トリヴィアのトリヴィア

16041101

trivia

  1. unimportant matters, details or information
  2. (usually in compounds) facts about many subjects that are used in a game to test people’s knowledge

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

trivia は「つまらないこと、ささいなこと」を意味するラテン語起源の英単語。

今では日本語としても市民権を得ているように思います。

そんな trivia はもともと trivium という単語の複数形で、trivium は中世の三学と呼ばれる grammar(文法学) 、logic(論理学)、rhetoric(修辞学)を意味する単語なのだそう。

つまり trivia の[tri-]というのは3の[tri-]なんですね。

そのような学問が実際に「つまらないこと、ささいなこと」であるのかどうかは意見の分かれるところでしょうが、皮肉が効いていて、なかなか面白い語源だなあと思います。

また trivia という単語は、古代ローマでは「三叉路」という意味でも使われていたようです。

Trivia is Latin, plural of trivium “place where three roads meet;” in transferred use, “an open place, a public place.”

「Online Etymology Dictionary」

三叉路と「つまらないこと、ささいなこと」との関連は、、、よくわからず。現代では三叉路というのはあまり見かけませんが、古代ローマには多く存在したのでしょうか?

以上、トリヴィアにまつわるトリヴィアでした。