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「スープを飲む」は英語で何と言う?

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日常のちょっとした表現でも、いざ英語で言おうとすると迷ってしまうというのはよくあること。

そんな一つが「スープを飲む」という表現ではないでしょうか。

                 your soup hot.(スープは熱いうちに飲みなさい。)

飲むは drink? それとも eat?

と、drink or eat のところで迷ってしまいます。

実はこれ、英語のネイティブスピーカーの間でも意見の分かれるところなのだとか。

一般的には、スープ皿からスプーンを使って飲む場合には eat soup、カップから直接飲む場合は drink soup という使い分けがあるようです。(だとすると、ほとんどの場合は eat soup でよいのでしょう。)

それでは「味噌汁を飲む」という場合には、drink と eat のどちらを用いるのでしょうか?

味噌汁の場合は、カップと同じようにお椀から直接飲む訳なので、さきほどの原理に基づけば drink を選びたくなります。

しかし実際には eat を用いることが多いのだそう。

これは箸を使って具を食べるという動作が入るのが理由で、もしも具が全く入っていない味噌汁なら箸を使うこともありませんので drink miso soup でよいのだと思います。

そんな味噌汁はあまり飲みたくはありませんが。

喫茶喫飯(きっさきっぱん)

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このところ、仕事で転勤があったり、引っ越しをしたり、バタバタした日々が続きました。

そのように生活が忙しくなると、気持ちが落ち着かなくなることがよくあります。

やるべきことが抜けていないか心配になったり、次のタスクが気になって落ち着いて休むことができなかったり。

気が付けば、いつの間にかマイナス思考に。

そんなときに思い出したい禅語の一つに喫茶喫飯(きっさきっぱん)という言葉があります。

これはお茶を飲んでいるときには、目の前のお茶を飲むことに集中し、ご飯を食べるときには、目の前のご飯を食べることに集中しましょうという意味。

実際忙しくなればなるほど、食事をしていても「味わう」という感覚がなくなってしまい、他のことを考えながら口だけを動かしていることがよくあります。

しかし目の前の一杯・一皿を丁寧に味わうことで、不安が徐々に遠のき、気持ちが整ってくるのは不思議なもの。

せわしない日常の中で自分を取り戻すために、そんなところから始めてみるのはどうでしょう?

酔っぱらいの八つのタイプ

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酒に酔った時のふるまいというのは人それぞれ。

喋り出す人、静かになる人。泣き出す人、怒り出す人、笑い始める人。

時には、よく知った人の意外な一面が見られて、おもしろいときもありますよね。

(もちろんやっかいなときもありますが。)

『そして、僕はOEDを読んだ』(アモン・シェイ著)という本の中に、トーマス・ナッシュというイギリスの作家の引用として、酔っぱらいの八つのタイプというのが出てきます。

それぞれに動物の名前が冠されていて、思わず笑ってしまうようなものもあります。

  1. Ape-drunke(猿酔っぱらい)飛び跳ね、歌い、声がこもり、そしてひっくり返る
  2. Lion-drunke(獅子酔っぱらい)陶器などを投げ散らかし、娼婦を呼び、短剣でガラス窓を割り、話しかけてくる人には誰にでも喧嘩腰になる
  3. Swine-drunke(豚酔っぱらい)動きがのろのろで、今にも眠りそうで、「もうちょっと酒を」と泣き叫ぶ
  4. Sheepe-drunke(羊酔っぱらい)ろれつが回ってないのに、それをうまく隠す
  5. Mawdlen-drunke(鴨酔っぱらい)ビールを飲みながら、優しさを求めてめそめそ泣き、人にキスをして、次のように言う。「神よ、私はあなたをこんなにお慕い申しているのに、あなたは私を私ほどには愛してくれません。お望みであるのなら、お慕い申すのを控えもいたします。」そして自分の指を目に入れて泣く。
  6. Martin-drunke(燕酔っぱらい)酔っぱらっていても、ふとしたことでしらふに戻る
  7. Goat-drunk(山羊酔っぱらい)酒で扇情的になった
  8. Foxe-drunke(狐酔っぱらい)オランダ人の男のごとくずる賢く酔っぱらい、飲んでいる時以外は絶対に商談をしない

