cialis viagra online accutane

Is a nut a fruit?(ナッツはフルーツか?)

17061201

何気なく Oxford Dictionaries の動画シリーズを見ていたら、こんな動画が目にとまりました。

いやあ、ナッツはナッツであって、フルーツではないでしょう。

と思いつつ動画を見たら、その第一声、

Well yes, it definitely is

まさかの全面肯定。

せめてナッツはフルーツと呼べるのかを議論するのかと思っていたら、ナッツは100%フルーツ!という趣旨の動画でした。

。。。そうか、ナッツってフルーツなんですね。(あっさり説得される)

ただわかるようでわからないのが fruit の定義。OALDには次のように出ていました。

fruit

the part of a plant that consists of one or more seeds and flesh, can be eaten as food and usually tastes sweet

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

この定義には「一つ以上の種と果肉からなる(consists of one or more seeds and flesh)」とあります。

調べてみると、例えばアーモンドなどには通常食用にはしない果肉の部分もあるんですね。

つまり果肉の部分を食べるフルーツもあれば、種の部分を食べるフルーツもあると。

そう言われてみるとナッツがフルーツであるというのも納得できます。

今回の教訓は、ものごとは見た目で判断してはいけないということでしょうか。

そうですね

17061101

将棋の羽生さんがインタビューに答えるとき、よく「そうですねー」と呟いてから内容に入ることがあります。

立場を考えれば迂闊なことは言えないはずなので、一呼吸置いて、考えをまとめてから話したいということなのだろうと理解していました。

先日、国語辞書をめくっていたら、まさにこの「そうですね」がそのままの形で出ていてびっくり。

そうですね

〔話〕

一(連語)相手に賛成するときに言うことば。…

二(感)答えをさがしたり、少し考えたりするときに言うことば。

『試験はどうだった?』『ー、ちょっとむずかしかったです』…

「三省堂国語辞典 第七版」

そもそも「そうですね」は単語ではなくフレーズなので、まさかそのままの形で辞書に出ているとは思いませんでした。

現代のことばをきちんと辞書に反映させようと思ったら、こういう言葉も拾っておく必要があるのかもしれません。

話しことば〔話〕の印は付いているものの、こうして辞書に収録されているのを見つけるとオフィシャルな日本語として認められた気分になります。

質問にすぐ答えられないときには、とりあえず「そうですねー」と言っておきましょう。

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

「石鹸1個」は英語で何と言う?

17061001

英語の water は一つ二つと数えられない、いわゆる不可算名詞。

よって水道の蛇口からポタリと落ちる「1滴の水」は a drop of water と表現します。

この drop の部分に来る単語は対象物の形状によって、様々なバリエーションがあります。

今回は『ロイヤル英文法』の巻末付録に出ていた一覧の中から、ちょっと難しい表現をいくつか拾ってみました。

  • a              of grass(草の葉1枚)
  • a              of soap(石鹸1個)
  • a              of cards(トランプ1組)
  • a              of corn(1粒のとうもろこし)
  • an              of news(1つの記事)
  • a              of dust(ちり[ほこり]1つ)

実際にはそれぞれの対象物において、下線部に入る単語が一つだけということはありません。

その前提は踏まえた上で『ロイヤル英文法』に出ていた表現を見てみましょう。

  • a blade of grass(草の葉1枚)
  • a cake of soap(石鹸1個)
  • a deck of cards(トランプ1組)
  • a grain of corn(1粒のとうもろこし)
  • an item of news(1つの記事)
  • a speck of dust(ちり[ほこり]1つ)

なかなか思い付かないような表現も含まれているのではないでしょうか。

この中で特に面白いなと思ったのは a cake of soap(石鹸1個)という表現。

石鹸には a bar of soap, a piece of soap という表現もあるようですが、あの固形石鹸の形をイメージすると a cake of soap という表現はぴったりだなと思います。

ただそんな表現を覚えた英語圏の子どもたちはうっかり石鹸を食べてしまったりしないのでしょうか?

そんなことが少しだけ心配になりました。

 
ロイヤル英文法改訂新版 ロイヤル英文法改訂新版
価格: ¥1,600(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

Merkel-Raute

17060901

ドイツ語の知識はほとんどないのですが、そんな中で知っている数少ない単語の一つが「菱形、斜方形」を意味する Raute(ラウテ)という単語。

Raute は英語の rhombus に当たる単語です。

Raute rhombus 菱形、斜方形

 

