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散らかす人

18022201

このブログを書いているパソコンを置いている机の上は普段なるべくきれいな状態にしています。

それは机まわりがすっきりしていると、文章を書くモチベーションが高まるような気がするため。

でも生活が忙しくなってくると、ついつい散らかしてしまうことも。

ちらか・す[散らかす](他五)

①あたりに乱雑に散らす。

「ごみをー・食いー」

②場所を乱雑な状態にする。

「部屋をー」

自動 散らかる(五)。

「三省堂国語辞典 第七版」

先日もマグカップやお菓子の袋や財布や家の鍵やボールペンやメモ書きや請求書やレシートで、かつてない程とっちらかった状態に。

とっちらか・る(自五)〔←とり散らかる〕

①いろいろなものが整理されず、ばらばらにある。

「話がー」

②〔俗〕すじの通らないことを言ったりしたりする。パニックになる。

他動 とっちらかす(五)。「部屋をー」

「三省堂国語辞典 第七版」

「とっちらかる」は「とり散らかる」から来ているんですね。

辞書には「とりちらかす」の見出し語で出ています。

とりちらか・す[取り散らかす](他五)

とりちらす。取っ散らかす。

自動 取り散らかる(五)。

「三省堂国語辞典 第七版」

この他、散らかす系(?)の動詞には何があるのだろう?と思い、調べてみると、こんな言葉も見つかりました。

ぶっちらか・す[(▽打っ)散らかす](他五)

〔俗〕ひどく、ちらかす。

自動 打っ散らかる(五)。

「三省堂国語辞典 第七版」

「ぶっちらかす」は全く聞いたことのない表現。

うちのまわりでは使っていますよ、という人がいたらぜひ教えてもらいたいです。

あるいはこんな言葉も。

ほっちらか・す[ほっ散らかす](他五)

〔俗〕ほうっておく。やりっぱなしでおく。

名 ほっ散らかし。

自動 ほっ散らかる(五)。

「三省堂国語辞典 第七版」

「ほっちらかす」はものを散らかすだけではなく、やりかけの仕事を「ほうっておく」という意味でも使えるんですね。

ゴミをとっちらかして、ぶっちらかして、やりかけの仕事をほっちらかせば、最強の散らかす人間の出来上がり。

これだけ散らかすに類する単語があるということは、やはり散らかすのは人間の性なのかもしれません。

 
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釣り銭と釣り札

18022101

先日ある定食屋さんに行ったときのこと。

券売機に一万円札を入れて、食券を買ったところ、

「釣り札をお取りください」

という音声アナウンスが流れました。

「釣り札」というのは改めて考えてみると面白い日本語。

「釣り銭」ではなく、わざわざ「釣り札」と表現するのはなぜなのでしょう?

想像できるのは「釣り銭をお取りください」と言った場合、お札を忘れて硬貨だけを持っていく人がいるのではないかということ。

つりせん[釣り銭](名)

代金より多いおかねを出されたときに、余った分だけもどすおかね。つり。おつり。

「三省堂国語辞典 第七版」

ここに示されているとおり、日本語の「釣り銭」というのは硬貨だけでなくお札も含めたおつり全般のことですが、銭=小銭という連想で、お札を忘れてしまう人がいるのかもしれません。

そういう意味で「釣り札をお取りください」というアナウンスは、そんなうっかりさんに配慮した表現と言えそうです。

この「釣り札」はいくらなんでも国語辞書には出ていないだろうなあ、、、と思いつつ、念のために調べてみると、何と見出し語になっているのを発見しました。

つりさつ[釣り札](名)

おつりとしてわたすお札。

「〔券売機の音声で〕ーをお取りください」

「三省堂国語辞典 第七版」

しかも例文が定食屋さんの券売機で聞いた音声アナウンスそのままです。

さすが三国。本当にあらゆる身の回りの日本語を拾っているんだなあと感心してしまいました。

「ギリシア」と「ギリシャ」はどちらが正しい?

