フィンランド語学習記 vol.322 − 私は7時に起きます

photo credit:  via photopin (license)

photo credit: via photopin (license)

Minä herään seitsemältä.(私は7時に起きます)。
*herätä(起きる)、seitsemän(7)

フィンランド語で「私は7時に起きます」と言うとき、「7時に」の部分は離格という形で表します。

[主格]seitsemän
[離格]seitsemältä

フィンランド語の離格というのは、もともと「〜の表面から」という意味。

以前に習った例文では次のように使われていました。

Kissa hyppää pois pöydältä.(ネコはテーブルの上からジャンプする。)
*hypätä(ジャンプする)、pöytä(テーブル)

この離格を使って「7時に」と表現するのはやや不思議な感覚。

しかしフィンランド語の時間表現にはこのような例がたくさんあるということが次第にわかってきました。

いずれにしてもこの離格の形をささっと作れるようにしておかないと、何時に起きるのかということすら表現できません。1〜12の数字についておさらいしておきましょう。

主格 離格
1 yksi yhdeltä
2 kaksi kahdelta
3 kolme kolmelta
4 neljä neljaltä
5 viisi viideltä
6 kuusi kuudelta
7 seitsemän seitsemältä
8 kahdeksan kahdeksalta
9 yhdeksän yhdeksältä
10 kymmenen kymmeneltä
11 yksitoista yhdeltätoista
12 kaksitoista kahdeltatoista

 

こうしてみると、ちょっと複雑な形もあります。

なおこれらの形がすぐに出て来ない時には、

Minä herään kello seitsemän.(私は7時に起きます。)
*kello(時計、時刻)

このように kello+主格で表現することもできるとのこと。

ただフィンランドの人が普段よく使うのは離格を使った表現のようなので、そちらをきっちり使えるようにしておきたいものです。