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楽天の英語公用化についてひとこと

4月は新しい生活を始める季節。あちこちで入学式や入社式が行われています。そんな中でこんなニュースも。

楽天 すべて英語で入社式 NHKニュース

楽天は、ネット通販などの事業の国際化を進めるため、3年前から会社の中のやり取りを英語で行うようにしており、新入社員には高い英語力が求められています。
1日の入社式の進行もすべて英語で行われ、三木谷社長は「すべてがダイナミックで変化のスピードが速く競争も激しいなかで、積極的に学び努力を惜しまない姿勢を忘れないようにしてほしい」と新入社員を激励しました。

こういった英語の使用推進については、様々な立場から様々な意見があると思います。どちらかと言えば否定的な意見の方が多いかもしれません。

教育畑の人間としては、これを壮大な実験と考えたら面白いのではないかと思っています。

例えば第二言語習得の研究でこれほどの規模の実験を行うことは到底不可能ですし、これで社員の英語力がぐんぐん伸びるようなら、日本の英語教育そのものに一石を投じることになるのではないでしょうか。

ただし効果を証明するにはこの新入社員のみなさんが、その後どのように英語力を伸ばしたのかきちんと測定しなければなりません。

いずれにせよ渦中にある人は大変だと思いますが、ぜひ頑張ってもらいたいものです。

また語学マニアの人間からすると、こんな環境を与えてもらえるなんてうらやましいと思ってしまうのですが、あまりそういうことを言うと怒られてしまうでしょうか。


Opening lines − from Wikiquote

Wikiquote は著名な人々の言葉や作品からの「引用」を集めたウェブサイトです。

その中の一項目 Opening lines では様々な小説の書き出しを集めています。いくつか紹介してみましょう。

 

Anna Karenina by Leo Tolstoy

Happy families are all alike; every unhappy family is unhappy in its own way.

幸福な家族は全て似ているが、不幸な家族はそれぞれのやり方で不幸である。

『アンナ・カレーニナ』のオープニング。こんな鋭いことを言われては、返す言葉がありません。「家族」を他のことばに置き換えて読むこともできそうですね。

 

The Great Gatsby by F. Scott Fitzgerald

In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I’ve been turning over in my mind ever since.

ぼくがまだ年若く、いまよりもっと傷つきやすい心を持っていた時分に、父がある忠告を与えてくれたけれど、爾来ぼくは、その忠告を、心の中でくりかえし反芻してきた。(野崎孝訳)

『グレート・ギャツビー』の有名なオープニング。その忠告とはどんなものなのか気になるのでもう一文。

“Whenever you feel like criticizing any one,” he told me, “just remember that all the people in this world haven’t had the advantages that you’ve had.”

「ひとを批判したいような気分が起きた場合にはだな」と、父は言うのである「この世の中の人がみんなおまえと同じように恵まれているわけではないということを、ちょっと思いだしてみるのだ」(野崎孝訳)

『グレート・ギャツビー』は大学生のときに、野崎孝さんの訳(新潮文庫)で初めて読みました。今は中央公論新社から村上春樹さんの訳も出ています。

小説を読み終えて振り返ってみると、この最初の二行が、小説の世界観そのものであることに気が付きます。

 

Little Women by Louisa May Alcott

“Christmas won’t be Christmas without any presents,” grumbled Jo, lying on the rug.

「プレゼントのないクリスマスはクリスマスじゃない。」ジョーは絨毯の上にころがってぶつくさと文句を言った。

こちらは『若草物語』。全く何ということもないこのオープニングが好きです。「クリスマス ウォウンビィー クリスマス」という音の響きも楽しいですし、なんだか、これから何か素晴らしいことが起こる予感を感じませんか?