18022001

アテネを首都とするあの国の名前はギリシアでしょうか? それともギリシャでしょうか?

??

このブログの過去記事を検索してみると、ギリシアと書いているときとギリシャと書いているときがあり、自分一人の中でも表記が統一されていないことがわかりました。

しかし今、改めて考えてみると、少なくとも声に出すときは「ギ・リ・シャ」と発音していることは間違いありません。

ギリシアという表記にはあまり違和感を覚えませんが、「ギ・リ・シ・ア」という発音にはどこか違和感を覚えます。

ただこれが自分だけの感覚なのか、皆に共通する感覚なのかはわかりません。

まずは手元の辞書を調べて見ました。

ギリシャ(名)〔ポ Grecia= 希臘〕

〘地〙バルカン半島の南端部とクレタ島などを領土とする共和国。首都、アテネ(ラ Athenae)。古代にギリシャ文明がさかえ、西洋文化はこの地に始まる。ギリシア。希。

「三省堂国語辞典 第七版」

三国の見出しは「ギリシャ」、そして語釈の中に「ギリシア」の表記が示されています。

しかし広辞苑の見出しは「ギリシア」となっており、どちらの表記を見出しにするかは辞書によって異なるようです。

ではそもそも原音に近いのはどちらなのでしょう?

それを確認するため、ギリシア(ギリシャ)をギリシア語(ギリシャ語)では何と言うのか調べてみたところ、

Ελλάδα(エラダ)

ということで、ギリシア(ギリシャ)という音とはかけ離れています。

ではそもそもギリシア(ギリシャ)というのは何語なのでしょう? Wikipedia にはこんな説明がありました。

ギリシャあるいはギリシアという名称は、ラテン語名の Graecia (グラエキア)がポルトガル語で Grécia (グレスィア)となり、これが宣教師によって日本にもたらされ変容したとされる。

Wikipedia「ギリシャ」より

「日本にもたらされ変容した」ということは、そもそも正統な表記などというものは存在しないということでしょうか。

ただ国名のような固有名詞の表記が一つに定まらないというのも、何だかおかしな話です。

いわゆる公式の表記のようなものは定められていないのか調べていくと、1991年の内閣告示第二号「外来語の表記」において次のようなガイドラインが示されていることがわかりました。

4 イ列・エ列の音の次のアの音に当たるものは、原則として「ア」と書く。

〔例〕 グラビア ピアノ フェアプレー アジア(地) イタリア(地) ミネアポリス(地)

注1 「ヤ」と書く慣用のある場合は、それによる。

〔例〕 タイヤ ダイヤモンド ダイヤル ベニヤ板

注2 「ギリシャ」「ペルシャ」について「ギリシア」「ペルシア」と書く慣用もある。

文部科学省ホームページ「外来語の表記」より

よく見ると、このガイドラインにはわかるようでわからない点もあります。

一行ずつ仔細に検討してみましょう。

 

4 イ列・エ列の音の次のアの音に当たるものは、原則として「ア」と書く。

この原則に従えば「ギリシア」が正しいということになりますね。

 

注1 「ヤ」と書く慣用のある場合は、それによる。

ということは「ギリシャ」というのは慣用的な表記なのですね。納得、納得。

と言いたいところですが、ちょっと待ってください。

ここで示されているのはあくまで「ヤ」であって「ャ」ではありません。

「タイヤ ダイヤモンド ダイヤル ベニヤ板」という例もすべて大きな「ヤ」を含む例です。

ということは「ギリシャ」ではなく「ギリシヤ」と書くべきなのでしょうか??

