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gold ring と golden ring の違いとは?

Gold Wedding Rings

ここに二つの指輪があります。

  • gold ring
  • golden ring

恋人からどちらかをプレゼントにもらえるとしたら、どちらを選びますか?

そんなときに迷わなくて済むよう、今回は gold と golden の違いを学んでおきましょう。

 

名詞 vs 形容詞

原則として、gold は名詞、golden は形容詞。

pure gold(純金)
golden crown(金の冠)

ただし gold の方には形容詞的な用法もあります。

a gold chain(金の鎖)

 

金製 vs 金色

原則として、金製のものには gold、金色のものには golden を使います。

gold coins(金貨)
a golden sun(金色に輝く太陽)

ただし同じ金色でも、慣用的に必ず golden を使うものと、gold も許容できるものがあるようです。

golden[× gold]hair(金髪)
gold buttons(金色のボタン)

 

比喩

golden には比喩的な意味もあります。

a golden opportunity(絶好の機会)
a golden boy[girl](人気者)

 

まとめ

さて、それでは二つの指輪のうち、どちらかを選んでみましょう。

  • gold ring
  • golden ring

厳密に定義すれば gold ring は金製の指輪、golden ring は金製の指輪かもしれないし、金メッキの指輪かもしれないということになります。

しかし実際には文脈によるところもありますし、ネイティヴスピーカーの会話においてはそれほど厳密な使い分けはなされていないようです。

結論としては、指輪をいただく相手と自分の気持ち次第ということで。。。

 

本稿の用例は『ウィズダム英和辞典 第3版』より

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フィンランド語学習記 vol.242 − ここ、あそこ、そこ

14101801

今回は「ここ、あそこ、そこ」のように場所を指し示すフィンランド語のまとめです。

*例文はフィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi』より。

Anteeksi, onko Seppo Savolainen täällä?(すみません、セッポ・サヴォライネンはここにいますか?)

フィンランド語で「ここに」は täällä(ターッラ)。

そして「あそこに」は tuolla(トゥオッラ)、「そこに」は siellä(スィエッラ)。

まずはこの三つを押さえておきましょう。

täällä
ここで/に
tuolla
あそこで/に
siellä
そこで/に

 

− Missä maassa Liisa on tässä?((写真を見ながら)ここでは、リーサはどの国にいますか?)
− Suomessa.(フィンランドです。)
フィンランド語で「ここで」は tässä(タッサ)。

あれ? さきほどの表では täällä(ターッラ)だったのに。。。

実はフィンランド語の「ここ、あそこ、そこ」には広い場所を表わす単語と狭い場所を表わす単語があります。

今回は写真を見ながらの会話ですので、狭い場所を表わす tässä の方を使います。

広い場所 täällä
ここで/に
tuolla
あそこで/に
siellä
そこで/に
狭い場所 tässä
ここで/に
tuossa
あそこで/に
siinä
そこで/に

 

Hän lähtee täältä aina aikaisin aamulla.(彼はいつも朝早くにここから出発します。)

フィンランド語で「ここから」は täältä(タールタ)。

フィンランド語では、さきほど挙げた六つの単語それぞれに「〜から」「〜へ」の形が用意されています。

急に数が増えてきました!

広い場所 täällä
ここで/に
tuolla
あそこで/に
siellä
そこで/に
täältä
ここから
tuolta
あそこから
sieltä
そこから
tänne
ここへ
tuonne
あそこへ
sinne
そこへ
狭い場所 tässä
ここで/に
tuossa
あそこで/に
siinä
そこで/に
tästä
ここから
tuosta
あそこから
siitä
そこから
tähän
ここへ
tuohon
あそこへ
siihen
そこへ

 

− Mille hyllylle minä panen nämä sanakirjat?(どの棚へそれらの辞書を置きましょうか?)
Tuolle (hyllylle).(あの棚へ)
えーっと、この tuolle をさきほどの表で探してみると。。。見つからない!

実はこの tuolle は、指示代名詞の tuo が格変化した形。

主格 Tuo
あの
hylly
向格 Tuolle
あの上へ
hyllylle
棚の上へ

 

よって、この tuolle は今回紹介している副詞の「ここ、あそこ、そこ」とは異なるグループに属します。

まずは下の表をご覧ください。tuolle はどこにあるでしょう?

