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フィンランド語学習記 vol.278 − 何階へ行きますか?

フィンランド語教室で使っているテキストにこんな表現が出てきました。

Hississä:(エレベーターで)
− Mihin kerrokseen Te menette?(何階へ行きますか?)
− Kolmanteen.(3階へ。)
*mihin(どこへ)、te(あなたは)、mennä(行く)

なお kerrokseen というのは「階」を意味する kerros の入格の形。

【主格】kerros(階)
【入格】kerrokseen(階の中へ)

ちょっと複雑な変化になっています。

この後、授業では「1階から2階へ」などの表現を習ったのですが、序数詞の格変化がまた複雑。

例えば「1階から2階へ」は  ensimmäisestä kerroksesta toiseen kerrokseen という表現になります。

前半の ensimmäisestä kerroksesta は出格の形。

主格 ensimmäinen
(1番目の)
kerros
(階)
出格 ensimmäisestä
(1番目から)
kerroksesta
(階から)

 

後半の toiseen kerrokseen は入格の形。

主格 toinen
(2番目の)
kerros
(階)
入格 toiseen
(2番目へ)
kerrokseen
(階へ)

 

つまり「○階から△階へ」と言いたいときには、○に入る序数詞を出格の形に、△に入る序数詞を入格の形にしなければなりません。

授業では、このルールに沿って一つずつ階を上っていきました。

ensimmäisestä kerroksesta toiseen kerrokseen(1階から2階へ)
toisesta kerroksesta kolmanteen kerrokseen(2階から3階へ)
kolmannesta kerroksesta neljänteen kerrokseen(3階から4階へ)
neljännestä kerroksesta viidenteen kerrokseen(4階から5階へ)
viidennestä kerroksesta kuudenteen kerrokseen(5階から6階へ)
kuudennesta kerroksesta seitsemänteen kerrokseen(6階から7階へ)

7階まで上っただけでかなりの息切れが。。。

とりあえずこの辺で一休みしておきたいと思います。

I walk slowly, but I never walk backward.

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I walk slowly, but I never walk backward.

(私の歩みは遅いが、歩んだ道を引き返すことはない。)

− Abraham Lincoln

毎年この時期に思うのは「努力は報われるとは限らない」ということ。

先が見えない中で、前に進み続けるというのは、非常にしんどいことでしょう。

でもだからこそ、努力できる人とできない人がいるのだと思います。

もし「努力は必ず報われる」ということになれば、誰だって努力を続けることができるはず。

すると、努力という言葉の持つ意味はどこかに失われてしまい、その努力はもはや努力ではなくなってしまいます。

何だか禅問答のようになってしまいましたが、ここでちょっと考えてみてほしいのは、もし努力が報われなかったとしたら、それまで取り組んできたことはすべて水泡に帰してしまうのだろうか?ということ。

もしサッカーが上手くなりたいのにバットの素振りをしていたり、英語が上手くなりたいのに枕草子を読んでいたりするのなら、一旦立ち止まって正しい方向を見つけなければなりません。

しかしそうではないのなら、諦めたり、自棄になったりして、今来た道を引き返してしまわない限り、必ずどこかに辿り着くことができるはず。

疲れてしまって一歩も歩けないというのなら、まずはお茶を一杯。

そしてあんみつを一杯食べてから、もう一度歩き始めればよいのだと思います。

「連休」は英語で何と言う?

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週末休みではない仕事をしているので、なかなか「連休」というものがありません。

そんなせいか、たまに連休があると、つい前日からソワソワしてしまいます。それでいて実際にはぐーたら過ごすだけだったりするのですが。

さて、そんな「連休」というのは、いったい英語で何と言うのでしょう?

とても身近な表現なのに、改めて考えてみるとぱっと出てきません。

まずは和英辞書で「れんきゅう」を調べてみました。

れんきゅう 連休

週末は3連休だ

We have a three-day weekend(We have three holidays in a row this weekend. また一般に漠然と We have a long weekend. のようにいうこともできる)

「ウィズダム和英辞典 第2版」

なんと「れんきゅう」の項には3連休の例しかありません。2連休などは連休のうちではないと!

それはさておき、上記の表現を使って2連休を表すとしたら、I have two holidays in a row. でよいのでしょうか?

しかし two holidays in a row というのは、ちょっと大仰な表現のようにも思えます。(まあ、たかが2連休ですので。)

もう少しさらっと「連休」を表現することはできないものでしょうか。

調べてみると、他には次のような表現が。

  • XX days off in a row
  • XX straight holidays
  • XX straight days off
  • XX consecutive holidays
  • holidays XX days running

いろいろありますが、どれも日本語の「連休」ほどにはさらっとしていません。

おそらく「3連休くらいじゃないと、わざわざ連休と強調するほどではない」というのが本当のところなのかもしれません。

そうは言っても、3連休なんて正月と夏休みくらい。。。

と、悲しい現実に直面させられておりますが、めげずに頑張っていきましょう!