 

注2 「ギリシャ」「ペルシャ」について「ギリシア」「ペルシア」と書く慣用もある。

ここで突然、小さな「ャ」を含む「ギリシャ」が登場。

それなら注1と注2の間に、

「ャ」と書く慣用のある場合は、それによる。

という項目を入れて欲しかった、というのはこだわりすぎでしょうか。

 

結論

いずれにしても注2を見る限り、「ギリシャ」と「ギリシア」はどちらもありというのが当時の国語審議会の結論ということになるのでしょう。

*「ギリシヤ」はどうなのか?という点は若干気になりますが。。。

ただ外務省のホームページでは「ギリシャ共和国、現代ギリシャ語、ギリシャ正教」のように「ギリシャ」の表記に統一されていますし、個人的な感覚としても、現在はギリシャの方がやや優勢なイメージがあります。

ただし「ロシヤ/ロシア」の表記においては「ロシア」が圧倒的優勢になっている訳ですから、「ヤ」と「ア」のシェア争いはケースバイケースということになりそうです。

「そうなっているからそうなっている」と言ってしまえば、それで終わりの話ではあるのですが、みなさんの見解はいかがでしょうか?

 
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フィンランド語学習記 vol.550 − 時相構文の作り方(3)

18021901

前回と前々回の時相構文に関するエントリーの続きです。

フィンランド語学習記 vol.548 − 時相構文の作り方(1)
フィンランド語学習記 vol.549 − 時相構文の作り方(2)

これまでのエントリーでは時相構文の「第2不定詞内格」と「受動過去分詞分格」を使った形を見てきました。

第2不定詞内格 Mikon tullessa kotiin Leena oli jo nukkumassa.
(ミッコが家に帰ったとき、レーナはもう眠っていた。)
受動過去分詞分格 Mikon tultua kotiin Leena heräsi.
(ミッコが家に帰ったあと、レーナは起きた。)

 

今回はこの「第2不定詞内格」と「受動過去分詞分格」に所有接尾辞が付いた形を見ていきたいと思います。

所有接尾辞というのは、人称代名詞の属格を使う際、その後の名詞の語尾に付ける接尾辞のこと。

[所有接尾辞なし]minun kissa(私のネコ)
[所有接尾辞あり]minun kissani(私のネコ)

人称代名詞の属格と接尾辞の対応は次のようになっています。

一人称単数 minun [-ni]
二人称単数 sinun [-si]
三人称単数 hänen [-nsA]
[-Vn]
一人称複数 meidän [-mme]
二人称複数 teidän [-tte]
三人称複数 heidän [-nsA]
[-Vn]

* V は直前の母音を示す。

それでは実際の例文を見ていきましょう。

 

第2不定詞内格+所有接尾辞

Mikko lauloi tiskatessaan.
(ミッコは皿を洗っている間、歌を歌っていた。)
Leena puhui puhelimessa hänen tiskatessaan.
(彼/彼女が皿洗いをしているとき、レーナは電話で話していた。)

動詞 tiskatessaan は「皿を洗う」を意味する動詞 tiskata の第2不定詞内格 tiskatessa に所有接尾辞の[-Vn]が付いた形。

辞書形 tiskata
第2不定詞内格 tiskatessa
第2不定詞内格
+所有接尾辞
ttiskatessaan

 

なお上の文のように第2不定詞内格の主語と主節の主語が同じときには人称代名詞の属格を省略します。

Mikko lauloi (×hänen) tiskatessaan.
ミッコは歌った ミッコは皿を洗っている間

 

受動過去分詞分格+所有接尾辞

Tiskattuaan Mikko meni ulos.
(ミッコは皿を洗ったあとで、外出した。)
Hänen tiskattuaan Leena meni ulos.
(彼/彼女が皿を洗ったあとで、レーナは外出した。)

動詞 tiskatessaan は「皿を洗う」を意味する動詞 tiskata の受動過去分詞分格 tiskattua に所有接尾辞の[-Vn]が付いた形。

辞書形 tiskata
受動過去分詞分格 tiskattua
受動過去分詞分格
+所有接尾辞
tiskattuaan

 

なお上の文のように受動過去分詞分格の主語と主節の主語が同じときには人称代名詞の属格を省略します。

(×Hänen) Tiskattuaan Mikko meni ulos.
ミッコは皿を洗ったあとで ミッコは外出した

 

