フィンランド語学習記 vol.301 −[i]の文字と格闘する

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このところフィンランド語教室のテキスト「suomea suomeksi」の内容がぐっと難しくなってきたと感じます。
その最大の原因はおそらく「複数形の格変化」。
もちろんこれまでにもフィンランド語の格変化というのは十分複雑だった訳ですが、複数形が出てきてから、より拍車がかかったような気がします。
例えば maissa という単語が出てきたときに、それが maa(国)という単語の複数内格[-i+ssA]であることに気付くのにずいぶん時間がかかってしまったり。
単数 | 複数 | |
---|---|---|
主格 | maa | maat |
内格 | maassa | maissa |
[i]の文字が複数形の印であるということはわかっているものの、あまりにもあちこちの単語に入り込んでいると頭の中の処理が追いつきません。
いっそ長い単語だとよいのですが、maissa のように短い単語となると逆に混乱してしまいます。
このあたりは理屈で覚えるよりも、インプットの量を増やすことで慣れていくしかないのでしょう。
まずは手元にあるテキストをしっかりと読み込むところから始めたいと思います。