ピンクい

photo credit: Sweet Cup via photopin (license)

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日本語において、色の名前に「い」を付けて形容詞を作ることができるのは「白い、黒い、赤い、青い」の4つ。

また「色」の一字を挟めば「黄色い、茶色い」という表現も可能です。

しかし最近の日本語においては、この原則を根本的に破壊する「ピンクい」という表現が使われているというではありませんか。

「わー、そのピンクいセーターかわいいね」

こんな表現には眉をひそめる人もいるかもしれませんが、結局言葉には「使ったもの勝ち」という側面もあります。よって将来的には「ピンクい」が市民権を得る可能性もあるでしょう。

そして「ピンクい」の次に来るのは何だろう?と予想してみると「オレンジい、緑い、紫い」などはあまり語呂が良くないので、

「グレイい」

というのはどうでしょう?

「グレい」ではなく「グレイい」なのがポイントです。

「わー、そのグレイいコートかっこいいね」

アクセントは「イ」のところにあって「グレ・イ・い」と気持ち後半をゆっくり言う感じ。

ありそうじゃないですか?