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Zzyzx, California

photo credit: Joshua Tree via photopin (license)

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アメリカ合衆国のカリフォルニアには、

Zzyzx

という地名があるのだとか。

初めて見たときには文字の並びにびっくりしてしまいました。

これはいったい何と読むのでしょう?

ズズイズクス?

??

調べてみると /ˈzaɪzɨks/ という発音のよう。

発音のとおりにカナ表記するなら「ザイズィクス」でしょうが、日本語では「ジージックス」と表記することが多いようです。

この Zzyzx はもともと温泉のあった土地で、今は砂漠の研究施設があるのだそう。

ただ Google Map で見ると、あたりには何もないことがわかります。

その名前の由来について Wikipedia には次のようなエピソードがのっていました。

The made-up name Zzyzx was given to the area in 1944 by Curtis Howe Springer, claiming it to be the last word in the English language.

Wikipedia「Zzyzx, California」より

これによると Zzyzx というのは「最後の英単語」になるよう意図的に付けられた名前なんですね。

「そうか、やはり作られた名前だったか」と少しがっかりしたのですが、考えてみるとあらゆる地名というのは過去に誰かが作った名前のはず。

それならば、いずれ Zzyzx より後に来る名前も地図上に現れるのかもしれません。

ハーゲンダッツの謎

フィンランド語を始めてからというもの[ä]や[ö]など点々付きの文字に注意が行くようになりました。

そんなある日、近所のイトーヨーカドーのアイスクリームコーナーでハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)の安売りをしていたので、久しぶりに手に取ったところ、とんでもないことに気付いてしまいました。

Häagen-Dazs

なんと点々付きの[ä]と点々なしの[a]が並んでいるではありませんか。フィンランド語なら母音調和に反するということで、即座にNGになってしまいます。

そもそも Häagen-Dazs というのはいったい何語なのでしょう?

何となくドイツ語なのかなと思っていたのですが、調べてみると、ハーゲンダッツのホームページに次のような説明がのっていました。

ハーゲンダッツという言葉は造語であり、それ本来の意味はありません。 創始者ルーベン・マタスによって、名づけられました。高品質なミルクをイメージさせる北欧の都市 “コペンハーゲン” とそれに響きのあう “ダッツ” という言葉(意味はありません)を組み合わせました。

ハーゲンダッツ ジャパン「よくあるご質問・お問い合わせ」

なるほど。ハーゲンダッツのハーゲンは、デンマークのコペンハーゲンから来ているんですね。

ただしコペンハーゲンは、デンマーク語で København と綴るようなので、Häagen-Dazs の[ä]がどこから来たのかは謎。

デンマーク語には Häagen みたいな単語があるのかなと思って、探してみたところ、

そもそもデンマーク語には点々付きの文字(ウムラウト)は存在しない!

ということがわかって、ますます謎が深まっているところです。

母音字を含まない最も長い英単語

rhythm

a strong regular repeated pattern of sounds or movements

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

rhythm という英単語には、いわゆる母音字(a, i, u, e, o)が一つも含まれていません。

もっと短い単語ならともかく、6文字もある単語に母音字が含まれていないというのはとても珍しいこと。

それではこの rhythm より長く、かつ母音字を含まない英単語というのはあるでしょうか?

あるいは次のように聞いた方がよいかもしれません。

母音字を含まない最も長い英単語はいったい何でしょう?

??

??

調べてみると、こんな単語がありました。

twyndyllyng

(obsolete) A twinling or twin.

「Wiktionary」

twyndyllyng は「双子」を意味する英単語。

ただし obsolete(廃れた)という表示が示しているとおり、今の時代に使われている単語ではありません。

いったいどのように発音するのだろう?と思って調べてみたのですが、はっきりとした答えを見つけることはできませんでした。

すでに使われていない単語ですので、そのあたりは推測するしかないのでしょう。

いかにも土の中から掘り出したような手触りのある単語だと思います。

 
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「予測」と「先入観」の違いとは?

