フィンランド語学習記 vol.371 − 楽器の名前
基本的に宵っ張りなので、家でゆっくり音楽を聴く時間は午前1時以降。
そんな時間には、どうしてもピアノのようなシンプルな音色に身を委ねたくなります。
先日も夜遅くにクラシックのピアノ曲を聴きながら、フィンランド語の復習をしていたところ、
そういえばピアノはフィンランド語で何と言うのだろう?
と思い、調べてみると、
フィン | 英 | 日 |
---|---|---|
piano | piano | ピアノ |
となっていました。
ピアノは英語でもフィンランド語でも piano なんですね。
だとすると、楽器の名前にはフィンランド語固有の単語は少ないのかな?と思い、その他の楽器の名前も調べてみました。
フィン | 英 | 日 |
---|---|---|
kitara | guitar | ギター |
rumpu | drum | ドラム |
trumpetti | trumpet | トランペット |
urut | organ | オルガン |
viulu | violin | バイオリン |
この中でいわゆる外来語っぽくない単語というのは urut くらいでしょうか。
ただこのようなメジャーな楽器ではなく、もっとマイナーな楽器の中にフィンランド語らしいフィンランド語が隠れているということはあるでしょう。
フィンランドにはカンテレ(kantele)という民族楽器もあります。
日本の琴に似ているカンテレの穏やかな音色も静かな夜にはぴったりかもしれません。
3月 20, 2016 @ 11:45:19
カンテレ先日始めて聴きました。Espooから来たKardemimmit。4人の若い女性グループなんですが、フィンランドに古くから伝承されてきた歌を研究し、カンテレの伴奏で自分たちが作曲した歌(わずか7-8歳のころに!)も交えてとても澄んだ声で歌っていました。それはまるで深い森の中にいるような響きでした。
3月 24, 2016 @ 21:16:45
nitecokatuさん
それは聴いてみたいですねーと思ったので Youtube で Kardemimmit と検索したら、いくつか動画が上がっていました。よい時代になったものです。
透き通った声にすっかり聴き入ってしまいました。おっしゃるとおり、森の中にいるような響きですね。 ライブで聴いてみたくなりました。