以上、今回は時相構文の第2不定詞内格と受動過去分詞分格に所有接尾辞が付いた形についてまとめてみました。

格語尾+所有接尾辞の形は、複雑で見極めが難しい印象。

たくさんの文章を読んで、少しずつ慣れていきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.549 − 時相構文の作り方(2)

18021801

前回の時相構文に関するエントリーの続きです。

フィンランド語学習記 vol.548 − 時相構文の作り方(1)

前回は二種類ある時相構文のうち、第2不定詞内格[-essA]を使った形を紹介しました。

Mikon tullessa kotiin Leena oli jo nukkumassa. =
Kun Mikko tuli kotiin, Leena oli jo nukkumassa.
(ミッコが家に帰ったとき、レーナはもう眠っていた。)

今回はもう一つの形を見ていきたいと思います。

Mikon tultua kotiin Leena heräsi.
(ミッコが家に帰ったあと、レーナは起きた。)

前回扱ったのは「AのときB」という、AとBに時間差がないときの表現。

それに対して今回扱うのは「AのあとB」という、AとBに時間差があるときの表現。

今回の文も、前回の文と同じように接続詞 kun を使って書き換えることができます。

Kun Mikko oli tullut kotiin, Leena heräsi.
(ミッコが家に帰ったあと、レーナは起きた。)

この文の従属節の動詞 oli tullut は過去完了の形になっています。

辞書形 tulla
三人称単数過去完了形 oli tullut

 

今回も kun を使った文を時相構文に書き換えることによって、両者の形を比べてみたいと思います。

 

1)主語を属格[-n]の形にする。

Kun Mikko oli tullut kotiin, Leena heräsi.
Mikon

 

今回の時相構文でも従属節の主語は属格[-n]の形になります。

主格 Mikko
属格 Mikon

 

2)動詞を受動過去分詞分格の形にする。

Kun Mikko oli tullut kotiin, Leena heräsi.
Mikon tultua

 

今回の時相構文では従属節の動詞は受動過去分詞分格の形になります。

辞書形 tulla
三人称単数過去完了形 oli tullut
受動過去分詞分格 tultua

 

動詞の辞書形から受動過去分詞分格を作る手順は次のとおりです。

 

2ー1)受動現在形を作る。

タイプ2〜6の動詞はおしまいの母音を重ねて[-n]を付ける。(語幹を経由する必要はなし。)

タイプ1の動詞は弱形語幹に[-tAAn]を付ける。

ただし[-tAAn]の前に[A]が来るときは[A]を[e]に変える。

辞書形 語幹 受動現在形
T3 tulla tule tullaan
T1 puhua puhu puhutaan
T1 tietää *tiedä tiedetään

 

*kpt 交替のあるタイプ1の動詞では「強形→弱形」の変化あり。[t→d]

 

2ー2)受動過去形を作る。

受動現在形の語尾が[-dAAn][-lAAn][-nAAn]で終わる場合は、その[-dAAn][-lAAn][-nAAn]を[-tiin]に変える。

受動現在形の語尾が[-tAAn]で終わる場合は、その[-tAAn]を[-ttiin]に変える。

辞書形 語幹 受動現在形 受動過去形
T3 tulla tule tullaan *tultiin
T1 puhua puhu puhutaan #puhuttiin
T1 tietää tiedä tiedetään #tiedettiin

 

*逆 kpt 交替のあるタイプ3・4・6の動詞では「弱形→強形」の変化あり。[ll→lt]

#細かいですが[t]が2つになっています!

