cialis viagra online accutane

夢について

17010201

この年末年始、あちこちで「夢」という単語をよく見かけたので、改めて新明解で「夢」を引いてみました。

ゆめ【夢】

  1. 睡眠中 当人の意識としては現実の生活のことであるかのような出来事の中に身を置いているが、目覚めてみるとそれが非現実のものであると気付く、一種の幻覚。
  2. 実際にはありそうにも思われないが、万一 実現すればいいなあと思っている(いた)事柄。
  3. 実社会や厳しい現実から遊離して暫時(ザンジ)享楽する、甘くて楽しい環境。

「新明解国語辞典 第七版」

うーむ、ネガティブ!

「夢」というのは、上記2にあるように、万に一つしか実現しないことを表すための言葉なのでしょうか?

もう少しポジティブな定義もほしいところですよね。

ところで「夢」という単語は、大きく分けると二つの意味を持っています。

一つは寝ているときに見る夢、もう一つは起きているときに見る夢(叶ってほしいと願う夢)です。

コントロールできない夢とできる夢という言い方もできるかもしれません。

考えてみれば、そもそもなぜこの二つを同じ単語で表すのだろう?という疑問も浮かんできます。

夢の対義語は「現(うつつ)」ということからもわかるように、両者の共通項は現実とは異なるということ。ただし後者の方は現実へたぐり寄せたい夢でもあります。

「現実とは異なる夢」と「現実へたぐり寄せたい夢」、もしも私が日本語の設計者なら、この二つに別々の単語を当てたいような気もします。

 
新明解国語辞典 第七版 公式アプリ 新明解国語辞典 第七版 公式アプリ
価格: ¥1,200(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る


2017年にやりたいことは何ですか?

photo credit: Ole Houen Colourful via photopin (license)

photo credit: Ole Houen Colourful via photopin (license)

あけましておめでとうございます!
Happy new year!
フィン Hyvää uutta vuotta!

 

いよいよ2017年が始まりました。今年はどんな一年にしたいですか?

一年の計は元旦にあり。ということで、今日は2017年のやりたいことリストを作っていました。

これは毎年やっていることではあるのですが、去年までは実現可能性の高いものも低いものも Evernote にだーっと書き出して終わりにしていました。

(それでも「アウシュヴィッツを訪問する」を含め、9つの項目を達成できたので成果はあったはず!)

今年はもう少し精度を高めて日々の行動に落とし込んでいきたいので、次のような手順を踏むことにしました。

  1. 実現可能性は一旦忘れて、やりたいことを Evernote にだーっと書き出す。(ここまでは去年と同じ)
  2. 結果目標と行動目標を分離する。(やりたいことの階層化)

例えば、朝起きて「今日は体調がよい」と思える一日を実現するというのが結果目標なら、

月◯回以上ジムに通うというのはそのための行動目標になります。

体調というのは、自分の意志や行動だけで100%コントロールできるものではありません。それだけに下支えになる行動目標とセットで考えておかないと、日々の行動に反映させるのが難しくなってしまいます。

それでは「オーロラを見る」のような項目は、結果目標と行動目標のどちらに入れるべきでしょうか?

カナダやフィンランドに住んでいる人なら、行動目標の方に入れてしまってもよいのかもしれません。

ただ日本に住んでいる人なら「オーロラを見る」は結果目標とし、

  • いつ、どこでオーロラを見るのかを決める
  • それまでに旅費を貯める

などの行動目標に分解した方が現実的かもしれません。

また「旅費を貯める」という項目も、実際にどこをどうやりくりして貯めるのか、更なる下位区分に分解することができます。

このように、今年はやりたいことリストをできるだけ階層化してみました。

この作業のもう一つのメリットは階層化することで、それが本当にやりたいことなのかどうかを理解できること。

具体的な行動目標を見て、わくわくするより、実際にやるのは面倒だなあと思うような項目は、周囲の価値観に迎合しているだけで、心の底からやりたいことではないのかもしれません。リストを作るときにはそのような見極めも大切だと思います。

なお階層はいくらでも増やすことができるので、この方法はどんな突拍子のない夢にも適用することができます。どうしても実現したいことがあるなら、まず階段の最初の一歩を可視化してみるのはどうでしょう?


2016年に読んで面白かった本10冊

photo credit: cszar A Lifetime Of Reading via photopin (license)

photo credit: cszar A Lifetime Of Reading via photopin (license)

気が付けば2016年も大晦日になりました。どんな年の瀬をお過ごしでしょうか?

