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believe を beleive と書き間違えないための法則

17070701

昔のエントリーに、believe や receive という英単語のスペルをよく間違えてしまうという話を書いたことがあります。

believe vs receive − あるスペリングミスのはなし

believe や receive のように /i:v/ という音で終わっている単語は、その部分を[-ieve]と綴る場合と[-eive]と綴る場合があります。

believe とその仲間たち
achieve、believe、grieve、relieve
receive とその仲間たち
conceive、deceive、perceive、receive

そのため believe を beleive と書いてしまったり、receive を recieve と書いてしまったり、非常に紛らわしい。。。と思ったことはありませんか?

しかし今回、文法書の『A Practical English Grammar』を読んでいたら、この文字順に関する法則が出ているのを発見しました。

それがこちら。

ie and ei

The normal rule is that i comes before e except after c:

believe, sieve but deceive, receipt

『A Practical English Grammar』P.313

つまり、

1)原則は[i→e]の順になる
2)c の後では[e→i]の順になる
というシンプルなルール。

さきほどの receive とその仲間たち(conceive、deceive、perceive、receive)を改めて見てみると、たしかにすべて(2)の c の後というパターンに当てはまることがわかります。

これは目から鱗の法則でした。

ただこの『A Practical English Grammar』の記述にはこんなオチが付いています。

There are however the following exceptions:

beige feint heir reign their
counterfeit foreign inveigh rein veil
deign forfeit inveigle seize vein
eiderdown freight leisure skein weigh
eight heifer neigh sleigh weight
either height neighbour sleight weir
feign heinous neither surfeit weird

例外多すぎ!と突っ込みを入れたくなりますが、今回問題にしている /i:v/ という音で終わっている単語の例外はないようなので、まあよしとしましょう。

 

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フィンランド語学習記 vol.486 − 分詞構文の作り方(2)

17070601

昨日に続いて、フィンランド語の分詞構文について。

フィンランド語学習記 vol.485 − 分詞構文の作り方(1)

昨日のエントリーでは、こんな文を扱いました。

Seppo sanoi Pekan olevan kotona.
= Seppo sanoi että Pekka on kotona.
(セッポは、ペッカが家にいると言った。)

今回のエントリーでは、こんな文を扱います。

Antti uskoo tekevänsä oikein.
= Antti uskoo että hän tekee oikein.
(アンッティは、彼が正しいことをしていると信じている。)

同じ分詞構文なのですが、よく見ると1か所だけ構造が違っています。

Seppo の文はこのような構造。

että 節の文 Seppo sanoi että Pekka on kotona.
分詞構文 Seppo sanoi  × Pekan olevan kotona.

 

Antti の文はこのような構造。

että 節の文 Antti uskoo että hän tekee oikein.
分詞構文 Antti uskoo  × × tekevänsä oikein.

 

Seppo の文では että 節の主語 Pekka が Pekan という属格の形になっているのに対して、Antti の文では että 節の主語 hän が消えてしまっています。

ここで1つ目のルール。

että 節の主語が人称代名詞(minä, sinä, hän, me, te, he)のときは、分詞構文ではその属格の人称代名詞(minun, sinun, hänen, meidän, teidän, heidän)を省略することができる。

その場合は分詞に必ず所有接尾辞[-ni, -si, -nsA, -mme, -tte, -nsA]を付ける。

この場合は tekevänsä に三人称単数の所有接尾辞[-nsA] が付いています。

ところで、省略することが「できる」ということは、hänen を省略せずにそのまま置いても間違いではないのでしょうか?

これが実は少々難しい問題で、さきほどの文においては hänen の有無によって次のような意味の違いが生じてしまいます。

Antti uskoo tekevänsä oikein.
(アンッティは、彼が正しいことをしていると信じている。)
[彼=アンッティ]
Antti uskoo hänen tekevänsä oikein.
(アンッティは、彼が正しいことをしていると信じている。)
[彼=アンッティ以外の人]

つまり上の文では、Antti は自分のことを信じているのですが、下の文では、Antti は自分以外の誰かを信じていることになります。

ここで2つ目のルール。

että 節の主語が人称代名詞(minä, sinä, hän, me, te, he)で、主節の主語と同じ人を表すときには、分詞構文ではその属格の人称代名詞(minun, sinun, hänen, meidän, teidän, heidän)を必ず省略しなければならない。

その場合は分詞に必ず所有接尾辞[-ni, -si, -nsA, -mme, -tte, -nsA]を付ける。

フィンランド語では主語が省略されるケースは多々ありますが、省略しないと別の意味が伝わってしまうというケースは珍しいのではないでしょうか。

気を付けておきたい文法事項です。


フィンランド語学習記 vol.485 − 分詞構文の作り方(1)

17070501

先日のフィンランド語教室では次のような文を扱いました。

Seppo sanoi Pekan olevan kotona.

Pekan が Pekka(ペッカ)の属格だということはわかりますが、その次の olevan の正体がわかりません。

ただテキストには、さきほどの文は次の文と意味が同じと書いてあります。

Seppo sanoi että Pekka on kotona.

こちらはすでに習った että 節の文。「セッポは、ペッカが家にいると言った」という意味になります。

二つの文を並べて比較してみましょう。

(1) Seppo sanoi että Pekka on kotona.
↓a ↓b ↓c
(2) Seppo sanoi  × Pekan olevan kotona.

