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五せる

photo credit: Visit Finland via photopin cc

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権力・権限を持っている人をどのように動かすか。

古来より、自分ひとりの力を超えた大きな仕事をするためには、そのような技術が必要とされてきました。

日本語にはその知恵を凝縮した次のような動詞があります。

五せる

五せるとは、役人懐柔のための方法のこと。

日本語俗語辞書

「五せる」の中にはその数字の通り、役人懐柔のための5つの方法が含まれています。

その方法とは何か?

少し想像してみてください。

??

正解はこちら。

五せるとは役人懐柔のための方法で、【食わせる(=食をふるまう)】【飲ませる(=宴席をもうける)】【握らせる(=金品をさしだす)】【抱かせる(=女性を世話する)】【いばらせる】の5つの『~させる』からきている。

日本語俗語辞書

最初の4つは何とか思い付くような気がしますが、最後の「いばらせる」だけはやや異質な答え。

原資が必要ないという意味では、もっとも簡単な方法かもしれません。

もしあなたが職場で、身の回りにいばる上司や同僚がいて辟易しているなら、それは「いばらせることによって相手を懐柔し、こちらの将来的な利益を引き出しているのだ」と考えてみてはどうでしょう?

そんな風に思うことができたら、何よりも心の余裕を持つことができますし、あるいは思いがけない果実を得ることもあるかもしれません。


How old is a ‘tween’?

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teenager

a person who is between 13 and 19 years old

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

英語でティーンエイジャー(teenager)と言えば、13〜19歳の若者のこと。

これは英語で[-teen]という語尾を持つ数字が13〜19であることに由来します。

11 eleven
12 twelve
13 thirteen
14 fourteen
15 fifteen
16 sixteen
17 seventeen
18 eighteen
19 nineteen
20 twenty

 

それでは13歳より若い人はみな child なのでしょうか?

そうとも言えますが、英語にはその間を埋める単語も存在します。

child → ○○ → teenager

その単語がこちら。

tween

a child between the ages of about 10 and 12

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

10〜12歳というと、日本では小学校の後半に当たる年齢。

マーケティングの世界では、child と teen の間の年齢層を指す用語として使われます。

Tweens as a marketing demographic are defined as in-between being a child and a teen.

Wikipedia「Tween」より

この tween はその綴りから推測できるとおり「間」を意味する between から派生した単語。

現在の用法が広まるきっかけになったのは、J・R・R・トールキンの『指輪物語』で、そこでは20〜33歳のホビットを表す単語として使われました。

人間より長い寿命を持つホビットは33歳で成人し、120歳まで生きるのだそう。

私たちはホビットほど長く生きられないかもしれませんが、20〜33歳が何かと何かの「間」であるというのは、案外現代日本の肌感覚に合っているような気もします。


フィンランド語学習記 vol.269 − 雪はどこにある?

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フィンランド語教室で使っているテキストの一つ『Suomen mestari』にフィンランドの冬を表す次のような文が出てきました。

Talvella on normaalisti kylmä ja maassa on lunta.

Google翻訳で英訳すると、次のようなきれいな英文に変換されます。

In winter it is normally cold and there is snow on the ground.

さて、さきほどの文で不思議に思ったのが後半の部分。

…maassa on lunta.(地面には雪がある。)
*maa(地面)、lumi(雪)

フィンランド語の格変化のうち、[-ssA]は「〜の中に」を意味する格語尾。

よって maassa on lunta と言われると、地面の中に雪があるかのようなイメージを思い浮かべてしまいます。

一方、フィンランド語には「〜の上に」を意味する[-llA]という格語尾もあります。

フィン
[-ssA] in 〜の中に
[-llA] on 〜の上に

 

だとすると、さきほどの maassa は maalla ではダメなの?という疑問が生じてきます。

maassa on lunta.(地面には雪がある。)
maalla on lunta.(??)

そこで先日の授業の際に先生に聞いてみると、この文は地面の上にある雪を横からではなく、上から見ているイメージなのだとか。

なるほど!

考えてみると、

Olen Suomessa.(私はフィンランドにいます。)

と言うとき、私はフィンランドの中にもぐっているのではなく、フィンランドの上に立っている訳です。

それにもかかわらず[-ssA]を使うのは、なぜなのでしょう?

この問いに対して、さきほどの視点を使えば「横から見ればフィンランドの土地の上にいる私も、上から見ればフィンランドという枠の中にいる」と答えることもできるでしょう。

わかったつもりになっていた[-ssA]と[-llA]の使い分けにも、まだまだ奥深いところがあるなと気付かせてくれたテキストの例文でした。


beget − 連鎖するもの

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「ランダムハウス英和大辞典」の bear の項にこんな記述があります。

bear[bέər]

(1)〈女性・雌が〉〈子を〉産む.

