cafe vivement dimanche に行ってみる − コーヒー日記 vol.2
鎌倉の書店に行くと、大体どの書店にも鎌倉本のコーナーがあります。
一口に鎌倉本と言っても、そこに置かれているのは鎌倉の観光ガイドであったり、鎌倉の出版社が出している本であったり、鎌倉ゆかりの文人についての本であったり、内容はさまざま。
そんな中、去年の夏に某書店の鎌倉本コーナーでたまたま手に取って、ジャケット買いした一冊がこちら。
鎌倉市小町の老舗喫茶店 cafe vivement dimanche のマスター堀内さんの半自伝本で、1994年のオープン以来のお店の歴史が語られています。
そのこだわりやストーリーが面白く一気に読みきってしまいました。
。。。とはいえ実際のお店 cafe vivement dimanche に行ったことはなかったので、本を読んだ2週間後くらいにふらりと行ってみることにしました。
お店は人通りの多い小町通りから、脇道に入ってすぐのところにあります。入り口にはちょっとシュールな感じの看板。
いただいたメニューにはずいぶん多くの種類のコーヒーがあって、どれを頼んだらよいのかわからなかったので、何となく定番っぽい「ヴェラ・クルーズ」というコーヒーを頼んでみることに。
待つこと数分。白いカップに入ったコーヒーがやってきます。
一口飲むと、味覚に自信のない私でも「あ、これは今までに飲んだことのあるコーヒーとは違う」とすぐにわかりました。単においしいだけでなく、後味がいつまでも口の中に残る感じが新鮮。
そのときのインパクトが忘れられず、それからよくお店に通うようになり、様々なコーヒーを飲み比べているうちに、コーヒーの産地・銘柄に関する知識が少しずつ増えていって、コーヒーの世界にどっぷりはまる大きなきっかけになりました。
人気店なので週末などは混み合っていますが、コーヒー好きの人なら一度はぜひ!
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