フィンランド語学習記 vol.333 − maailma

フィンランド語教室のテキスト『suomen mestari』をめくっていたら、maailma という見出しの下に次のような単語が並んでいました。

フィン
Aasia アジア
Eurooppa ヨーロッパ
Afrikka アフリカ
Pohjois-Amerikka 北アメリカ
Etelä-Amerikka 南アメリカ
Australia オーストラリア
Pohjoisnapa 北極
Etelämanner 南極大陸

 

maailma というのは「世界」の意味で、ここに挙がっているのは世界の地域の名前。

大陸の名前と言ってしまいそうになりますが、アジアやヨーロッパは大陸ではないので「この区分は何と呼ぶのだろう?」と思って調べてみたところ、日本語では「大州」と呼ぶようです。

 

Pohjois-Amerikka(北アメリカ)、Etelä-Amerikka(南アメリカ)

フィンランド語で「北〜」を表わすときには[pohjois-]、「南〜」を表わすときには[etelä-]の接頭辞を付けます。

ただし接頭辞ではなく単に「北」という方位を表わすときには、pohjoinen という形になります。

方位 接頭辞
pohjoinen pohjois-
etelä etelä-

 

Pohjoisnapa(北極)、Etelämanner(南極大陸)

Pohjoisnapa の napa は「極」の意味。Etelämanner の manner は「大陸」の意味。

南極には大陸があるのでこのような表現になっていますが、単に「南極」と言いたいときには etelänapa で良いようです。

以上、今回は世界の地域(大州)の名前を確認してみました。