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億万長者になるには

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子供の頃、周りに「億万長者になりたい」なんて言っている友達はいなかったでしょうか?

億万長者という日本語にはどこか子供っぽい響きがあるように思います。

もちろんそんなことを言っていた子供たちの中には、大人になり、実際にお金持ちになった人もいるでしょう。

しかしどんなお金持ちであっても「あなたは億万長者ですか?」という問いに即答することは難しいように思います。

そもそも億万長者であるためには、いったいいくらお金を持っていればよいのでしょう?

単純に一億円でしょうか。それとも「億×万=兆」で一兆円なのでしょうか。

その答えを探るため国語辞書を引いてみると、次のような見出し語が出ていました。

おくまん[億万]

(名)数がひじょうに多いこと。億。

「ー長者・何ー年」

「三省堂国語辞典 第七版」

これによると億万というのは特定の単位ではなく、ひじょうに多いことを表すための用語であるとのこと。

ということは実際の財産に関係なく、自分はひじょうに多くのお金を持っていると感じていれば、その人は億万長者ということになるのでしょうか?

ただ、ひじょうに多くのお金を持っていると心の底から感じることは、もしかしたら一億円を稼ぐことより難しいことなのではないかとも思います。

一億円を稼いだことで満足し「多くのお金を持っている」と感じるようなメンタリティの人は、そもそも一億円を貯められないようにも思うのです。

一億円を稼ぐような人というのは、一億円でも足りないと思い、さらに五億円・十億円と稼ぎたいと思うような人なのではないでしょうか。

だとすると本当の億万長者というのは、いったい世界のどこにいるのだろう? そんなことをつらつらと考えてしまいます。

 
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フィンランド語学習記 vol.521 − Kaamos alkoi pohjoisessa

photo credit: p_c_w IMG_8828.jpg via photopin (license)

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11月も残りわずか。日の暮れる時間がずいぶんと早くなりました。

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」によると、フィンランドの北部では太陽の昇らない季節、いわゆる極夜が始まったようです。

Kaamos alkoi pohjoisessa

Pohjois-Lapissa Nuorgamissa on alkanut kaamos. Kaamos tarkoittaa, että aurinko ei nouse taivaalle. Päivä ei kuitenkaan ole aivan pimeä vaan hämärä. Taivaalla voi nähdä revontulia ja lumi tuo valoa luontoon.

Kaamosaika tulee joka vuosi Suomen pohjoisosiin. Maapallo on talvella kallistunut niin, että aurinko ei pääse paistamaan pohjoisille alueille päivällä. Huomenna kaamos alkaa Utsjoella.

Kaamos on tosi voimakas juuri ennen joulua. Sitten päivä alkaa lyhentyä ja valo lisääntyy koko Suomessa.

極夜が北で始まった

北ラップランドのヌオルガムでは、極夜が始まった。極夜とは冬に太陽が昇らないことを意味する。しかし日中は完全に暗いわけではなく、ぼんやりと明るい。冬にはオーロラを見ることができるし、雪は自然に光をもたらす。

極夜の季節は毎年フィンランドの北部にやってくる。地球は冬には傾いていて、太陽は日中、北の地域に輝くことがない。明日には極夜がウツヨキで始まる。

極夜はクリスマスの前に丁度とても強くなる。それからは短くなり始め、光はフィンランド全域で強くなる。

フィン
kaamos the polar night 極夜
pimeä dark 暗い
hämärä dim ぼんやりした
revontulet the northern lights オーロラ
luonto nature 自然
maapallo the earth 地球
kallistua tilt 傾く
voimakas strong 強い
lyhentyä shorten 短くなる
lisääntyä increase 増える

 

今の季節、寒くても太陽が照っていると、嬉しい気持ちになりますし、普通に外に遊びに行くこともあります。

しかし太陽が全く昇らないとなると、いったいその季節をどんな気持ちで過ごすものなのか、全く想像ができません。

冬でも太陽が昇る地域に住んでいる人にとっては非日常の体験。ちょっと怖いですが、一度味わってみたいような気もします。

 
Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi


鴉声(からすごえ)

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「田島さん!」

出し抜けに背後から呼ばれて、飛び上らんばかりに、ぎょっとした。

「ええっと、どなただったかな?」

「あら、いやだ。」

声が悪い。鴉声というやつだ。

これは太宰治の「グッド・バイ」という小説で、主人公の田島が永井キヌ子という女性に新宿の闇市で声をかけられる場面。

最後の鴉声(からすごえ)という表現が気になって、ここで考え込んでしまいました。

(いつもこんな感じなので、短編ですら読み終えるのに時間がかかってしまいます。それはさておき、)

鴉声っていったいどんな声なのでしょう?

しかしいつものように国語辞書を引いてみても、これが出ていません。

それならとネットで検索しても、はっきりとした結果は得られず。

こうなると、もはや推測するしかありません。

カラスのような声ということですから、

  • 単純にやかましい
  • 威嚇する感じ
  • ガラガラ声、ダミ声

思いつくのはこんなところでしょうか。

いずれにしても、この場面を書いた時、太宰の脳裏にどんな声が響いていたのかは想像することしかできません。

みなさんならどんな声をイメージするでしょうか?

