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フィンランド語学習記 vol.439 − Hard Brexit

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イギリスのテリーザ・メイ首相が、17日に行った演説の中で、イギリスのEU離脱に関する具体的な計画を発表したというニュースがありました。

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」でもこのトピックを扱っていたので、紹介してみたいと思います。

(日本語訳は筆者による。間違いがあったら申し訳ありません。)

Britannia aikoo jättää EU:n vapaan kaupan

Britannia eroaa EU:n sisämarkkinoilta. Sisämarkkinat tarkoittaa, että EU-maat voivat käydä kauppaa vapaasti toisten EU-maiden kanssa.

Britannian pääministeri Theresa May kertoi asiasta, kun hän puhui Britannian EU-erosta. May haluaa kuitenkin pitää hyvät kauppasuhteet EU:n kanssa.

イギリスはEUの自由貿易を手放す予定。

イギリスはEUの単一市場を離脱します。単一市場というのは、EU加盟国が他の加盟国と自由に貿易ができるということを意味しています。

イギリスのテリーザ・メイ首相は、イギリスのEU離脱について話したとき、この問題について語りました。しかしながらメイ首相はEUとのよい貿易関係は維持したいと思っています。

フィン
aikoa be going to 〜するつもりだ
jättää leave 手放す
vapaa kauppa free trade 自由貿易
erota part from 離れる
sisämarkkinat internal market
single market
単一市場
käydä kauppaa jkn kanssa trade with sb 〜と貿易をする
pääministeri prime minister 首相
kertoa tell 語る
kauppasuhteet trade connection 貿易関係

 

kauppa という単語はこれまで shop, store の意味しか知りませんでしたが、business や trade の意味もあるということを初めて知りました。

この「Yle Uutiset selkosuomeksi」は中級程度のフィンランド語力でも、内容のある文章が読める貴重なニュースサイト。

今後も折に触れてチェックしていきたいと思います。

 
Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

チューブ

photo credit: frenchdave End of the line via photopin (license)

photo credit: frenchdave End of the line via photopin (license)

おそらく多くの人が中学1年の英語の授業で習う「by+乗り物」 の用法。

I go to school by bus.
I go to school by train.

この用法に関して、英語の語法書『Practical English Usage』に次のような説明が出ています。

In some common fixed expressions to do with place, time and movement, normally countable nouns are treated as uncountables, without articles. Examples are:

by car / bus / bicycle / plane / train / tube / boat

「Practical English Usage」

ここで気になったのが、用例の最後から二つ目にある tube という単語。

I go to school by tube.

「tube って何だろう?」と思って辞書を調べてみたら、次のような意味が出ていました。

the Tube

British trademark

The underground railway system in London:

‘a cross-London trek on the Tube’

Oxford Dictionaries

tube というのはロンドン地下鉄の愛称なんですね。

また辞書の tube の項を読んでいると、この単語は地域によってさまざまな用法があることがわかります。

Australian informal

A can of beer:

‘a tube of lager’

Oxford Dictionaries

North American informal

Television:

‘watching the tube in a country bar’

Oxford Dictionaries

tube はオーストラリアでは缶ビール、北米ではテレビの意味になるとのこと。

Youtube の tube というのはこの意味に由来する訳ですね。

以上そんな tube いろいろのお話でした。

 
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カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
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一流と二流

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一流の寿司職人と二流の寿司職人。
一流の野球選手と二流の野球選手。
一流の政治家と二流の政治家。
一流の会社員と二流の会社員。

私たちがこのように表現するとき、一流と二流の間にはいったいどれくらいの差があることを想定しているでしょうか?

いちりゅう【一流】

その社会でのランクが最高で、押しも押されもしない地位(を占めているもの)。

「新明解国語辞典 第七版」

にりゅう【二流】

その社会で、一流と言われるところまで達していない地位(にあるもの)。

「新明解国語辞典 第七版」

新明解によれば、一流というのは「最高」、二流というのは「その次の段階」。

だとすれば、二流というのもそれほど悪いことではないのかもしれません。

実際、どんな世界においても一流になれるのは一握りの人だけですから、世の中の大半の人は二流であるということになるのでしょうか。

しかし!このランクには一流と二流の次があるのです。

さんりゅう【三流】

その社会でのランクが、最低ではないが、中の下程度の地位(にあるもの)。

「新明解国語辞典 第七版」

さいてい【最低】

程度や序列などが最も低い(劣っている)こと(様子)。

「新明解国語辞典 第七版」

新明解によれば、三流というのは「中の下」。そして語義の中に「最低ではないが」とあるので、その最低も合わせて引いてみました。

これらを並べると「一流→二流→三流→最低」というランキングができあがります。

いったい自分はどのグループに属しているのだろう? と思わず考えてしまいました。

「修正液」は英語で何と言う?

photo credit: VernsPics Cause and effect... via photopin (license)

photo credit: VernsPics Cause and effect… via photopin (license)

つい先日、駅前の文房具屋さんでボールペンと付箋と修正液を買いました。

「ボールペン」は ballpoint pen。

「付箋」は sticky note(あるいは商品名で Post-it)。

「修正液」は、、、英語で何と言うのでしょう?

思い付かなかったので、帰宅後に辞書を調べてみました。すると次の単語を発見。

white-out

NOUN

  1. A dense blizzard, especially in polar regions.
  2. [mass noun] White correction fluid for covering typing or writing mistakes.
  3. A loss of colour vision due to rapid acceleration, often prior to a loss of consciousness.

