フィンランド語学習記 vol.406 − 北欧の言語事情(1)

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フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi 2』の復習をすすめています。
今読んでいる第7課(Seitsemäs kappale)は北欧の言語事情について。
Pohjoismaissa selviää melko hyvin kaikkialla, jos osaa ruotsia, norjaa tai tanskaa – paitsi Suomessa ja Islannissa.
(北欧諸国では、スウェーデン語かノルウェー語かデンマーク語ができれば、どこでも生きてゆくことができます。フィンランドとアイスランドを除いては。)
*Pohjoismaat(北欧諸国)、selvitä(生きてゆく)、kaikkialla(どこでも)、paitsi(〜を除いて)
フィンランド語は他の北欧の言語に全く似ていない、というのはこのブログでも何度か取り上げてきた話。
本課ではその辺りの事情が詳しく語られています。
フィンランド語を学び始めてから考えたことの一つは、もしフィンランド語の代わりにスウェーデン語やノルウェー語やデンマーク語を選んでいたら、もう少し簡単だったのかな?ということ。
スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語は、英語と同じゲルマン系の言語なので、英語を学んだ人にとってはとっつきやすいところもあるのではないかと。
ただ正直なところ、スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語の字面を見ていて簡単そうに思えたことはありません。
それは学んだことがないからそう思うだけなのか、実はフィンランド語にない難しさが隠されているのか、実際のところはわからず。
もし周りにこれらの言語を学んでいる人がいたら、ぜひ聞いてみたいことではあります。