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Misdelight

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人の生きる喜びというのは、人の役にたつことであったり、他者とつながることであったり、自分を成長させることであったり。

そんな本質的な喜びの裏には、人に言えないような喜びも抱えているのが人間というものではないでしょうか。

例えば、他人の不幸を喜ぶということ。

どんな人格者であっても、ふとした隙にそういう気持ちが入り込んでくることもあるはず。

このところ世間を騒がせている様々なニュースを見ていると、特にそんなことを感じます。

そのような人間の性質を表すのに、ぴったりの英単語が一つ。

Misdelight(名詞)よくないことに喜びを感じること

…周りから仏様のような人だと思われている人でも、嫌な隣人の家が火事になってしまったら、密かにぞくぞくしてしまったりする。…

『そして、僕はOEDを読んだ』P.162

たった一つの単語なのに「確かに人間にはそういうところがあるな」ということを思い起こさせてくれる鋭い単語だと思います。

今はもう使われていない古い単語ですが、誰しも心の中を覗いてみれば、直視したくないような misdelight を一つや二つくらいは見つけることができるのではないでしょうか。

 

そして、僕はOEDを読んだ
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フィンランド語学習記 vol.364 − 医療センターはどこ?

フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi』にこんなスキットが出てきました。

Anteeksi, mutta voisitteko sanoa, missä Kallion lääkäriasema on.
(すみませんが、カッリオ医療センターがどこにあるのか教えていただけませんか?)

Kun menette ensin tätä katua suoraan eteenpäin noin kolmesataa metriä ja sitten käännytte vasemmalle, niin lääkäriasema on heti oikealla.
(まずこの道をまっすぐ300メートルくらい進んで左に曲がります。そうすると医療センターはすぐ右にありますよ。)

*lääkäriasema(医療センター)、suoraan(まっすぐに)、kääntyä(曲がる)、heti(すぐに)

『suomea suomeksi 2』P.23

いかにもありそうな会話ではありますが、一文が長い!

ただしこの文型を覚えておけば、さまざまな機会に使うことができそうです。

文中の単語を変えて言ってみるのも、よい練習になりそう。

Anteeksi, mutta voisitteko sanoa, missä                      on.
(すみませんが、     がどこにあるのか教えていただけませんか?)

Kun menette ensin tätä katua suoraan eteenpäin                      metriä ja sitten käännytte                     ,
(まずこの道をまっすぐ     メートルくらい進んで     に曲がります。)

niin                      on heti                     .
(そうすると     はすぐ     にありますよ。)

「左右に曲がる、左右にある」の表現は語尾に注意。

kääntyä vasemmalle 左に曲がる
kääntyä oikealle 右に曲がる
olla vasemmalla 左にある
olla oikealla 右にある

 

ところで英語で道案内のスキットを練習する場合は、自分を道案内する側に置くことが多いですが、フィンランド語の場合は、自分を道案内される側に置いた方が現実的かもしれません。

相手の言うことを聞き取ることさえできれば、何とかサバイバルできるのではないかと思います。

フィンランド語学習記 vol.363 − hammaslääkäri

ここ数か月のサイクルは次のとおり。

久しぶりの虫歯になって歯医者へ
→ ガガガと治療
→ もう虫歯にならないよう、歯の手入れを完璧にすることを誓う
→ しかしまた虫歯になって歯医者へ

喉元過ぎれば熱さを忘れるようで、結局また近所の歯医者に通っています。

そんな「歯医者」はフィンランド語で hammaslääkäri(ハンマスラーカリ)。

hammas は「歯」、lääkäri は「医者」を意味する単語です。

せっかくなので、今回はそんな歯に関する単語を集めてみました。

フィン
hammas
hammasharja 歯ブラシ
hammaslääkäri 歯医者
hammasmätä 虫歯
hammastahna 歯磨き粉
hampaat 歯(複数)

 

一本の歯は hammas ですが、複数の歯は hampaat。

それでは複数の虫歯は何と言ったらよいのでしょう?

??

それはさておき、

フィンランドであれ、他の国であれ、海外で医者にかかるのは大変だろうなと思うのですが、幸いそのような状況を経験したことはありません。シンプルな症状なら指差し・ジェスチャーで何とかなっても、細かい点を伝えるのは難しそうです。

よって、歯に関する表現をしっかり押さえておきたいと思います。

。。。もとい、歯の手入れを完璧にしたいと思います!