今回のエントリーでは今年読んで面白かった本10冊を紹介してみたいと思います。

今年発売された本ではなく、あくまで今年読んだ本ですので、古い本も入っています。

それではさっそくいってみましょう。

 

『正直』松浦弥太郎著

『暮しの手帖』の前編集長で現在は cookpad の「くらしのきほん」の編集長をされている松浦弥太郎さんのエッセイ集。今年はこの他にも松浦さんの本をずいぶんたくさん読みました。

松浦さんの本からは、日々の仕事や人間関係の迷いに対してどのように向き合ったらよいか、さまざまなヒントと原理原則を得ることができるように思います。

 

正直
正直
posted with amazlet at 16.12.31
松浦 弥太郎
河出書房新社
売り上げランキング: 13,131

 

『今日も珈琲日和』鶴巻麻由子著

小金井界隈で「出茶屋」というコーヒーの屋台を出している鶴巻さんのエッセイ集。

屋台で出会った人のこと、これまでの人生のこと、何気ない日常のこと。波瀾万丈なドラマがある訳ではないのですが、描かれた一つ一つのエピソードがとても素敵なものに思えます。

人とかかわりながら生きていくことの面白さ・豊かさを感じられる一冊でした。

 

今日も珈琲日和 (かもめの本棚)
鶴巻 麻由子
東海教育研究所
売り上げランキング: 187,945

 

『ユーコン川を筏で下る』野田知佑著

カヌーイストの野田知佑さんによる、北米ユーコン川の筏による川下りの記録。

昔から野田さんのエッセイを愛読してきた身としては、今も野田さんの新刊が読めるというだけで嬉しいこと。しかもユーコン川ふたたびというのですから、興奮せずにはいられません。

 

ユーコン川を筏で下る
ユーコン川を筏で下る
posted with amazlet at 16.12.31
野田 知佑
小学館
売り上げランキング: 92,791

 

『まじめに生きるって損ですか?』雨宮まみ著

女性投稿者の愚痴に雨宮さんがとことん付き合うという体裁の人生相談風エッセイ集。

愚痴の内容は男性が読んでも共感できるものから、えっ?と思うものまで様々ですが、みなの心の底の底に降りていって、もやもやの本質を言葉にしてしまう雨宮さんの豪腕に驚嘆。

もっと新作を読みたかったのですが、雨宮さんは今年の10月にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

 

まじめに生きるって損ですか?
雨宮まみ
ポット出版
売り上げランキング: 9,709

 

『コンビニ人間』村田沙耶香著

今年上半期の芥川賞受賞作。日常と紙一重の狂気の世界を描きつつ、それでも主人公が感じる周囲への違和感は私たちの中にも覚えのあるものではないでしょうか。

SF小説のような手触りに、学生時代によく読んでいた安部公房の小説を思い出しました。

 

コンビニ人間
コンビニ人間
posted with amazlet at 16.12.31
村田 沙耶香
文藝春秋
売り上げランキング: 87

 

『不屈の棋士』大川慎太郎著

現在、最もホットなトピックの一つである人工知能。

その人工知能に対して人間はどのように向き合っていくべきなのか? 将棋ファンにとっては現在の将棋界を通して理解するのがわかりやすい、そんなところもあります。

変わらざるをえないという気持ちと、変わってほしくないという気持ち。10年前にこんな時代が来るとは全く想像できませんでした。

 

不屈の棋士 (講談社現代新書)
大川 慎太郎
講談社
売り上げランキング: 10,934

 

『四人の交差点』トンミ・キンヌネン著

フィンランドでベストセラーになった、あるフィンランド人家族の年代記。ストーリー上のある謎が、物語の最終章で明かされる一種のミステリー仕立てになっています。全編読み終わった後に、また最初からページをめくりたくなる構成の妙。

そしてフィンランドの昔の暮らしを垣間見ることができるのも魅力の一つです。

 

四人の交差点 (新潮クレスト・ブックス)
トンミ キンヌネン
新潮社
売り上げランキング: 54,748

 

『ガケ書房の頃』山下賢二著

2015年まで京都にあった書店「ガケ書房」の店主で、現在は同じ京都にある「ホホホ座」の店主である山下さんのエッセイ集。

ガケ書房という書店経営の記録としても、書店論としても読めますが、それ以上に一つの青春小説として面白く読むことができました。

 

ガケ書房の頃
ガケ書房の頃
posted with amazlet at 16.12.31
山下賢二
夏葉社
売り上げランキング: 121,227

 

『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル著

ナチスの強制収容所から生還したオーストリア人精神科医の手記。

今年はこの本を読み、そしてアウシュヴィッツを訪れたということが一番のハイライトだったかもしれません。

「私たちが生きることからなにかを期待するのではなく、むしろ生きることが私たちから何を期待しているかが問題なのだ」という一節が心に残ります。

 

夜と霧 新版
夜と霧 新版
posted with amazlet at 16.12.31
ヴィクトール・E・フランクル
みすず書房
売り上げランキング: 618

 

『かなわない』植本一子著

写真家の植本一子さんによるエッセイ集。今年はこの本にやられた!という人は多いのではないでしょうか。

子育てのこと、家族のこと、生きていくことのひりひりした痛みに身悶えしつつ、それでもページをめくる手が止められない。そんな生々しさに満ちた一冊。

本の後半、恋人との関係がおかしくなり、メールでカウンセリングを受けるくだりでは、人の心の深淵を突きつけられているような恐怖と、それでもその先を見たいという好奇心を両方抱えたまま、ぐいぐい引っ張られていきます。

 

かなわない
かなわない
posted with amazlet at 16.12.31
植本一子
タバブックス (2016-02-05)
売り上げランキング: 6,762

 

まとめ

以上、今回のエントリーでは今年読んで面白かった本10冊を紹介してみました。

みなさんのおすすめ本などありましたら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。

それではよいお年をお迎えください。


nice な感じ?

