「腰痛」は英語で何と言う?
これまで首や肩が痛くなることはあっても腰痛とは無縁の生活を送ってきたのですが、ついに!軽い腰痛がやってきました。
今のところそんなに深刻な状態ではありませんが、おそらく長い付き合いになりそうなので、仲良くやっていきたいと思います。
そんな「腰痛」はいったい英語で何と言うのでしょう?
腰といえば、まず waist という単語を思い浮かべる人も多いかもしれません。
その waist の語義は OALD では次のようになっています。
waist
the area around the middle of the body between the ribs and the hips, often narrower than the areas above and below
「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」
narrower というところがポイントで、英語の waist というのは腰のくびれた部分、すなわち「ウエスト」のこと。
だとすると「腰が痛いなあ」などというときの腰とは微妙に場所が異なるように思います。
ではいったい「腰痛」はどのように表現するのか?
一般的には、
あるいはもう少しきちんと場所を示したければ、
と表現するのがよいようです。
これはつまり日本語の「腰」にぴったり重なるような一般的な英単語は存在しないということ。
あるいは英語圏の人というのは、日本人ほど腰というものを意識することなく生活しているのかもしれません。
言葉がなければ痛みもない、なんていうことがあったらよいのですが、、、そういう訳にはいかないでしょうか。
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12月 07, 2015 @ 12:19:48
私も腰痛持ちですので、お気持ちはわかります。
腰痛もいろいろ原因があるみたいですが、急性腰痛、いわゆる「ぎっくり腰」を「魔女の一撃」と言うんだそうです。もとはドイツ語の”Hexenschuss(Hexeが魔女、Shussが射撃)” らしいのですが、おもしろいことにフィンランド語でも”noidannuoli”ということばがあります(noidanはnoita=魔女、nuoli=矢)。しかし、私が調べた範囲では英語ではそのような表現はないようです。Webxiconでnoidannuoliを調べると英語で”lumbago”と出てきました。これは、おそらく医学用語でしょう。
おだいじにどうぞ。
12月 09, 2015 @ 17:14:52
Juokseva Nipsuさん
「魔女の一撃」という表現はおもしろいですね。
そんな表現が存在するということはドイツやフィンランドにも腰痛持ちの人は多いんでしょうか。
ストレッチをしたりして改善を試みていますが、魔女の仕業ならまあ仕方がないと諦めるしかないのかもしれません。お互い養生しましょう。