¿あんみつ食べます?

スペイン語の文を眺めていると、ときどきこんな記号を見かけることがあります。

¿

さかさまになったクエスチョンマーク。

スペイン語の正書法では、疑問文の文末に疑問符(?)を置くだけでなく、文頭にも逆疑問符(¿)を置くことになっています。

¿Hablas inglés?

スペイン語は英語のように疑問文で語順が変わるということがありません。

そのため文が長くなればなるほど、初めに「この文は疑問文である」ということを知らせておく方が情報伝達の上で効果的なのだとか。

なるほど!

考えてみると、この仕組みは日本語にも応用できると思います。

日本語では、終助詞の「か」を文末に置いて疑問文を作りますが、日常会話の中では「か」を省略することもよくあります。

そのような会話を文章で表すときにこの仕組みを使えば、誤解も少なくなるのではないでしょうか。

¿あんみつ食べます?

。。。

それにしても、なぜ文頭に置く疑問符をさかさまにしなければならないのか? それは謎のまま。

また ¿ の書き順は点からなのか、それとも下からなのか。。。まあ普通は点なのかなと思いますが、、、さて。

オアシスまで20,000マイル

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音楽は日々の生活に欠かせないものの一つ。

。。。と思ってはいるのですが、仕事が忙しいときには、新しい音楽を開拓しようという気持ちも薄れてしまいます。

そんなときには学生時代に好きだった音楽を聴き直して、エネルギーをもらうようにしています。

最近聴き直しているのが、2011年に解散したアメリカのロックバンド R.E.M. の『Out of Time』というアルバム。

その中でも特に好きなのが「Texarkana」という疾走感のある曲。

昔は歌詞の内容を追いかけたりしていなかったのですが、改めて聴いてみるとこんな出だしでした。

20,000 miles to an oasis

20,000 years will I burn

20,000 chances I’ve wasted

Waiting for the moment to turn

1マイルは約1.6km なので、20,000マイルというのは約32,000km。

オアシスまで32,000kmというのは遠いようでもあり、近いようでもあり。

なお曲名の Texarkana(テクサーカナ)というのはアメリカのテキサス州とアーカンソー州の州境に位置する町の名前。

学生時代、車でアメリカを回ったときに、この町を通ったことがあります。そのときに「あ、Texarkana というのは町の名前だったんだ」と思ったのを覚えています。

Texarkana には夜遅くに着いて、どこかの駐車場で車中泊をして、次の日にはすぐに出発してしまったので、結局町を回ることはありませんでした。

この曲はそんな旅の記憶につながっていることもあり、聴いていると様々な感情が湧いてきます。

ただ歌詞の中には一度も Texarkana という単語が出てこないので、なぜこの曲のタイトルが Texarkana なのかは未だにわかりません。

この Texarkana というのは本当にあのとき立ち寄った町なのか? あるいは20,000マイル先にある未踏のオアシスの名前なのか?

そんなことをつらつらと考えている間に日曜も終わり、また新しい週がやってきます。

赤の他人

赤という色から連想するイメージといえば、情熱であったり、怒りであったり。

いずれにしてもとても強い色という印象があります。

そんな赤はときどき「あの人は赤の他人だ」のように慣用表現の中に姿を表すことがあります。

なぜ青の他人や白の他人ではなく、赤の他人と呼ばれるのでしょう?

辞書には次のような語義がのっていました。

あか【赤】

〔多く接頭語的に〕それ以外の何物でもないことを表す。「ー〔全く〕の他人/ー恥・ー裸」

「新明解国語辞典 第七版」

赤の他人などと言うときの赤は強調の接頭辞として使われています。

上記語義の用例にものっている「赤っ恥」や「真っ赤な嘘」なども同じような使い方。

一つ気になるのはどれもネガティブな意味ばかりで、ポジティブな意味で使われている例が見つからないということ。

他人・恥・嘘のようにもともとネガティブな意味合いの単語に付いているので当然と言えば当然なのですが、一つくらいポジティブな表現はないものでしょうか。

例えば、赤の真実とか赤の勇気のような表現が見つからないのは、ちょっと不思議な感じもします。

 
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