 

2ー3)受動過去分詞を作る。

受動過去形の語尾[-iin]を[-u]または[-y]に変える。

辞書形 語幹 受動現在形 受動過去形 受動過去分詞
T3 tulla tule tullaan tultiin *tultu
T1 puhua puhu puhutaan puhuttiin *puhuttu
T1 tietää tiedä tiedetään tiedettiin #tiedetty

 

*もとの単語に[a, o, u]が含まれていれば[u]。

#もとの単語に[a, o, u]が含まれていなければ[y]。

 

2ー4)受動過去分詞分格を作る。

受動過去分詞の語尾に[-a]を付ける。

辞書形 語幹 受動現在形 受動過去形 受動過去分詞 受動過去分詞分格
T3 tulla tule tullaan tultiin tultu tultua
T1 puhua puhu puhutaan puhuttiin puhuttu puhuttua
T1 tietää tiedä tiedetään tiedettiin tiedetty tiedettä

 

 

3)あとはそのまま

上記のように主語と動詞の形を整えたら、あとはそのままで時相構文のできあがり。

前回と同じように、節の間のコンマがなくなっている点にだけ注意しましょう。

kun の文 Kun Mikko oli tullut kotiin, Leena heräsi.
時相構文  × Mikon tultua kotiin Leena heräsi.

 

まとめ

以上、前回と今回の二回に渡って、第2不定詞内格と受動過去分詞分格を使った時相構文についてまとめてみました。

第2不定詞内格 Mikon tullessa kotiin Leena oli jo nukkumassa.
(ミッコが家に帰ったとき、レーナはもう眠っていた。)
受動過去分詞分格 Mikon tultua kotiin Leena heräsi.
(ミッコが家に帰ったあと、レーナは起きた。)

 

明日はこの時相構文の注意すべき点についてもう少しだけ書いてみたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.548 − 時相構文の作り方(1)

18021701

先日のフィンランド語教室では次のような文を扱いました。

Mikon tullessa kotiin Leena oli jo nukkumassa.
(ミッコが家に帰ったとき、レーナはもう眠っていた。)

tullessa の部分がこれまで見たことのない形になっています。これは時相構文と呼ばれる形。

この例文のように「AのときB」という意味を表すのに、これまでは接続詞 kun を用いてきました。

Kun Mikko tuli kotiin, Leena oli jo nukkumassa.
(ミッコが家に帰ったとき、レーナはもう眠っていた。)

今回扱う時相構文では同じ意味を kun を使わずに表すことができます。

もちろん kun を使ってもよいのですが、書き言葉ではよくこの時相構文が見られるとのこと。

今回は kun を使った文を時相構文に書き換えることによって、両者の形を比べてみたいと思います。

 

1)主語を属格[-n]の形にする。

Kun Mikko tuli kotiin, Leena oli jo nukkumassa.
Mikon

 

時相構文では従属節の主語は属格[-n]の形になります。

主格 Mikko
属格 Mikon

 

2)動詞を第2不定詞内格[-essA]の形にする。

Kun Mikko tuli kotiin, Leena oli jo nukkumassa.
Mikon tullessa

 

時相構文では従属節の動詞は第2不定詞内格[-essA]の形になります。

辞書形 tulla
三人称単数過去形 tuli
第2不定詞内格 tulessa

 

なお動詞の辞書形から第2不定詞内格を作る手順は次のとおりです。

 

2ー1)語尾の[-A]を外す。

tulla → tull

 

2ー2)[-essA]を付ける。

tull → tullessa

*ただし語尾の[-A]を外したときに[e]で終わる単語は[e]を[i]に変えてから[-essA]を付けます。

itkeä → itke → itki → itkiessa

 

3)あとはそのまま

上記のように主語と動詞の形を整えたら、あとはそのままで時相構文のできあがり。

細かいところですが、節の間のコンマがなくなっている点にだけ注意しましょう。

kun の文 Kun Mikko tuli kotiin, Leena oli jo nukkumassa.
時相構文 × Mikon tullessa kotiin Leena oli jo nukkumassa.

 

以上、今回はフィンランド語の時相構文と呼ばれる形についてまとめてみました。

ただし今回扱ったのは二種類ある時相構文のうちの一つ目の形。明日はもう一つの形を扱ってみたいと思います。

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