16022001

ある大学のある入試問題で次のような問題が出されたのだそうです。

「予測」と「先入観」は何が違うのか?

しばらく考えてみたものの、アタマの中がぐるぐる回ってよくわからず。

まずは辞書の語義を見てみましょう。

よそく【予測】

根拠にもとづいて、前もっておしはかること。

「角川必携国語辞典」

せんにゅうかん【先入観】

実際に見聞きする前に頭の中にできあがった、思いこみやイメージ。客観的な観察や判断をさまたげる。

「角川必携国語辞典」

予測は動的で、先入観は静的ではあるものの、どちらもこの世界を何らかの方法で「認識」するという点は同じ。

それでは予測と先入観は認識の仕方において、いったいどのような違いがあるのでしょう?

例えば「私は彼女も友人もいないので、今年のバレンタインデーにはチョコレートをもらえないだろう」と言う人は、チョコレートがもらえないということを「予測」しているのだと思います。

一方「私は何の魅力もない人間なので、一生バレンタインデーにはチョコレートをもらえないだろう」という人は、ある種の「先入観」に囚われているように思えます。

つまり先入観というのは妥当性に欠ける、ネガティブな認識であるということは言えるでしょう。

ただ結局これは結果論なのであって、もし本当にその人が何の魅力もない人間で、一生バレンタインデーにチョコレートをもらえなかったなら「私は何の魅力もない人間なので、一生バレンタインデーにはチョコレートをもらえないだろう」というさきほどの言説は先入観ではなくなるのかもしれません。

だとすると、今、この瞬間にあなたの思い描く世界が予測であるのか先入観であるのか、いったい誰が判断できるのでしょう?

 

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ほめうた

16021901

この頃また昔の音楽ばかり聞いています。

今日はずっとクランベリーズ(The Cranberries)を流していたら、「Ode to My Family」という曲が耳に心地よくて何度もリピートしてしまいました。

それはそれとして、曲名の最初に来ている ode という単語が何だか気になります。

意味もわかりませんし、読み方もわかりません。

ということで、さっそく辞書を調べてみました。

ode

BrE /əʊd/ ; NAmE /oʊd/

a poem that speaks to a person or thing or celebrates a special event

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

これによると ode というのは、ある人やものや出来事を称える詩の形式のこと。

ベートーベンの「歓喜の歌」は、英語名を ‘Ode to Joy’(=喜びを称える歌)と言うようです。

また ode を日本語訳したいときには「頌歌」という表現があるよう。

しょうか【頌歌】

  1. ほめうた。ほぎうた。
  2. オードの訳語。

「広辞苑 第五版」

「ほめうた」というのは何だかほっこりする響きですね。

考えてみると、ほめられてもよいものというのは、この世界にまだまだたくさんあるような気がしませんか。

 
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「そ」の書き方

16021801

「そ」というひらがなには二通りの書き方があります。

一つは最初の横棒を次につなげる書き方。もう一つは最初の横棒の代わりに斜めに点を打つ書き方。

ここでは前者のそを「つなげるそ」、後者のそを「点を打つそ」と呼ぶことにしましょう。

この「そ」の書き方については、一つ思い出があります。

もともと私は「つなげるそ」を書いていたのですが、中学生の頃、友人が「点を打つそ」を書いているのを見て「この書き方、何だかかっこいい」と思い、それを真似するようになったのでした。

それ以来、ずっと「点を打つそ」を書いています。

おそらく今の小学校では「つなげるそ」を習うのだと思いますが、現在流通している日本語フォントを見てみると「点を打つそ」もそれなりに使われています。

特にどちらかが規範になっているということはなく、昔の私がそうだったように好みに応じてどちらを選んでも構わないのだと思います。

「そ」の書き方なんて意識したことがなかった!という人は、周囲の人がいったいどちらの「そ」を使っているのか観察してみるのも面白いかもしれません。

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