シークヮーサーの「ヮ」について

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ときどき無性に懐かしくなるシークヮーサーのすっぱい味。
先日そんなシークヮーサーのサワーを飲みながら、ふと思ったのは、
シークヮーサーの「ヮ」というのは、いったいどこからやって来たのだろう?
ということ。
日本語でこの小さな「ヮ」(あるいは「ゎ」)を使う表現というのは、シークヮーサーの他に存在するのでしょうか? (ぐゎー、なんていう擬音はさておき。。。)
改めて考えてみると、英語のアルファベットに大文字と小文字があるように、日本語のかなにも一部小さな文字は存在します。
ゃぁゃぁ
ぉぃぉぃ
ぉぃぉぃ
調べてみると、これらの文字には次のような名称があるようです。
すてがな【捨て仮名】
- 漢文を音読する時に、漢字の下に小さく添えて書く送り仮名。すけがな。
- 促音・拗音などを表すのに用いる小さな字。「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「ィ」「ォ」の類。
「広辞苑 第五版」
このようなミニ文字(?)をまとめて捨て仮名と呼ぶんですね。
ただし手書きならどんな文字でも小さく書くことができますが、一般に使用する(Unicode に含まれている)のは、ひらがなの場合、次の10文字に限られるのだそう。
ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ っ ゃ ゅ ょ ゎ
*この他に「ヵ」「ヶ」の相方としての「ゕ」「ゖ」があり
*この他に「ヵ」「ヶ」の相方としての「ゕ」「ゖ」があり
日本語のかな一つとっても、まだまだ知らない世界が広がっているなあと思わされます。