annus mirabilis

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これまでの人生を振り返ったとき、あなたにとって最も印象深い年はいったいどの年でしょう?

2011年? 2001年? 1995年?

たまには過去を振り返りながら、そんなことを考えてみるのも面白いかもしれません。

個人にとってあるいは国家にとって、そんな印象深い年を意味する次のような表現があります。

annus mirabilis

the Latin for ’remarkable year’. John Dryden’s poem Annus Mirabilis (1667) describes the year 1666 when the Great Fire of London happened and the English defeated the Dutch

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

annus mirabilis(アンヌス ・ミラビリス)は「驚くべき年」を意味するラテン語由来の英語表現。

詩人のジョン・ドライデンが自作の詩の中で1666年を指して使った表現なのだそう。

この年に起こったことはロンドン大火、そして第二次英蘭戦争(イギリス軍が一応の勝利)。

イギリスにとって激動の年だったということなんですね。

またこの annus mirabilis から派生した次のような表現も。

annus horribilis

the Latin for ’horrible year’. Queen Elizabeth II used this expression in a speech in 1992 to describe that year, when there was a serious fire at Windsor Castle, the Princess Royal got divorced, the Duke of York separated from his wife and the Prince of Wales had marriage problems

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

annus horribilis(アンヌス ・ホッリビリス)は「ひどい年」を意味するラテン語由来の英語表現。

こちらはエリザベス2世が王室のスキャンダルが相次いだ1992年を指して使った表現なのだそう。

たしかにこの頃にはいろいろありました。。。

気が付けば2016年も半分以上が終わり。未来から振り返ってみたとき、この一年はいったいどのような印象の年になるのでしょう?

 
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