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フィンランド語学習記 vol.342 − おばさんは運転する

フィンランド語のような比較的マイナーな言語を学んでいると、どうしても手持ちの辞書にはのっていない単語に遭遇することがよくあります。

そんなときの心強い味方がオンライン辞書の「Wiktionary」。

フィンランド語の語彙もとても充実していて、よく利用させてもらっています。

この Wiktionary の面白いところは、あらゆる言語を横断的に検索できるということ。

例えば、先日 ajaa という単語を調べたところ、次のような検索結果が出てきました。

Finnish

Verb

ajaa

  1. (transitive) to drive, ride, travel in a vehicle, transport in a car

Greenlandic

Noun

ajaa

  1. maternal aunt

フィンランド語では ajaa は「運転する」の意味ですが、グリーンランド語では「母方のおば」を意味するとのこと。

それが何か?と言われると困ってしまうのですが、こういうおまけの知識が付いてくると何だか当たりくじを引いたような嬉しい気持ちになります。

ただこれ以来 ajaa という単語を見ると、ついついおばさんが運転している絵を想像してしまうのはちょっとどうかと思うのですが。。。


極北

photo credit: Snowy Farm via photopin (license)

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もしもたっぷりのお金と時間があって、どこへでも行ってよいと言われたら、北へ向かいますか? それとも南へ向かいますか?

人によって好みの分かれるところだと思いますが、自分の場合はおそらく北へ向かうような気がします。

そういえば大学生になって初めて一人旅をしたときの目的地も北海道の稚内でした。

今ならフィンランドのヘルシンキでレンタカーを借りて、行けるところまで北上してみるなんていう旅もよいなと思います。

北へ北へと向かえば、やがて辿り着くのは極北の世界。

きょくほく【極北】

はるか北の方。北の果て。北極に近い所。さいはて。

「広辞苑 第五版」

この極北というのは、ちょっと不思議な言葉。

まず面白いのは「極北」という言葉はあるのに、逆の「極南」という言葉はないということ。

○ 北極 ○ 南極
○ 極北 × 極南

 

また日本語の極北には、単に地理的な北というだけではなく、「日本語表現の極北」とか「現代文学の極北」のように抽象的な使い方もあります。

これらの極北は極限的という意味で使われているのだと思いますが、よい意味か悪い意味かと言われれば、よい意味と考える方が妥当でしょう。

そういう意味でも人が最後に目指すところは、やはり「北」なのかもしれません。


バッハのアリオーソ

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何だか心の底から疲れたなあというときに聴きたくなる音楽ってありませんか。

バッハのアリオーソ(Arioso)はそんな曲の一つ。

ただ考えてみるとアリオーソというのがどんな意味なのか知らなかったので、ちょっと調べてみました。

arioso

(music) A musical style, in opera and oratorio, that is more melodic than recitative, but less so than aria

「Wiktionary」

recitative(レチタティーヴォ=叙唱)よりも旋律的で、aria(アリア=独唱)よりも旋律的でないとの定義。

オペラには全く詳しくないのですが、イメージとしては次のような感じでしょうか。

【旋律的でない】レチタティーヴォ(recitative)←→ アリオーソ(arioso)←→ アリア(aria)【旋律的】
なおさきほどの語義は英語の辞書から拾っていますが、もとはイタリア語で aria+[-oso](=アリアのように)という成り立ちなのだそうです。

秋の静かな夜にハーブティーなど飲みながら聞くのにもぴったりの曲だと思います。


俳句の本を読んでみる

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この頃、折に触れて読んでいるのが俳句の本。

俳句なんて中学や高校の国語の教科書にのっているものに接して以来、とんとご無沙汰だったのですが、久しぶりに接してみるととても新鮮。

これは自分には絶対に真似できない!と思えるような世界の切り取り方を、五七五のたった十七文字の中に垣間見ることができる、とても素敵な世界です。

今回はそんな俳句の本を三冊紹介してみたいと思います。

 

君に目があり見開かれ

柚子の花君に目があり見開かれ  佐藤文香

柚子の花ってどんな花なのか、考えてみるとわからないのですが、柚子の花を見ている「君」を見ている人の心の内はありありと伝わってくるような。

先月のかまくらブックフェスタでこの佐藤文香さんの句集を買ったのが、俳句の世界に引き込まれて行くきっかけになりました。とても素敵な一冊です。

 

漱石俳句集 (岩波文庫)

仏性は白き桔梗にこそあらめ  夏目漱石

写真で見る白い桔梗の花には、何とも言えない品があって、その中に仏の姿を見たという漱石の心持ちが伝わってくるようです。

漱石が参禅していた北鎌倉の円覚寺、帰源院にこの句の句碑があります。

 

十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う

葉ざくらの中の無数の空さわぐ  篠原梵

最後にこんな風に空を見上げたのはいったいいつのことだっただろう、と思わず考えてしまいました。たしかにそこにはたくさんの空があって、その向こうはどこまでも広がっているのでしょう。

本書は俳人の堀本裕樹さんによる俳句の鑑賞本。古今のさまざまな句に堀本さんの丁寧な解説が添えられていて、俳句に興味をもったときの最初の一冊によいかもしれません。

 

以上、最近読んだ俳句の本を三冊紹介してみました。

これまであまり触れてこなかった世界ですが、これから少しずつ開拓してみようと思います!

 

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漱石俳句集 (岩波文庫)
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フィンランド語学習記 vol.341 − epäkuunnossa

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以前のエントリーで rikki(壊れた)という表現を取り上げました。

フィンランド語学習記 vol.339 − rikki

今回はそれに関連する表現をもう一つ。

Radio on epäkuunossa.(ラジオはきちんと動いていません。)
Radio meni epäkuntoon.(ラジオはきちんと動かなくなりました。)

epäkuunossa は「調子が悪い」、mennä epäkuntoon は「調子が悪くなる」を意味する表現。

もともとは「条件、状態」を意味する kunto(クント)という単語がもとになっているようです。

epäkuunossa, epäkuntoon の[epä-]は打ち消しを意味する接頭辞。

フィンランド語学習記 vol.235 − epä

よってラジオがきちんと動くようになったら[epä-]を外してあげることもできます。

Radio on kuunossa.(ラジオはきちんと動いています。)

どれもよく使いそうな表現なので、きちんと押さえておきたいと思います。


神は歯のない者にクルミを授ける

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気が付けば、いつのまにか11月も後半。あと1か月と少しで、2015年も終わってしまいます。

窓の外の銀杏の葉も少しずつ黄色くなってきました。

今日はそんな秋の一日にふさわしいような、ふさわしくないような英語のことわざを一つ。

The gods send nuts to those who have no teeth.
(神は歯のない者にクルミを授ける。)
これはシンプルに解釈すれば「神様は気まぐれなもの」という意味。

あるいはもう少し深く考えれば「人が人生において望んでいるもの、人生の果実を手に入れる頃には、歳を取り過ぎていて、もはやそれを味わうことができない」というような意味にも解釈できるかもしれません。

人生というのは、ある面から見れば喜劇であり、また別の面から見れば悲劇であるということを教えてくれる、印象深いことわざの一つです。


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