 

(1)の文から(2)の文を作る際には、3か所の書き換えが必要。

a. että を外す。
b. että 節の主語を属格[-n]の形にする。
c. että 節の動詞を分詞(*)の対格[-n]の形にする。

*今回は能動現在分詞の形。分詞が主節の動詞よりも過去の出来事を表す場合には過去分詞を用います。

この(2)の形をフィンランド語では分詞構文と呼ぶそうです。

分詞構文は基本的に書き言葉で使われる形なので、日常会話の中に出てくるケースはあまりないとのこと。

それならば、思ったよりもハードルは低いかもしれません。

明日のエントリーでは、引き続きこの分詞構文について見ていきたいと思います。


健康の well

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英単語の well には副詞としての用法のほかに「健康な、気分がよい」という意味の形容詞としての用法があります。

I am well today.

well の比較級は better、最上級は best ですが、健康の well に関しては比較変化を自由に使うことができません。

best は健康状態を表すときには用いない。

He is better today.(彼はきょうは調子がよい)はよいが、この意味で、He will be best soon. などということはできない。

「ロイヤル英文法」

たしかに言われてみると、He will be best soon. という表現には違和感を覚えます。

そもそも私たちが健康のことを考えるのは大抵具合が悪いとき。そんなときにはどうしたら具合が今よりよくなるだろうと考えることはあっても、どうしたら具合が最高によくなるだろうと考えることはあまりありません。

そういう意味では、best であれ、better であれ、well であれ、健康のことなど話題にせずに済むのが一番なのでしょう。

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英語辞書の最後に出てくる単語は何か?

17070301

先日、世界最大の英語辞書『Oxford English Dictionary』の最後に出てくる単語が、6月のアップデートで変更になったというニュースがありました。

アップデート前の最後の単語はこちら。

zythum

NOUN

In ancient Egypt: a kind of malt beer.

Oxford Dictionaries

アップデート後の最後の単語はこちら。

Zyzzyva

NOUN

Zoology

A genus of tropical weevils (family Curculionidae) native to South America and typically found on or near palm trees. Also (in form zyzzyva): a weevil of this genus.

Oxford Dictionaries

ただこの Zyzzyva をすでに見出し語として掲載している辞書はいくつか存在します。

例えば『ランダムハウス英和大辞典』もその一つ。

zyzzyva[zízivə]

n. 熱帯アメリカ産のゾウムシの一種;農作物の害虫

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

ただしランダムハウスには zyzzyva よりも後に出てくる英単語があります。

例えばこんな単語。

ZZZ[zː; zíːzíːzíː]

グーグーグー(いびきの音)、ブンブン(ハチなどの羽音)、ガーガー、ブーン(動力のこぎりなどの音)。

◆すべての buzz の音を表し、時に BZZZ となる。しばしばただZともする。⇒Z1,Z’S,ZIZZ (また z-z-z,zzz,zzz-zzz-zzz)

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

この zzz は日本の大抵の学習英和辞典に出ているので、最後の単語と聞いてこの単語を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。

しかしランダムハウスには zzz よりもさらに後に出てくる単語が一つだけあります。

ZZZAT[zːǽt]

interj. ゴロゴロドカーン、ガラガラドシーン(雷の音)、バリバリ(放電·電撃の音)。(また ZZZT)

「ランダムハウス英和大辞典 第2版」

手持ちの辞書を調べた範囲では、これより後に来る単語を見つけることはできませんでした。

なお Wiktionary には次の項目もあるのですが、これは活用形なので、ランキングには入れないのが妥当でしょう。

zzzed

simple past tense and past participle of zzz

「Wiktionary」

ZZZAT の地位を脅かす可能性があるのは、さきほど紹介した zzz の語義の中で zzz の異綴として紹介されている zzz-zzz-zzz でしょうか。

これが見出し語になったら、もはや他の単語に勝ち目はなさそうに思います。

それとも「破られない記録はない」という言葉の通りに、いつか脅威の新人が登場してくるのでしょうか。

 
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秘密の動物学

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英語で「動物学」は zoology。そういった学問の道に進む人というのは、子どもの頃から動物が大好き!という人が多いのかもしれません。

ただ動物は動物でも、この世界に存在が確認されていない動物、例えば、河童・ツチノコ・雪男などにどうしようもなく心惹かれてしまう人は zoology の道に進むことはできないのでしょうか?

しかし豊かな英単語の世界には、こんな言葉も用意されていました。

cryptozoology

NOUN

mass noun The search for and study of animals whose existence or survival is disputed or unsubstantiated, such as the Loch Ness monster and the yeti.

Oxford Dictionaries

[crypto-]は「秘密の、隠れた」を意味する接頭辞で、cryptozoology は「未確認動物学」の意味。

上記の語義に出てくるネッシーやイエティなど、まさに存在が確認されていない動物を研究するための学問です。

もちろん現実の世界においては、この cryptozoology が正式な学問とみなされることはないでしょう。

しかし少なくとも「ことば」の世界というのはそのような規範から自由であるということを、この cryptozoology のような単語は私たちに示しています。

私たちのことばは自由であり、ことばが自由であるということは私たちの生もまた自由である。そんな教訓をたった一つの単語からも学ぶことができる、というのは言い過ぎでしょうか。


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