小説の最初の一節というのは、時にその小説全体の印象を反映しているようなところもあります。

翻訳であれ、原書であれ、自分がこれまでに読んだ小説の Opening lines を改めて読み返してみるのも楽しい作業かもしれません。

 
Opening lines – Wikiquote


Supisuomea − フィンランド語初心者向けの動画シリーズ

photo credit: Näystin via photopin cc

今回は Supisuomea というフィンランド語初心者向けの動画を紹介します。

初心者向けとは言っても、子どものためのプログラムではなく、フィンランドへの移住者や国外でこれからフィンランド語を学ぼうという大人向けのプログラムです。

1話30分、全12話のシリーズで、下記ウェブサイトから視聴することができます。

Supisuomea | yle.fi | Arkistoitu

まずは第1話を見てみたのですが、扱っている表現は、フィンランド語教室の入門クラスを終えた程度の、私のような学習者にちょうどよい難易度だと感じました。

前半は知っている表現がほとんどでしたが、後半になるにつれてだんだんと知らない表現が増えてきました。第2話以降はもう少し勉強してから見た方がよいかもしれません。

Youtube にもアップされていましたので、試しに見てみたいという方はこちらからどうぞ。

この第1話では、日常のさまざまなシチュエーションで使われる挨拶や基本表現を扱っています。

内容はNHKの語学番組などでよくあるスキット(役者さんが1〜2分で日常生活の一コマを演じる)をたくさんまとめたような感じでしょうか。

実際のフィンランドの風景やそこに住んでいる人たちの様子を垣間見ることができるので、そういう意味でも楽しめるプログラムになっていると思います。

英語ならともかく、フィンランド語の動画教材は貴重なので、上手に利用していきたいものです。


フィンランド語学習記 vol.49 − 感嘆符!について

photo credit: vissago via photopin cc

フィンランド語の入門書を読むと、たいてい最初に挨拶の表現が出てきます。

例えば、こんな感じ。

Hyvää huomenta!(おはよう)
Hyvää päivää!(こんにちは)
Hyvää iltaa!(こんばんは)
Hyvää yötä!(おやすみ)
Kiitos!(ありがとう)
Ole hyvä!(どういたしまして)
Näkemiin!(さようなら)

どの挨拶にもよく感嘆符「!」が付いています。

もちろん元気よく(?)挨拶するに越したことはないのですが、「おやすみ!」なんて、寝るときまで付けなくても。。とも思ってしまいます。

これは一種の慣習というかルールのようなものなのでしょうか?

英語の挨拶では、Good morning! とか Thank you! と書くことはできても、それがスタンダードということはないでしょう。

英語の感嘆符は原則として感嘆文や命令文で使われます。

以前、インドネシア人の友人とメールのやり取りをしていたとき、Cheers! などと感嘆符をよく使っていたら、「!」を見ると怒っているような気がすると言われてびっくりしたことがありました。

文化圏によって感嘆符の解釈はやや異なるのかもしれません。

実際、感嘆符の正書法がない日本語では、感嘆符を様々な感情に結びつけて解釈することが可能です。

例えば「さようなら!」と書いた場合、文脈によって、そこに笑顔と泣き顔のどちらでも重ね合わせることができますね。

それではフィンランド語の「!」はどんなイメージなのか、実は意外な解釈があるのだとしたら、おそらく「!!」とびっくりすることになるでしょう。


fish の謎 − 単複同形名詞について

英単語の fish に複数形がないと初めて聞いたときには「えっ?」と思ったものです。正確には複数形が全くない訳ではないのですが、例えば「3匹の魚」と言いたい時には three fish と言うのが普通です。

ジーニアス英和大辞典の語法説明を見てみましょう。

(1)three 〜(3匹の魚)というときは、同種の魚3匹でも、種類の異なる魚3匹でもよい。

(2)特に種類が異なることを強調する場合は three 〜es ともいうが、three kinds[varieties]of 〜 などを用いるのが普通。

(3)ただし、《英》では同種の魚をさすときでも three 〜es ということがある。

fish の使い方についてはよくわかりました。

しかしここで気になるのは、なぜ「3匹の魚」は three fishes ではないのか?ということです。

昔、職場の同僚から聞いた話では「魚は自然界では群れを成しており、その群れを fish と名付けたから」とのこと。

同様の理由で、deer(鹿)、sheep(羊)の単複同形も説明することができます。

しかしそうだとすると、bird(鳥)、 tree(木)なども単複同形になってよいのではないでしょうか?

基本的に単複同形名詞には「狩猟・漁労」の対象が多いので、そういった人間の認識が関係しているということは大いにありそうです。

こういったルールの例外(不規則性)が多いところが英語の特徴であり、それをどうしてなんだろう?と考えていくことはなかなか楽しい作業だと思います。


There’s no accounting for taste.

どうも味オンチなせいか何を食べてもおいしく感じる一方、変わったお店に連れて行ってもらっても気の利いた感想を言うことができません。

おいしければそれでいいのだ、という結論に行き着く訳ですが、そもそも人の味覚とはそんなに個人差のあるものなのでしょうか?

味覚(みかく)は、動物の五感の一つであり、食する物質に応じて認識される感覚である。生理学的には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つが基本味に位置づけられる。

Wikipedia「味覚」より

いくら味オンチではあっても、ここに挙げられた「甘味、酸味、塩味、苦味、うま味」の違いはわかります。ということでまずは一安心。

なお、この基本味を英語に直すと、甘味(sweetness)、酸味(sourness)、塩味(saltiness)、苦味(bitterness)、うま味(umami)となります。

umami は、sushi, karaoke, tsunami などと同じく、世界で使える日本語なのでした。フィンランド語版 Wikipedia にも umami の項目があります。

[参考]Umami – Wikipedia

そういえば、昔、韓国人の友人に鍋料理屋に連れて行ってもらったとき、「辛さ(spicyness)というのはそもそも味じゃないんだよ。だから韓国人は味覚通とは言えない」というような内容のことを言われたことがあります。

辛さというのは一種の刺激であって、基本味には位置づけられないのですね。

そういう私は韓国料理が大好きなので、やはり味覚通にはなれないのかもしれません。


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