16123001

You look nice in that dress.

のように日常会話でよく使う nice。「素敵!」という気持ちをストレートに伝えたいときにはとても便利な単語です。

そんな日常使いの単語 nice に次のような派生語が存在することをご存知でしょうか?

niceish

Somewhat or rather nice.

「Wiktionary」

niceish

quite nice, fairly nice

「Collins Dictionary」

niceish は形容詞の nice に接尾辞の[-ish]を付けた英単語。

この単語の意味を「nice より nice」と定義する辞書もあれば、「まあまあ nice」と定義する辞書もあって、その意味するところはやや曖昧。

ただ頑張って日本語にすれば「nice な感じ」くらいのニュアンスでしょうか。

素直に nice と言えばいいのに、つい nice…ish と言ってしまう感覚は、もしかしたら日本人のメンタリティに近いものかもしれません。


we honor those we lost − オバマ大統領の真珠湾スピーチより

photo credit: sergecos Mer matinale. Explore. via photopin (license)

photo credit: sergecos Mer matinale. Explore. via photopin (license)

昨日より新潟の実家に帰省しています。

朝起きて、新潟日報の朝刊をぱらぱらとめくっていたら、安倍首相とオバマ大統領の真珠湾スピーチの全文が掲載されていました。それぞれの英訳と和訳も付いています。

安倍首相とオバマ大統領の演説全文|新聞関連記事|新潟日報モア

政治的な云々をここで語ることはしませんが、とても詩的で力強いスピーチだというのが率直な第一印象。

また翻訳の仕方に注目しながら読んでいたところ、目に付いたのがオバマ大統領のスピーチの締めくくり部分。

Here in this quiet harbor, we honor those we lost, and we give thanks for all that our two nations have won − together, as friends.

(この静かな湾でわれわれは友人として共に、亡くなった人々を悼み、両国が勝ち取ってきたもの全てに感謝をささげる。)

原文で ‘we honor those we lost’ となっている部分が和訳では「亡くなった人々を悼み」となっています。

honor の原義は「敬意を表する」ですので、日本語の「悼む」とはかなりニュアンスが異なります。

*日本語の「悼む」に近い単語には、mourn という動詞があります。

本来なら同じ意味を伝えるべき対訳において、なぜこのようなズレが生まれてくるのでしょう?

もしかしたら、ここに両国の政治的な思惑のようなものを読み取ることも可能なのかもしれません。

ただそれ以上に感じるのは、それぞれの言語において「こういう場面ではこういう表現をする」という規範の問題です。

実際オバマ大統領のスピーチを初めから読んでいくと、さきほどの文にしっくり来るのはやはり mourn より honor だろうと感じます。

一方、和訳を初めから読んでいくと、さきほどの文にしっくり来るのはやはり「敬意を表する」より「悼む」だろうと感じます。

結局どのような単語も、その単語が使われている文脈や文化から離れて存在できる訳ではありません。そこには逐語訳というものの限界があります。

そのような差異に向き合う翻訳というのは、それだけに難しく、創造的な仕事なのでしょう。


snow & white

photo credit: Axiraa - back very soon Last day of White Kingdom, 5 via photopin (license)

photo credit: Axiraa – back very soon Last day of White Kingdom, 5 via photopin (license)

東京から新潟へ向かう新幹線の中でこのブログを書いています。

道中の関越トンネルに差し掛かるといつも思うのは、トンネルを抜けたら雪はどれくらいあるのだろう?ということ。

時折、帰省するだけの気楽な立場の人間としては、雪景色を楽しみにしているような気持ちもあります。

ところで、みなさんは雪というものに対して本質的にプラス・マイナスどちらのイメージを持っていますか? 

おそらく、スキーやスノーボードを趣味にしている人はプラスのイメージでしょうし、豪雪地帯に住んでいる人はマイナスのイメージかもしれませんね。

そんな雪を意味する英単語 snow には、もう一つの思いがけない意味があります。

snow

verb

  1. when it snows, snow falls from the sky
  2. snow somebody (North American English, informal) to impress somebody a lot by the things you say, especially if these are not true or not sincere
He really snowed me with all his talk of buying a Porsche.

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

2の snow は「だます」の意味。

なぜ snow がこのような意味になるのでしょう? 白い幕で現実を覆い隠すというイメージなのでしょうか?

子どもの頃から雪に馴染んできた身としては今ひとつ納得できないところもあるこの用法。

ただ英語には「悪意のない嘘」を意味する white lie と言う表現があるように、white という色はイノセンスの象徴でもあります。

よって snow という単語に「現実を覆い隠す」というイメージがあるなら、いっそそのことをプラスの意味に転換できないかと思ったりもするのですが、果たしてどうでしょうか?

 
オックスフォード現代英英辞典 公式アプリ日本版 オックスフォード現代英英辞典 公式アプリ日本版
価格: ¥1,900(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る


cialis viagra online accutane