副詞形
(adverb)
代名詞の格変化
(pronoun case)
広い場所 täällä
ここで/に
tuolla
あそこで/に
siellä
そこで/に
tällä tuolla sillä
täältä
ここから
tuolta
あそこから
sieltä
そこから
tältä tuolta siltä
tänne
ここへ
tuonne
あそこへ
sinne
そこへ
tälle tuolle sille
狭い場所 tässä
ここで/に
tuossa
あそこで/に
siinä
そこで/に
tässä tuossa siinä
tästä
ここから
tuosta
あそこから
siitä
そこから
tästä tuosta siitä
tähän
ここへ
tuohon
あそこへ
siihen
そこへ
tähän tuohon siihen

 

水色は左(副詞形)と右(代名詞の格変化)が同じ形であることを表わします。

ここでややこしいのは、左右の単語が同じになったり、異なったりすること。

(ただし狭い場所のグループは左右の単語が完全に一致するので、わかりやすいです。)

また左右のグループは日本語に訳すと似通ってしまうこともあるので、左のグループは英語の here, there、右のグループは英語の this, that, it に当たる単語であると英語経由で理解するのが一番わかりやすいのかもしれません。

以上、今回は場所を指し示すフィンランド語をまとめてみました。

もちろんある程度の規則性はあるものの、「もうちょっとシンプルにしてよ!」というのが偽らざる本音です。

「あげる」と「くれる」の違いとは?

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*花子は私にチョコレートをあげた。

外国語として日本語を学んでいる人にとって動詞の「あげる」と「くれる」の使い分けはなかなか難しいようです。

確かにどちらも英語にすると give。

私たちはこの二つをどのように使い分けているのでしょう?

第一感、頭に浮かんだのは、

  • 私に → くれる
  • あなたに → あげる
  • 他人に → あげる

という使い分け。例えば、次の文では原則「あげる」と「くれる」を交換することはできません。

花子は私にチョコレートをくれた。(×あげた)
私はあなたにクッキーをあげた。(×くれた)
あなたは花子にサルミアッキをあげた。(△くれた)

とはいえ、これだけで言い尽くせるなら、日本語学習者もそれほど苦労することはないでしょう。

次に辞書の語義を確認してみました。

あげる

「与える」の丁寧語。「誕生日のお祝いをー」

『新明解国語辞典 第七版』

「あげる」が丁寧語というのは普段意識していませんでした。

たしかに「与える」という動詞は、「子供に絵本を与える」「ネコに餌を与える」のような例を考えると、ずいぶん上から目線な感じがします。

くれる

〔人が自分と対等か下の立場の相手に物を〕与える。「それを僕にくれ/友達が妹にくれた本/欲しいのならくれてやる」

『新明解国語辞典 第七版』

ここで先ほどの第一感を打ち砕く例文が登場。

(友達が妹にくれた本/欲しいのならくれてやる)

これらの例文を検証してみましょう。

 

友達が妹にくれた本

「友達が妹にあげた本」だとその友達の妹が本をもらったイメージになりますし、「友達が妹にくれた本」だと私の妹が本をもらったイメージになります。

動詞を交替することで、妹の所属(?)が変わってしまうというのは面白いですね。

「くれる」という動詞は、原則「○○→私」という方向のときに使いますが、私の代わりに私の身内や親しい人が来たときにも使えるということになります。

 

欲しいのならくれてやる

「欲しいのならあげる」だと普通なのに、「欲しいのならくれてやる」だと途端に喧嘩腰な雰囲気が漂います。

原則「○○→私」 という方向のときに使う「くれる」を逆方向に使うことで、敬意のベクトルも逆方向に転回させているという解釈になるでしょうか。

 

こうしてみると「くれる」というのは単に方向性の問題ではなく、立場の問題でもあることがわかります。

ただ日本語のネイティブならこのあたりの微妙な感覚も理解できると思いますが、ノンネイティブにこれを説明するとなるとかなり難しそう。

やはり冒頭に挙げた、

  • 私へ → くれる
  • あなたへ → あげる
  • 他人へ → あげる

を原理原則として伝えるしかないように思うのですが、もっと上手い説明があるものでしょうか?
 
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フィンランド語学習記 vol.241 − 涼しい

photo credit: lens-flare.de via photopin cc

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台風も去り、すっかり秋模様になりました。

昼は涼しく、夜はもう肌寒いくらい。

思わずエアコンを入れようかなあと思いましたが、「はっ!」と気付いて踏みとどまりました。

考えてみたら、上着を一枚羽織れば済むだけのこと。

反射的にエアコンのスイッチに手が伸びてしまうのは、ある意味現代病なんだろうなあと反省しました。

さてフィンランド語で「涼しい」は viileä(ヴィーレア)。

Eilen oli viileä.(昨日は涼しかった。)
Tänäänkin on viileä.(今日も涼しい。)
*eilen(昨日)、tänään(今日)

