ことわざの中の Jack

英語のことわざにはよく Jack という名前が登場します。

Every Jack has his Jill.(似た者どうし[夫婦])

A jack of all trades is a matter of none.(何でもこなす者は名人にはなれない;多芸は無芸)

All work and no play makes Jack a dull boy.(勉強ばかりで遊ばないと子供はばかになる;よく学び、よく遊べ)

「アンカーコズミカ英和辞典」

英語圏における Jack は、一般に John や Jacob の愛称として使われます。

(John F. Kennedy → Jack Kennedy など)

英語圏のジャックさんと言えば、上記の Kennedy のほか、作家の Jack London や俳優・コメディアンの Jack Black などが思い当たります。

調べてみると、Jack London の本名は John、Jack Black の本名は Jacob となっていました。

それにしても、ことわざの中にたびたび自分の名前が出てくることを、多くの Jack さんはいったいどのように思っているのでしょう?

例えば ‘All work and no play makes Jack a dull boy.’ ということわざが、多くの Jack 少年が宿題をほったらかして遊びに行く口実になっていたりしたら面白いのにと思います。

また日本語にはこのように人名を含むことわざってあるのだろうか?と考えてみたのですが「名無しの権兵衛」くらいしか思いつきませんでした。

。。。これはそもそもことわざではないですね。他にあったら教えていただければ幸いです。

 

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