tomato トマト

 

3)フィンランド語で「きゅうり」は kurkku(クルック)

フィンランド語の kurkku も、英語の cucumber も、確かにきゅうりっぽい音だなあという印象。

じゃあ、きゅうりっぽくない音ってどんなの?と言われたらなかなか思い付かないのですが。

4、5、6)フィンランド語で「じゃがいも」は peruna(ペルナ)、「にんじん」は porkkana(ポルッカナ)、「たまねぎ」は sipuli(スィプリ)

ベーシックカレーには欠かせない3種の神器。どれもちょっと楽しげな音を持っていますね。

この他、夏によく食べる野菜と言えばゴーヤー。

フィンランド語で「ゴーヤー」は何と言うのか調べてみると Wikipedia に karvaskurkku(カルヴァスクルック)という項目を発見。

Karvaskurkku – Wikipedia

karvas は「苦い」という意味なので、さきほどの kurkku と合わせて karvaskurkku は「苦いきゅうり」という意味。「ゴーヤー=にがうり」なので、これは納得でしょう。

以上、今回はフィンランド語の野菜の名前を集めてみました。

もしこれ以外にフィンランド特産のおいしい野菜があるなら、訪れたときにはぜひ食べてみたいものです。

フィンランド語学習記 vol.214 − tuoda と viedä

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フィンランド語教室で使っているテキストにこんな文が出てきました。

Pekka tulee postista.(ペッカは郵便局から来ます。)
Hän tuo paketin postista.(彼は郵便局から荷物を持ってきます。)
Pekka menee postiin.(ペッカは郵便局へ行きます。)
Hän vie kirjeen postiin.(彼は郵便局へ手紙を持っていきます。)
*tulla(来る)、tuoda(持ってくる)、mennä(行く)、viedä(持っていく)

フィンランド語で「来る」は tulla(トゥッラ)、「行く」は mennä(メンナ)。

これらは英語の come と go に当たる単語。

フィンランド語で「持ってくる」は tuoda(トゥオダ)、「持っていく」は viedä(ヴィエダ)。

これは英語の bring と take に当たる単語。この二つがどうしてもこんがらがってしまうのが最近の悩み。

フィン
tuoda bring 持ってくる
viedä take 持っていく

 

思い返してみると、英語の場合には take(テイク)は「持っテイク」という黄金の語呂合わせがあったため、苦もなく覚えることができました。

しかしフィンランド語の場合にはこの黄金の語呂合わせが使えません(当たり前)。

そこでしばらく語呂合わせを考えてみたものの、唯一思い付いたのが、

viedä(ヴィエダ)は「持ってヴィく」

これではあまりにも。。。

何か妙案はないものでしょうか?

イギリス国歌「God Save the Queen」の save に三単現の[-s]が付かないのはなぜか?

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イギリスの国歌と言えば「God Save the Queen(神よ女王陛下を守り給え)」。

この「God Save the Queen」は、なぜ「God Saves the Queen」ではないのか?というのが今回のテーマ。

たしかに God が主語ならば、三単現の[-s]が付いていないのはおかしいような気もします。

この問題、文法的には二つの面から説明できるようです。

 

1)仮定法

一つ目の説明は「God Save the Queen」という文は直接法ではなく仮定法であるというもの。

直接法=あることを事実として述べる

仮定法=あることを仮定のこととして述べる

『ロイヤル英文法』より

つまりここでは「神が女王を守ってくれる(直接法)」ではなく「神が女王を守ってくれたら(仮定法)」と言っているのだと。

三単現の[-s]というのは、実は仮定法ではなく直接法であることも示しています。

つまり、より正確には三単現直の[-s]と言うべきなんですね。

 

2)May の省略

二つ目の説明は「God Save the Queen」という文は文頭の助動詞 May が省略された形であるというもの。

助動詞 may にはいわゆる祈願の may と呼ばれる用法があります。

May you both have long and happy lives!(あなたたち2人が長く幸せに暮らしますように)

『ウィズダム英和辞典 第3版』

助動詞の後に来るのは動詞の原形なので、save に[-s]が付かないのも納得。

 

以上、今回は「God Save the Queen」の save に三単現の[-s]が付いていない文法的な理由を挙げてみました。

なおセックス・ピストルズ(Sex Pistols)の「God Save the Queen」の歌詞には、We love our Queen, God saves という一節があります。

こちらは[-s]が付いているので「守ってくれる」という意味の直接法になっています。

How many times a week do you eat curry soup?

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最近はまっているものといえばスープカレー。

暑くてあまり食欲がないときでもカレーなら問題なし。カレーのスパイスは熱中症や夏バテの予防にもなるそうです。

さて今日の問題は「あなたは週に何回スープカレーを食べるのか?」ということ。

「食べません」

などと言わず、下線部に当てはまる単語を考えてみてください。(それぞれ単語一語で)

  • How many times a week do you eat curry soup?(あなたは週に何回スープカレーを食べますか?)
  • I eat curry soup                 a week.(私は週に1回スープカレーを食べます。)
  • I eat curry soup                 a week.(私は週に2回スープカレーを食べます。)
  • I eat curry soup                 a week.(私は週に3回スープカレーを食べます。)

??

??

正解はこちら。

  • I eat curry soup  once  a week.(私は週に1回スープカレーを食べます。)
  • I eat curry soup  twice  a week.(私は週に2回スープカレーを食べます。)
  • I eat curry soup  thrice  a week.(私は週に3回スープカレーを食べます。)

once, twice はよいとして thrice とは??

現代の英語では「3回」と言いたいときには three times を使います。

しかし古い英語には once, twice と韻を踏む thrice という単語が存在しました。

thrice

adv.(old use or formal)three times

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

*「4回」を一語で表わす単語は存在せず、four times を用います。

この thrice という単語、めったに見ることはありませんが、死語というほどでもありません。普通の学習英和辞典にも見出し語として収録されています。

気になるのは once, twice は今でも使われているのに、thrice はなぜ使われなくなってしまったのかということ。

スープカレーもほどほどにということなのか? あるいは他の理由があるのか?

そんなことが気になってしまう thrice という単語の紹介でした。

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