Strč prst skrz krk
ポーランド語の綴りを初めて見たときに受けた印象の一つは「子音が多い」ということ。
その後調べてみると、ポーランド語に限らずスラブ系言語の単語においては子音が連結するケースが多いのだそう。
例えば、prst というのは「指」を意味するチェコ語。
Wiktionary の prst の項には例文として次のような早口言葉がのっています。
prst
finger
Strč prst skrz krk — “stick your finger through your neck” (Czech tongue-twister)「Wiktionary」
Strč prst skrz krk は「指をのどに突っ込め」という意味のチェコ語。
このフレーズには何と母音が一つも含まれていません。
ちなみに発音はこちらのページで確認することができます。
一応、カナ表記をしようとも思ったのですが、上記を聞いていただければわかるとおり、これは不可能と悟りました。
日本語のように「子音+母音」の音節からなる言語の母語話者にとっては、とりわけハードルの高い発音ということになるのでしょう。
わざわざ早口言葉として取り上げられているくらいですから、日常的にこんなフレーズばかり出てくるわけではないのでしょうが。。。