スウェーデン語の[O]こと[Å]について

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ほんの少しだけ気になっていたことが解決したので、ここに記しておきます。

以前のエントリーで、iPhoneのフィンランド語キーボードを紹介しました。

iPhoneでフィンランド語の[ä, ö]を入力する方法 | Fragments

その中で見て見ぬふりをしていたのが、この部分。

この文字は??と思いつつ、すっかり放っておいたのですが、やはり気になります。クラスに新入生がいるのに、お互い自己紹介もしない。そんな関係でしょうか。

しかし先日のフィンランド語クラスで、とうとう先生から紹介がありました。

この文字は通称「スウェーデン語のO(オー)」と呼ばれており、その名前のとおり、スウェーデン系の人名や地名で使われるのだとか。発音もそのまま「オー」でよいそうです。

ちなみに Mac での入力方法は、[option]+[a]⇒[å]となります。押すキーが2つだけなので、[option]+[u]+[a]⇒[ä]よりも簡単ですね。

話のきっかけになったのは、テキストに出てきた Århus というデンマークの街の名前。カタカナにするとアーフスと読んでしまいそうですが、[Å]は「オー」ですので、オーフスと発音しなけれなりません。

そんな訳で[Å]の素性がわかったので、ほっとしましたというお話でした。