あらゆる物事に反対する20%の人々
About one-fifth of the people are against everything all the time.
- Robert F. Kennedy
身の回りを振り返ってみると、あらゆる物事に反対する人というのが一人や二人はいるのではないでしょうか。
そういう人たちの意見というのは、一つ一つを取り上げてみれば真っ当なものなのかもしれません。
しかし人生を前向きに進めたり、組織を前向きに動かしたりしたいときには、マイナスに働くことがほとんどでしょう。
人間というのは習慣の生き物ですから、変化をもたらすような提案については元来批判的なのだと思います。
梅雨の季節、居心地の良い部屋にとどまっていたいという気持ちは理解できますが、いつかは玄関のドアを開けて雨空の下へ一歩を踏み出さなければなりません。
自分自身がいつも批判的なことを言っていると自覚のある人は、批判したくなる気持ちをぐっと抑えてみる、あるいはこうしたらもっと良くなるという改善点を述べてみる。そんなことを少しだけ意識してみてはどうでしょうか。
周囲の雰囲気も変わり、やがて新しい世界が見えてくるのではないかと思います。