fairly good な映画と pretty good な映画はどちらがおもしろい?
手元の英和辞書をパラパラとめくっていたら、こんな例文が出ていました。
- The movie is pretty good.
- The movie is fairly good.
- The movie is very good.
- The movie is quite good.
- The movie is rather good.
『アンカーコズミカ英和辞典』
これらの感想をつまらないものからおもしろいものへ順番に並べると、どのような順番になるでしょう?
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辞書にのっていた順番は次のとおり。
- The movie is fairly good.
- The movie is quite good.
- The movie is rather good.
- The movie is pretty good.
- The movie is very good.
(つまらない)1→2→3→4→5(おもしろい)
それぞれのニュアンスを確認していきましょう。
1)fairly good は「まあまあ良い」の意味。
「悪くはないけど。。。」とお茶を濁す感じでしょうか。
2)quite good は「かなり良い」の意味。
「いちおう、おすすめ」という感じでしょうか。
3)rather good は「普通以上に良い」の意味。
これには「あまり期待していなかったけど、思ったより良かった」というニュアンスがあります。
4)pretty good は「なかなか良い」の意味。
これにも「思ったより良かった」というニュアンスがあります。
友人に感想を話す際に pretty good とは言えても、この映画の監督に感想を話すとしたら pretty good とは言いづらいのではないでしょうか。
5)very good は「とても良い」の意味。
シンプルですが、褒め言葉としては安心して使えます。
英語の副詞が持つニュアンスはとてもデリケートなもの。
きちんと使えるようにしっかりと感覚を磨いておきたいところです。