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トムとボブはどちらが背が高いですか?

今日は間違えやすい英語表現の話題を一つ。

「トムとボブはどちらが背が高いですか?」と英語で聞きたいときには、どのように言ったらよいでしょう?

??

正解はこちら。

Who is taller, Tom or Bob?

「どちら」という日本語からの連想で which を使った人もいるかもしれませんが、人を比べる場合には who を使うのが普通です。

ただややこしいのは、who の方は使える形に制限があるということ。

代表的な二つの例を見てみましょう。

 

ケース1「どの男の子がトムですか?」

Which boy is Tom?
× Who boy is Tom?

 

どの男の子(which boy)のように後ろに名詞を置く場合には who は使えません。

 

ケース2「彼らのうち誰があなたの兄弟ですか」

Which of them is your brother?
× Who of them is your brother?

 

彼らのうち誰(which of them)のように、後ろに修飾語を置く場合にも who は使えません。

これは日本人の感覚からすると、なかなか難しいルールだと思います。

  • 誰 = who
  • どちら = which

と覚えていると、Who is taller〜? という表現が出てきません。しかしながら、

  • 人 = who
  • もの = which

と覚えていると、Which boy〜? / Which of them〜? という表現が出てきません。

あくまでケースバイケースで考えていかなければならないのだと思います。

What’s the fastest way to alphabetize your bookshelf? − from TED-Ed

photo credit: Thomas Hawk As the Story Goes via photopin (license)

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alphabetize

alphabetize something to arrange a list of words in alphabetical order

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

alphabetize は「アルファベット順に並べる」を意味する英単語。

みなさんは何かをアルファベット順に並べた経験はありますか?

自分自身を振り返ってみると、アルファベット順というのはあまり記憶にないものの、書類などを五十音順に並べたことはあります。

そのときには特に何も考えずに並べていたのですが、もしかしたら並べ方の世界には私たちが思いもよらない高度な技術があるのかもしれません。

TED-Ed の動画「What’s the fastest way to alphabetize your bookshelf?」では、ある図書館に入荷された1280冊の本を効率的にアルファベット順に並べるための方法が紹介されています。

ここで紹介されている3つの方法とそれぞれの方法で1280冊の本を並べ終わるまでに必要な時間は以下のとおり。

  • Bubble Sort = 9.5 days
  • Insertion Sort = 5 days
  • QuickSort = 3.3 hours

Bubble Sort という方法では9.5日間かかった作業が、QuickSort という方法ではわずか3.3時間で終わってしまいます。

こういう動画を見ると、普段の自分の仕事で非効率的なものってたくさんあるんだろうなあと思ってしまいます。

仕事のやり方を工夫することの大切さを教えてくれるこの動画、英語のリスニングも兼ねてぜひ観てみてください。

フィリピンとフィリピン人

photo credit: helloizzat The Paraws of Boracay via photopin (license)

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英語の難しさの一つは、音と文字が一対一の対応ではないということ。

例えば /f/ という音を表すのに[f]という文字を当てることもあれば、[ph]という文字を当てることもあります。

  • fork /fɔːk/
  • phone /fəʊn/

/f/ の音を表すのにわざわざ[ph]という文字を用いる理由は何なのでしょう?

その答えは単語の由来にあります。

基本的に[ph]の綴りを持つ単語の多くはギリシア語に由来すると言われています。(e.g., philosophy)

ギリシア語で /f/ の音を表す[φ]という文字が、ラテン語では[ph]に置き換えられたため、現代英語にもその綴りがそのまま残っているのだそう。

しかしそんな説明では到底説明しきれないのがいわゆるフィリピンとフィリピン人の問題です。

まずは次の単語を見てみてください。

(the) Philippines

a country consisting of a group of islands in South East Asia

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

Filipino

  1. a person from the Philippines
  2. the language from the Philippines

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

Filipina

a woman from the Philippines

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

国名のフィリピンは[ph]で綴るのに、そこに住むフィリピン人は[f]で綴るという奇妙なルールになっています。

この整合性のなさはいったいどこからやってきたのでしょう?

「そうなっているからそうなっている」としか言えない、英語における音と文字の奇妙なルールの一つです。

 
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政体の見本市 −[-cracy]の付く英単語

photo credit: Stuck in Customs Across The Deserts To The Pyrimids via photopin (license)

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「民主主義、民主政治」を意味する英単語 democracy の[-cracy]は「〜による支配」を意味する接尾辞。

それでは人民が権力を持つ democracy 以外にはいったいどのような統治形態があるのでしょう?

辞書の中から接尾辞[-cracy]を持つ英単語を拾ってみました。

aristocracy 貴族政治
autocracy 専制政治
bureaucracy 官僚政治
foolocracy 愚人政治
gerontocracy 長老政治
hagiocracy 聖人政治
hierocracy 聖職者政治
kakistocracy 極悪人政治
kleptocracy 盗賊政治
mediocracy 凡人政治
mobocracy 暴民政治
monocracy 独裁政治
nomocracy 法治政治
ochlocracy 衆愚政治
plutocracy 金権政治
pornocracy 娼婦政治
ptochocracy 貧民による政治
stratocracy 軍人政治
theocracy 神政政治
timocracy 名誉至上政治

*語義は『ランダムハウス英和大辞典 第2版』より

こうして並べてみると、ずいぶんさまざまな[-cracy]があるものだなあと感心してしまいます。

ただマイナスのイメージを持つ単語の方が圧倒的に多いという事実は、何を意味しているのでしょう?

単に辞書の中の話に過ぎないのですから「これを試してみたら上手くいきそう」と思える[-cracy]の一つや二つ見つかってもよさそうなのに、なぜかさっぱり見当たらないのです。これはいったい。。。

 
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How do you pronounce ‘schedule’?

photo credit: Global Water Partnership - a water secure world GWP Virtual Network Meeting 2015 via photopin (license)

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「スケジュール」を意味する schedule という英単語には二通りの発音があります。

イギリス式の発音はシェジュール、アメリカ式の発音はスケジュール。

British /ˈʃɛdjuːl/
American /ˈskɛdjuːl/

 

自分がこの単語を使うときには、アメリカ式にスケジュールと発音します。

しかしイギリス式のシェジュールも独特の味わいがあって素敵だなあと思っていました。

(何となくフランス語っぽい?)

しかし最近、イギリスでも若い人を中心にアメリカ式の発音をする人が増えているのだそう。

そうなってしまうと、やはり時代の流れとしてイギリス式の発音は少しずつ衰退してしまうのでしょうか?

すでにカタカナ語の「スケジュール」が定着している日本では「シェジュール」の普及には貢献できそうにありませんが、この発音がなくなってしまうとしたら寂しいことだと思います。

May I have a large container of coffee?

17021701

みなさんは家でコーヒーを飲むときにどんなカップを使っていますか?

小さなコーヒーカップ? それとも大きなマグカップ?

あるいは「今日はたくさんコーヒーが飲みたい!」という日には、もっと大きな器を使うこともあるかもしれません。

May I have a large container of coffee?
(大きな容器でコーヒーをいただけますか?)

「この人、余程のコーヒー好きなのかなあ」と思わせるこの質問には一つの秘密が隠されています。

その秘密を解くには、各単語の文字数を数えてみてください。

May I have a large container of coffee ?
3 1 4 1 5 9 2 6

 

実はこれ円周率の数字になっています。

さきほどの文は英語圏の人が円周率の数字を記憶するための工夫(mnemonic technique)の一つ。

特にコーヒー好きの人なら、これだけで小数点下7桁までは確実に覚えることができるはず。

差し迫って暗記が必要な人(?)はぜひ試してみてください。

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