木枯らし1号
二つの台風が過ぎ去ったら、いつの間にか秋が深まっていた。そんな感じのここ数日。
昨日10月30日には東京で木枯らし1号が吹いたとのニュースもありました。
こがらし[木枯らし・×凩](名)
秋の末から冬のはじめにかけてふく、冷たい風。
「三省堂国語辞典 第七版」
三国によると、木枯らしというのは「秋の末から冬のはじめ」に吹く風とのこと。
ということは秋が深まっているどころか、もう冬が始まりつつあるのかもしれません。
それにしても「木枯らし1号が吹いた」と発表するときの、木枯らしというのはいったいどのように定義されているのでしょう?
何となく冷たい風が吹いたなあ、ということではないですよね、おそらく。
調べてみると、東京地方の木枯らし1号は次のように定義されていることがわかりました。
- 10月半ばから11月末までの間。
- 気圧配置が西高東低の冬型になっている。
- 風向が西北西~北。
- 最大風速が、おおむね8メートル以上。
「日本気象協会 tenki.jp」より
細かな指定はありますが、風の冷たさは問題になっていません。
あくまでもその他の外的要因で木枯らしを決めるんですね。
いずれにせよ、冬が目の前に近づいていることは間違いなさそうです。
ただ10月は雨の日が多かった分、11月は少しでも暖かな秋晴れの日があると良いのですが。。。果たしてどうなるでしょうか。
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