『そして、僕はOEDを読んだ』P.100

今度、飲み会に行ったときには、眼前の人がどのタイプなのか考えてみるのも一興でしょう。

あるいは自分がどのタイプなのか、親しい人に聞いてみるのもおもしろいかもしれません。

ずばり言い当てられるのは、ちょっと怖いかもしれませんが。。。

 

そして、僕はOEDを読んだ
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春は花 夏ほととぎす

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1968年に川端康成がノーベル文学賞を受賞したときの記念講演は道元禅師の有名な歌の引用から始まります。

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷しかりけり

Nobel Lecture by Yasunari Kawabata (short excerpt in Japanese) – Media Player at Nobelprize.org

もしこの歌を英語に訳すとしたら、どのような出だしになるでしょう?

??

冒頭の「春は花」からして、いったいどのように英訳したらよいのか思い浮かびません。

川端康成の「雪国」を始め、数々の日本文学を英訳したことで知られるエドワード・G・サイデンステッカーはこの歌を次のように訳しました。

In the spring, cherry blossoms; in the summer, the cuckoo.
In the autumn, the moon; in the winter, snow, clear, cold.

代案もないのにこんなことを言うのは恐縮ですが、苦心して何とか英語に置き換えたという感じがひしひしと伝わってきます。

俳句や短歌に見られるように日本語というのは簡潔な表現で余韻を持たせるのが得意。

この感覚を翻訳で再現するのはなかなか難しいのかなと思います。

もしかしたらこういった世界に魅せられて日本語を始める人も多いのかもしれません。

moldy と musty の違いとは?

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まだ梅雨の時期ではありませんが、今回はかびのお話。

英語で「かび」は mold。

そして「かびの生えた」という形容詞は moldy。

moldy

  1. covered with or containing mold

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

一方「かびくさい」を意味する musty という形容詞もあります。

musty

smelling damp and unpleasant because of a lack of fresh air

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

一見似たような moldy と musty の違いとは何でしょう?

moldy = かびの生えた
musty = かびくさい

この二つ、厳密に区別すると moldy の方は実際にかびが生えているのに対して、musty の方はそのような匂いがするだけで実際にかびは生えていないのだとか。

言われてみれば確かに、かびくさいからと言って、必ずしもかびが生えている訳ではありません。

とはいえ、これは日本語ネイティブの感覚からすると盲点になるような使い分け。

。。。だと思うのですが、いかがでしょう?

chalk はなぜ不可算名詞なのか?

学校で使う昔ながらのチョーク(chalk)。

この chalk という単語、辞書で調べると不可算名詞(uncountable)ということになっています。

例えば、チョーク一本を表すときには、a piece of chalk のように言います。

ただチョークと言ったら、ぱっと頭の中に浮かぶのは円筒形のあの一本。

なぜ不可算名詞になるのかはよくわかりません。

それともネイティブスピーカーの頭の中では、chalk と聞いたときに、もっと大きな塊のようなものが連想されているのでしょうか?

これについての一つの考え方としては、chalk というのは分解しても、なお chalk のままであり続けるので不可算名詞になるというものがあります。

例えば pen というのは分解したら、もはや pen としての機能を持たなくなるので可算名詞(countable)。

一方の chalk は二つに折っても、半分に割っても chalk であり続けるので不可算名詞(uncountable)。

と、理屈を考えていくと納得できないこともないのですが、それでもあの一本のチョークを見たときに a chalk と言えないのは不思議なことだと思います。

ただしチョークの種類自体が複数あるときには可算名詞として使うこともできるとのこと。

a set[box]of colored chalks

1セット[箱]のカラーチョーク

「ウィズダム英和辞典 第3版」

以上、ちょっと不思議なチョークのお話でした。

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