なお「菱形」を意味する英単語には diamond もありますが、こちらは鋭角が60度の斜方形を指すことが多いようです。

そのあたりの事情は以前のエントリーに書いたことがあります。

「平行四辺形」は英語で何と言う? − 四角形の名前

さてこの Raute という単語、一時期よくニュースなどで取り上げられていました。

ドイツの首相、アンゲラ・メルケルのハンドジェスチャーが Merkel-Raute と呼ばれ、ずいぶん話題になっていたからです。

聞いたことがないという人は Google 画像検索で Merkel-Raute と検索すると、手を菱形にしたメルケル首相のさまざまな写真を見ることができます。

もともと意識的にこの形を作っていた訳ではなく、手のやり場に困ったときに何となく手が菱形になってしまったのだそう。

こんなジェスチャーをする人には、それだけでうっかり好感を持ってしまいそうになります。

政治の本質とは関係のない話ですが、メルケル首相のように長く権力の座に留まる人というのはこういった無意識の愛嬌のようなものがあるのだろうなと思いました。

お寺での対話イベント Temple に参加してきました。

17060801

今週の月曜日、川崎の高願寺というお寺で行われた Temple というイベントに参加してきました。

この Temple は、お寺で行う対話のイベント。基本的には初対面の人同士がグループになって「いのち」をめぐるお話をします。

いちおう会話のとっかかりとなるテーマは与えられていますが、話が広がった場合には広がるにまかせて自由に話すことができます。

この日のテーマは Temple の主催者である小出さんとゲストのボディーワーカー小笠原和葉さんの「科学とスピリチュアルのはざまから見たいのちの話」という対談でした。

この対談は Temple のウェブサイトで読むことができます。

小笠原和葉さんとの対話/科学とスピリチュアルのはざまから見たいのちの話 | Column | Temple

イベント当日。武蔵小杉の駅で降りて、ちょっと道に迷いつつ、18:45頃に会場の高願寺至心學舍に到着。

すぐにざーっと強い雨が降ってきました。傘を持っていなかったのでぎりぎりセーフ。受付を済ませて、イベント開始の19時まで仏様の前で静かな時間を過ごします。

この最初に入った部屋は、正面に演壇があり、手前に横長の座席が並んでいて、まるで教会のような構造。いつまでもこのまま座っていたいような満ち足りた気持ちになります。

19時になり会がスタート。高願寺の住職さんとお経を読み、小出さんと小笠原さんの対話を聞いて、隣の和室へ移動。

3人ずつのグループに分かれて、Temple のメインパートである「対話」を行いました。

参加前にはこの対話というのがどうもよくイメージできず、ショートスピーチをしなければならないのかな?と思ってメモ書きを作っておいたのですが、いざ始まってみると事前の想像とは違っていました。

シナリオに沿った話ではなく、ただその場で心に浮かんできたことをありのままにシェアすればよかったのです。

もちろん初対面の人と話す訳ですから、最初落ち着かない気持ちになるのは自然なこと。

ただお寺の和室という現代の私たちにとっては非日常な空間の中で対話を重ねるうちに、段々と落ち着いた気持ちになってきます。

これは特にグループの人と打ち解けることができたとか、話が盛り上がったということではなく、ただその場に起こるものに委ねようという気持ちになったことが大きいのだと思います。

別の言い方をすれば、居心地の悪い状態が居心地のよい状態になるのではなく、居心地の悪い状態そのものを味わえるようになるという感じでしょうか。

21時にイベントが終わり、武蔵小杉の駅に向かって歩いていたら、じわじわと暖かい気持ちになってきて、とてもいい時間だったと心の底から思うことができました。

Temple は今後もあちこちで開催されるようなので、もしこのような対話のイベントに興味がある!という人がいましたら、ぜひ一度足を運んでみてください。Temple のウェブサイトからイベントの概要確認と参加申込が可能です。

 
Temple | いのちからはじまる話をしよう。

女王の謎

17060701

突然ですが、次の3つを声に出して読んでみてください。
(あるいは頭の中で音声をイメージしてみてください。)

  • エリザベス女王
  • 女王蜂
  • アナと雪の女王

これらに共通する「女王」という単語は国語辞典に次のように出ています。

じょおう[女王]

  1. 女性の王。女の君主。
  2. その世界でもっともすぐれた、最上位の女性。

▷じょうおう

「三省堂国語辞典 第七版」

女王の標準の発音は「じょおう」。ただし今は「じょうおう」と伸ばして読む人も多いのではないでしょうか。

実際、さきほどの三省堂国語辞典には「じょうおう」という読み方も出ています。

このように女という漢字を「じょう」と伸ばして読むことができる単語は他にもあるのでしょうか?

そんなことが気になったので、国語辞書の中から女性を意味する「じょ◯」という単語を拾ってみました。

  • じょい[女医]
  • じょがくせい[女学生]
  • じょかん[女官]
  • じょきゅう[女給]
  • じょけつ[女傑]
  • じょこう[女工]
  • じょし[女子]
  • じょし[女史]
  • じょじ[女児]
  • じょしゅう[女囚]
  • じょしょう[女将]
  • じょしん[女神]
  • じょせい[女性]
  • じょせいと[女生徒]
  • じょぞく[女賊]
  • じょちゅう[女中]
  • じょてい[女帝]
  • じょゆう[女優]
  • じょりゅう[女流]
  • じょろう[女郎]

これだけ多くの単語があるものの、どれも「じょう」と伸ばして読むと不自然になってしまいます。

他の女性にはなく、女王にだけあるものとはいったい何なのでしょう?

その謎が知りたいと思いました。

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

cialis viagra online accutane