いるべき人がいない/いない人がいる
absentee
a person who is not at a place where they were expected to be
「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」
absentee は「欠席者」の意味。
例えば、次のように使います。
この文、文法的におかしなところはないのですが、改めて考えてみると不思議な点が一つ。
伝えたいのは「いるべき人がいない」ということなのですから、本来なら否定文の形になるべきなのではないかと。
もし否定文で同じ内容を伝えようとすれば、例えば、”Three people did not come today.” のような形になるはずです。
ここで気になるのは、”There are three absentees today.” のように肯定の形で眼前の状況を捉えたときと、”Three people did not come today.” のように否定の形で捉えたときでは、状況に対する認識は変わるのかどうかということ。
否定の形で捉えたときには「いるべき人がいない!」と怒ってしまうところ、肯定の形で捉えたときには「いない人がいる」のように客観的に状況を認識できる、、、というようなことがあったら面白いと思うのですが、果たしてどうでしょうか?
Oxford Advanced Learner’s Dictionary, 8th edition
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
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