 
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「先輩!ちょっと、お茶しませんか?。。。いや、お茶にしませんか?」

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例えばの話、職場にすごくかわいい女の子がいたとして、

「先輩!ちょっと、お茶にしませんか?」

と言われたときと、

「先輩!ちょっと、お茶しませんか?」

と言われたときでは、ずいぶん嬉しさが違うのではないでしょうか?

この違いはいったいどこから来るのでしょう?

お茶にする

仕事の途中で、ちょっと休む。

「新明解国語辞典 第七版」

お茶する

お茶するとは、喫茶店へ行くこと。

「日本語俗語辞書」

そうそう「お茶にする」というのは昔からある日本語で「一息入れる」の意味。

実際にお茶を飲むのか、コーヒーを飲むのか、クッキーをつまむのかはわかりませんが、いずれにしてもそれ以上の意味はなさそうです。

しかし「お茶にする」の「に」がなくなった途端に何だか期待が高まってくるのは、喫茶店へ行けるから?

。。。いやいや、もちろんそれだけではありません。

お茶するとは喫茶店に行くこと及び、喫茶店で何か飲みながら休憩したり、話したりすることを意味する。1970年代にどこかへ行くことを「○○する」といった表現が流行(映画に行く場合なら「映画する」など)。お茶するもその一つだが、他と違い、ナンパの常套文句など、後々まで使われ、1980年代前半には独立して流行語となっている。…

「日本語俗語辞書」

はい、まあ、こういう期待を言葉の裏側に見てしまうのは、私だけではないでしょう。

「に」の一文字を消すだけで、これだけの破壊力を付与してしまう日本語の奥深さには改めてびっくりさせられます。

女性のみなさんはくれぐれも使い間違えないよう、お願いいたします。

「おてんば」の語源とは?

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先日、いつも通勤に使っている電車の中で「わー」と走り回っている5歳くらいの女の子がいました。

そのとき、ふと頭に浮かんだのがこの日本語。

おてんば【御転婆】

女性としてのたしなみを忘れてふざけさわぐ少女(女性)。

「新明解国語辞典 第七版」

しかしこの「おてんば」という日本語、漢字をよく見ると中にお婆さんが入っています。

どちらかというと、若い女性のイメージが強い「おてんば」にお婆さんが入っているのはなぜなのでしょう?

そんな訳で「おてんば」の語源をちょっと調べてみたところ、いくつかの説があるようです。

その中でおそらく最もおもしろいのは、オランダ語で「手に負えない」を意味する ontembaar(オンテンバール)から来ているという説。

これが本当ならびっくり!となるところですが、真偽のほどは定かではないよう。

たしかにこれはちょっと出来過ぎかなあという気がします。

もう一つ、有力な説は「てんば」という単語に接頭辞の「お」が付いたというもの。

この「てんば」は広辞苑にも出ています。

てんば【転婆】

(「転婆」は当て字)

  1. 騒々しくてつつしみのない女。でしゃばり女。おてんば。…
  2. そそっかしいこと。軽はずみ。また、そういう人。男女ともにいう。…
  3. 親不孝なこと。また、そういう人。男女ともにいう。…

「広辞苑 第五版」

これによると「婆」というのは単なる当て字であって、もともとは男性にも適用されていた言葉なんですね。

現代では男の子なら「わんぱく」と呼ぶところでしょう。

以上、ちょっと気になった「おてんば」の語源のお話でした。

sixteen のアクセントはどこにある?

次の二つの文を声に出して読んでみると、英語のアクセントのおもしろい特徴に気が付きます。

She is sweet sixteen.(彼女は花の十六歳だ。)
She can speak sixteen languages.(彼女は十六の言語を話すことができる。)

そう、上の sixteen は後ろにアクセントがあるのに対して、下の sixteen は前にアクセントがあるのです。

文字で表すならこんな感じ。

She is sweet sixTEEN.
She can speak SIXteen languages.

英語にはこのようにアクセントが移動する単語というのが存在します。

これはなぜでしょう?

その秘密は後ろに来る単語との関係にあります。

さきほどの She can speak sixteen languages. という文において、もし sixteen を sixTEEN と発音すると、直後の languages とのつながりにおいて、アクセントは「弱→強→強→弱」と流れます。

six TEEN LAN guages

 

声に出してみるとわかりますが、これはややつながりが悪い感じ。

これに対して sixteen を SIXteen と発音すると、アクセントは「強→弱→強→弱」と流れます。

SIX teen LAN guages

 

こちらはきれいにつながっていますね。

つまり英語のリズムというのは「強→弱→強→弱」という強弱交互の流れが最も発音しやすいので、そういうリズムを作るためにアクセントが移動することもあると。

以上ちょっと不思議な英語のアクセントのお話でした。

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