◆男性が子をもうける場合は beget

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

(1)の意味はよいとして、気になったのはその次の部分。

男性が子をもうけるという意味の beget という動詞があるんですね。

この単語は初めて見ました。さっそくそちらも調べてみましょう。

beget[biɡét]

1 〈通例、父親、時に両親が〉〈子を〉もうける

2 (文語)生じさせる;(結果として)招く

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

日本語でも、子どもを「産む」ことができるのは女性だけですが、子どもを「もうける」ことは男女両方ともに可能です。

そういった意味で「もうける」というのは beget の上手い訳語なのでしょう。

また beget には、子ども以外のものを「生じさせる」という意味もあり、’X begets X’ という反復の形で使われることが多いようです。

a belief that power begets power(力が力を生むという信念)

Money begets money.(金は金を生む。)

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

A lie begets a lie.(うそはうそを生む。)

Cruelty begets cruelty.(残忍は残忍を生む。)

Disease begets disease.(病が病を生じさせる。)

「英和活用大辞典」

Violence begets violence.(暴力が暴力を生む。)

「ウィズダム英和辞典 第3版」

暴力の連鎖というのは、今の世界において断ち切ることが最も難しいものの一つでしょう。

それにしても beget の例文を調べていると、このように悪い意味の例文ばかりが出てきます。

一つくらい良い意味の例文はないのかな?と思い、あちこち探していたら一つだけ見つかりました。

Enthusiasm begets enthusiasm.(熱意は熱意を生むものだ。)

「英辞郎」

確かに熱意を持って何事かに取り組んでいる人を見ると、自分もやってやろうという気持ちになりますよね。

願わくば、こんな風に周囲の人にプラスの影響を与えられる存在でありたいものです。


フィンランド語学習記 vol.268 − 東から西から

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フィンランド語教室で使っているテキスト『suomea suomeksi』に次のような文が出てきました。

Aurinko nousi idästä ja taivas oli punainen.(太陽が東から昇った、そして空は赤かった。)
*aurinko(太陽)、nousta(昇る)、itä(東)、taivas(空)、punainen(赤い)

それぞれの単語の意味はわかっているのに、文を見たときに一瞬??となってしまったのが3語目の idästä という形。

フィンランド語の4方位を表す単語は次のとおり。

フィン
pohjoinen [ポフヨイネン]
itä [イタ]
etelä [エテラ]
西 länsi [ランスィ]

 

これだけなら簡単なのですが、実際に文の中に組み込まれたときには、フィンランド語の他の単語と同じようにさまざまな形に変化します。

例えば、こんな感じ。

主格
(〜は)
出格
(〜から)
入格
(〜へ)
pohjoinen pohjoisesta pohjoiseen
itä idästä itään
etelä etelästä etelään
西 länsi lännestä länteen

 

こうして見ると、北/南はそれほどではないものの、東/西はかなり複雑な変化をしていることがわかります。

よって小学校で習うような太陽の動きを表すには次のような形になりますし、

Aurinko nousee idästä ja laskee länteen.(太陽は東から昇り、西へ沈む。)

もしも方角が変わったときには次のような形になります。

Aurinko nousee lännestä ja laskee itään.(太陽は西から昇り、東へ沈む。)

方角が変わると格変化も面倒なので、太陽にはぜひ東から昇り続けてほしいものです。


ex

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大西泰斗さんの『一億人の英文法』をめくっていたら、こんな例文が出ていました。

I had an interesting conversation with my ex last night.

(昨夜、元カノと面白い会話をしたよ)

シンプルな一文の中に深遠な世界が広がっています。この二人はいったいどんな会話をしたのでしょう?

。。。

いや、今回取り上げたいのはそこではなく、文中にある ex という単語。

ex

a person’s former wife, husband or other partner

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

ex 二文字だけでこのような意味になるんですね。

OALD の語義には、元カノ(ex-girlfriend)、元カレ(ex-boyfriend)は明示されていませんが、other partner の中に含まれているのでしょう。

ちなみに「英辞郎」でこの ex を調べてみたら、次のような例文がのっていました。

Regarding the e-mails from your ex… You didn’t have to hide it from me. You never told me about him.

元彼からのメールのことだけどさあ… 別に隠すことなかったじゃないか。君、この人について全然僕に話さなかったよね。

“I saw you dating with your ex. What the hell is going on?” “I never did that! Not even once!”

「あなたが元彼女とデートしてるの見たわよ。一体何なの?」「そんなこと決してしていない!一度だってしてないよ!」◆浮気

冒頭の明るい例文とは対照的な修羅場(?)が表現されています。

同じ単語を使っても、そこからどんな文を組み立てるのかは人それぞれ。

みなさんだったら、この ex という単語から、どのような文を連想するでしょうか?

 

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