quomodocunquize & ergophobia

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私たちが日常使う様々な英語辞書には改訂の度に新しい単語が加わりますが、一方ではひっそりと消えてゆく単語もあります。

ただそのような単語の中には、味わいのある捨てがたい表現も少なくありません。

スペリングや文法の校正ソフトを販売している grammarly のブログ記事「Words that Went Extinct」にそんな単語がいくつか紹介されていたので、一部をシェアしてみたいと思います。

Words that Went Extinct – Grammarly Blog | Grammarly Blog

quomodocunquize

to make money by any means possible

本当の意味で「お金がない!」という経験をしたことはありませんが、一寸先は闇の現代社会。もしも仕事を失って収入を断たれてしまったら、何とか quomodocunquize しなければなりません。

ergophobia

the morbid fear of going back to work

しかし実際に仕事を失ってしまったら、すぐに「仕事を見つけるぞ!」と思えるかどうかはまた別の問題。家でのほほーんと過ごしていたら、いつのまにか ergophobia になってしまうかもしれません。。。

現代の辞書からはすっかり消えてしまったり、あるいは残っていてもほとんど使われていない英単語の中には、言われてみれば心当たりがあるのに誰もそれを言葉にしなかったような、そんな微妙な感覚をすくいあげたものが数多くあるような気がします。

この quomodocunquize と ergophobia にもそういった、かゆいところに手が届くような感覚があるように思います。