太宰の作品にはこういった独特な表現が多く、読んでいると、ついワードハンティングに走ってしまいます。

本当なら作品そのものに集中すべきなのですが、この性分はなかなか治りません。せっかくなのでまた面白い表現を見つけたら、シェアしたいと思います。

 

グッド・バイ
グッド・バイ
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(2012-09-27)

PET bottle

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先日、ごみ出しの際にふと疑問に思ったこと。それは、

ペットボトルの「ペット」というのは何なのだろう?

ということ。

まさかイヌやネコのペットではないでしょうし、思い当たる語源がありません。

さっそく手持ちの英英辞書で調べてみると、次のような見出し語が出ていました。

PET

the abbreviation for ‘polyethylene terephthalateʼ (an artificial substance used to make materials for packaging food, including plastic drinks bottles)

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

これによると PET というのは polyethylene terephthalate(ポリエチレンテレフタラート)の略。

要はペットボトルの材料になっているプラスチックの名前なんですね。
(ただし PET の発音は「ペット」ではなく「ピーイーティー」)

なお「ペットボトル」という表現は和製英語とまでは言えないものの、英語では plastic bottle という呼称が一般的。

日本語ではそのプラスチックの種類にまで踏み込んで表現しているということになります。

日常的に使うカタカナ語でありながら、案外由来の知られていない言葉の一つではないでしょうか。


心をしずめる

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どれだけ長く日本語とつきあっていても、時に迷ってしまうのが漢字の使い方。

最近も「心をしずめる」と書こうとして、どの漢字を当てるべきか悩んでしまいました。

候補は次の二つ。

しずめる[静める]シヅメル(他下一)

①しずかにする。

「鳴りをー」

②おちつかせる。

「気をー」

③勢いをおとろえさせる。

「あらしをー」

「三省堂国語辞典 第七版」

しずめる[鎮める]シヅメル(他下一)

①さわぎをおさめる。世の中を平和にする。

「反乱をー」

②いたみなどを軽くする。

「いたみをー」

「三省堂国語辞典 第七版」

この中で関係がありそうなのは、静める②の「おちつかせる」と鎮める②の「いたみなどを軽くする」の二つ。

「心をしずめる」の場合は前者に近いような気がするので、おそらく「心を静める」が正解なのでしょうか。

たださらに考えてみると、何か思い悩むことがあって心にいたみを感じているなら、それは比喩的であっても「いたみ」ですから、「心を鎮める」という表現もありなのかもしれません。

例えばこんな使い分けはありでしょうか?

今年のクリスマスプレゼントは何かなー、とそわそわして仕事に集中できない。
→心を静めましょう
今年のクリスマスも一緒に過ごす人がいないので、憂鬱で仕事に集中できない。
→心を鎮めましょう。

もちろん「静める」と「鎮める」の境界はそんな明確に線引きできないという可能性もあるでしょう。

あるいはもっと別のこんな使い分けがありますよ、という情報があればぜひ教えていただければと思います。

 
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フィンランド語学習記 vol.520 − 後置詞あれこれ(4)

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フィンランド語の後置詞に関するエントリーの続きです。

フィンランド語学習記 vol.517 − 後置詞あれこれ(1)

フィンランド語学習記 vol.518 − 後置詞あれこれ(2)

フィンランド語学習記 vol.519 − 後置詞あれこれ(3)

先日のエントリーで紹介したフィンランド語の後置詞の中にこんなセットがありました。


〔行く〕

〔ある〕
から
〔来る〕
väliin
(間へ)
välissä
(間に)
välistä
(間から)

 

これらの後置詞はいわゆる内部格(入格、接格、出格)の形になっていますが、実は次のような外部格(向格、接格、離格)の形をしたセットも存在します。


〔行く〕

〔ある〕
から
〔来る〕
välille
(間へ)
välillä
(間に)
väliltä
(間から)

 

意味は同じ「間へ、間に、間から」なのに、いったい何が違うのでしょう?

フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi 2』には次のような説明が出ていました。

Kissa on pöydän ja television välissä, mutta Hämeenlinna on Helsingin ja Tampereen välillä. Jos on kaksi paikkakuntaa, niin on tavallisesti välillä. Samoin jos me puhumme ajasta: Tulen kotiin kolmen ja neljän välillä. Myös abstraktisesti: Mikä ero on postposition ja preposition välillä?

『suomea suomeksi 2』P.109

ここでは välissä の代わりに valillä を用いる3つのケースが紹介されています。

順に見ていきましょう。

 

1)地域

Hämeenlinna on Helsingin ja Tampereen välillä.
(ハメーンリンナはヘルシンキとタンペレの間にある。)

ある地域とある地域の「間」という意味を表すときには välillä を用います。

 

2)時間

Tulen kotiin kolmen ja neljän välillä.
(3時と4時の間に家に帰る。)

何時と何時の「間」という意味を表すときには välillä を用います。

 

3)抽象的

Mikä ero on postposition ja preposition välillä?
(後置詞と前置詞の間にはどんな違いがあるのか?)

抽象的なもの同士の「間」を表すときには välillä を用います。

 

以上、värissä の代わりに värillä を用いる3つのケースをまとめてみました。

そもそもフィンランド語において、内部格(入格、接格、出格)を使うのか、外部格(向格、接格、離格)を使うのかという選択は理屈で割り切れない部分もあります。

今回の värissä と värillä の使い分けも考えるより慣れるしかないのかもしれません。


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