Oxford Dictionaries

「修正液」は上記2番の意味。ただ white-out という単語から真っ先に連想するのは1番の「猛吹雪」の意味かもしれません。

雪で視界が真っ白になってしまうことと白い液体で誤字を真っ白にすることが同じ表現だというのはおもしろいですね。

なおこの white-out は「〜を修正液で消す」という意味の動詞としても使えるとのこと。

またさらに調べてみると、次のようなもう少し堅い表現もありました。

correction fluid

NOUN

[mass noun] An opaque liquid painted over a typed or written error so as to allow for the insertion of the correct character.

Oxford Dictionaries

correction fluid は日本語の「修正液」そのままですね。

なお「修正テープ」にはここから派生した correction tape という表現を使うのが一般的なようです。

以上、今回は修正液をめぐる英語表現をまとめてみました。

Mx

photo credit: photoschafl catlove via photopin (license)

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英語の人名に付ける敬称は、相手が男性なら Mr. の一択。

女性なら、

  • 未婚であることを示す Miss
  • 既婚であることを示す Mrs.
  • 未婚・既婚にかかわらず使える Ms.

の三択があります。

(この他、博士号取得者・医師であることを示す Dr. などもありますが、そのあたりの細かい話はまた別の機会に。)

女性の敬称はもともと Miss と Mrs. の二択でしたが、女性だけ配偶者の有無(marital status)を示すのはおかしいということで、新しく考案されたのが Ms. という敬称でした。

Ms.

NOUN

A title used before the surname or full name of any woman regardless of her marital status (a neutral alternative to Mrs. or Miss)

Oxford Dictionaries

ここからもう一歩進んで、今では性別にかかわらず使える Mx という敬称もあるようです。

Mx

NOUN

A title used before a person’s surname or full name by those who wish to avoid specifying their gender or by those who prefer not to identify themselves as male or female.

Oxford Dictionaries

こうして見ると敬称の歴史というのは、これまで区別してきたものをどんどん統合する方向に向かっているように見えます。

次に来るのは動物にも使える敬称、あるいは宇宙人にも使える敬称かもしれませんね。

フィンランド語学習記 vol.438 − 能動過去分詞の使い方

photo credit: Daniel Kulinski Horizon via photopin (license)

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昨日の能動過去分詞に関するエントリーの続きです。

フィンランド語学習記 vol.437 − 能動過去分詞の作り方

今回は能動過去分詞の形容詞としての使い方を見ていきましょう。フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi 2』には次のような用例が出ています。

kaatua
(倒れる)
kaatunut puu
(倒れた木)
kuolla
(死ぬ)
kuollut lintu
(死んだ鳥)
saada
(得る)
suudelman saanut mies
(キスをされた男)
pudota
(落ちる)
maahan pudonnut omena
(地面に落ちたリンゴ)

 

太字の部分が能動過去分詞[-nut/-nyt]の形になっています。

この形を作るだけなら、きのうのエントリーで扱った能動過去分詞の作り方を押さえていれば大丈夫。

ただフィンランド語では、これらのフレーズが文中の役割に応じてさらに格変化をします。以下にその例を見ていきましょう。

 

kaatunut puu(倒れた木)

Metsässä oil kaksi kaatunutta puuta.
(森には二本の倒れた木があった。)

2以上の数詞の後に来ているので、二本の木は分格の形になっています。

単数主格 kaatunut kuu
単数分格 kaatunutta kuuta

 

kuollut lintu(死んだ鳥)

Näin kuolleen linnun.
(私は死んだ鳥を見た。)

目的語なので、死んだ鳥は対格[-n]の形になっています。

単数主格 kuollut lintu
(語幹) kuollee lintu : linnu
単数対格 kuolleen linnun

 

*能動過去分詞の単数語幹は語尾の[-ut/-yt]を[-ee]に変えた形です。

 

suudelman saanut mies(キスをされた男)

Joku pitää suudelman saaneesta miehestä.
(誰かがキスをされた男のことを好きだ。)

pitää+出格で「〜が好きだ」の意味になるので、キスをされた男は単数出格[-stA]の形になっています。

単数主格 saanut mies
単数出格 saaneesta miehestä

 

maahan pudonnut omena(地面に落ちたリンゴ)

Puutarhassa oil paljon maahan pudonneita omenia.
(庭園にはたくさんの地面に落ちたリンゴがあった。)

paljon(たくさんの)の後に来ているので、地面に落ちたリンゴは複数分格の形になっています。

単数主格 pudonnut omena
(語幹) pudonnei omeni
複数分格 pudonneita omenia

 

*能動過去分詞の複数語幹は語尾の[-ut/-yt]を[-ei]に変えた形です。

 

まとめ

以上、今回は能動過去分詞の形容詞としての使い方を取り上げてみました。

過去分詞を作ること自体はそれほど難しくないのですが、そこからさらに格変化をするときに語幹が少し変わった形になるのがやっかいなところ。

とはいえ、能動過去分詞の語尾はみな同じ形[-ut/-yt]なので、そこから派生する形は限られています。覚えておかなければならないのは単複の語幹と分格の形くらいでしょう。

väsynyt(疲れた)

単数 複数
語幹 väsynee väsynei
分格 väsynyttä väsyneitä

*単数分格は能動過去分詞の原形に[-tA]を付け、複数分格は複数語幹に[-tA]を付ける。

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