yellow

yellow といえば、すぐに思い浮かぶのはこの曲。

この曲が描き出す世界は希望に満ちていますが、英語の yellow にはもともとマイナスのイメージがあります。

yellow

黄色い、黄色の(注意を引く色・明るい色というイメージのほかに、「臆病・嫉妬・卑劣」といった好ましくないイメージもある)

You’re yellow!
この意気地なしめ。

「ウィズダム英和辞典 第3版」

日本でも小学生の通学帽や交通標識に使われているので、黄色=注意を引く色というのはわかります。

ただ「臆病・嫉妬・卑劣」というのは、いったいどういうことでしょう?

これはイエス・キリストの12人の使徒のうち、イエスを裏切ったユダが黄色い衣を着ていたことに由来するようです。

そんなこともあり、ヨーロッパにおける yellow はどちらかというとマイナスのイメージ。

ただし冒頭の coldplay の曲のように、yellow に希望のイメージを重ね合わせた作品もあります。

そういう意味では、色のイメージというのは必ずしも固定されたものではなく、時代とともに更新されていくものなのかもしれません。

 
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