その他の寒暖を表わす単語は次のとおり。

フィン
kuuma hot 暑い
lämmin warm 暖かい
viileä cool 涼しい
kylmä cold 寒い
kolea bleak, chilly 冷え冷えする

 

気温が高いものから、低いものへと並べてみました。

ただし kylmä と kolea はどちらが寒いのかよくわからず。

何となく kolea の方が「ぶるぶるっ」という感じがありそうなのですが。。。

いずれにしてもあっという間に kylmä/kolea の季節はやってきます。

今のうちに心地よい秋を楽しみましょう。

Huomennakin on viileä.(明日も涼しいでしょう。)
*huomenna(明日)

『ウクライナから愛をこめて』オリガ・ホメンコ著

By Ickis (own work based on File:Coat of arms of Kiev.svg) [Public domain], via Wikimedia Commons

By Ickis (own work based on File:Coat of arms of Kiev.svg) [Public domain], via Wikimedia Commons

考えてみると、ウクライナという国について知っていることはそれほど多くありません。

それでも書店でこの本を見たときに何となく惹かれるものを感じ、購入してみました。

ウクライナから愛をこめて

本書はウクライナの首都キエフ出身で、東京大学に留学していたこともあるという、オリガ・ホメンコさんという方が日本語で書いたエッセイ。(翻訳ではありません!)

ここで描かれるのは、著者が少女時代に出会った市井の人々の記憶。

白血病で亡くなった女の子、戦争で離れ離れになってしまった恋人たち。

繊細な筆致でそれぞれの人生に思いを馳せていきます。

ある女性は、子供の時に訪れた先生の家の食卓に、当時は贅沢だった白パンが並んでいるのを見て、国語の先生になりました。

またある男性は、子供の頃の夢だったパイロットになる夢を叶えられず、出版社に勤めることになりました。

そんな二人が実は。。。という構成も見事。

それから特にいいなあと思ったのは、いつも糊の利いたパリパリの白衣を着ている老医師の話。

「なんでそんな服を着ているんだろう?」 その答えは彼が子供の頃、医師を志すきっかけになったある忘れられない出来事に結びついていました。

そんな一つ一つのエピソードが、どれも魅力的でかけがえのないものに感じられます。

ちょっとありきたりな言い方になってしまうかもしれませんが、あなたの身近にいるどんな人にもその人が辿ってきた歴史があるということを改めて思い出せてくれる素敵なエッセイです。

自分のようにウクライナのことをあまり知らない人にも、ぜひ手に取ってもらえたらと思います。
 

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フィンランド語学習記 vol.240 − 勉強は楽しい

14101401

フィンランド語で「勉強は楽しい!」と言いたいとき、どんな文を思い浮かべるでしょうか?

??

手持ちのテキストにはこんな文が出ていました。

On hauska opiskella.
Opiskeleminen on hauskaa.
Minä pidän opiskelemisesta.

順を追って見ていきましょう。

 

On hauska opiskella.(It is fun to study.)

on は「〜である」を意味する動詞 olla の三人称単数形。

hauska は「楽しい」を意味する形容詞。

opiskella は「勉強する」を意味する動詞。

フィンランド語では「On+形容詞+動詞の原形」という形で「〜するのは〜だ」という意味を表します。

英語で言えば、It is fun to study. に当たる文です。

 

Opiskeleminen on hauskaa.(Studying is fun.)

Opiskeleminen は「勉強する」を意味する動詞 opiskella の動名詞の形。

hauskaa は「楽しい」を意味する形容詞 hauska の分格の形。

フィンランド語では、主語が一つ二つと数えられない単語のときは、補語の形容詞は分格の形になります。

英語で言えば、Studying is fun. に当たる文です。

 

Minä pidän opiskelemisesta.(I like studying.)

minä は「私は」を意味する代名詞。

pidän は「好き」を意味する動詞 pitää の一人称単数形。

opiskelemisesta は「勉強する」を意味する動詞 opiskella の動名詞 opiskeleminen の出格の形。

フィンランド語では「好き」を意味する動詞 pitää の目的語は出格の形になります。

英語で言えば、I like studying. に当たる文です。

 

まとめ

今回は「勉強は楽しい!」と言いたいときに使える三つの文を紹介しました。

これについては、英語との対比で覚えるとわかりやすいかもしれません。

On hauska opiskella.(It is fun to study.)
Opiskeleminen on hauskaa.(Studying is fun.)
Minä pidän opiskelemisesta.(I like studying.)

また「勉強する」を意味する動詞 opiskella の活用も押さえておきましょう。

原形 opiskella 勉強する
動名詞主格 opiskeleminen 勉強することは
動名詞出格 opiskelemisesta 勉強することを

 

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