亜麻色ってどんな色?

photo credit:  via photopin (license)

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ある日のこと、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を聞きながら、亜麻色というのはどんな色なのだろう?とふと疑問に思いました。

あま【亜麻】

北海道で栽培する一年草。夏、紫青色の小さい花を開く。繊維から糸 ・織物を作り、種から亜麻仁油(アマニユ)をとる。〔アマ科〕

「新明解国語辞典 第七版」

あまいろ【亜麻色】

黄色みを帯びた褐色。「ーの髪」

「新明解国語辞典 第七版」

「黄色みを帯びた褐色」というのは何となくイメージできるようなできないような。

百聞は一見に如かずということで、実際の色を探してみると、おおむね以下のような色を亜麻色と呼ぶことがわかりました。

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亜麻色という言葉を知ることなしにこの色を見たなら、おそらく薄い茶色というような表現しかできなかったことでしょう。

それが亜麻色という言葉一つを知っただけで、そのような色として認識できるようになるのだから、言葉というのは面白いものだと思います。

 
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