水曜日を定義する

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フィンランド語で「水曜日」は keskiviikko(ケスキヴィーッコ)。

keskiは「真ん中」、viikko は「週」。よって keskiviikko で「週の真ん中」という意味になります。

最初にこの単語を知った時には「なるほど、水曜日ってそんな風に定義できるんだ」と思ったのを覚えています。

しかし改めて世界の言語を探ってみると、他にも「水曜日=真ん中」という表現をする言語はあるようです。

英語 Wednesday
ドイツ語 Mittwoch
フランス語 Mercredi
スペイン語 miércoles
ポルトガル語 quarta-feira
ポーランド語 środa
スウェーデン語 onsdag
ノルウェー語 onsdag
デンマーク語 onsdag
アイスランド語 miðvikudagur
フィンランド語 keskiviikko
エストニア語 kolmapäev

 

この中ではドイツ語の Mittwoch、ポーランド語の środa、アイスランド語の miðvikudagur(読めない!)、フィンランド語の keskiviikko に「真ん中」という意味が含まれているようです。

またおもしろいのは、ポルトガル語の quarta-feira は「4番目の日」、エストニア語の kolmapäev は「3番目の日」という表現になっていること。

週の始まりは日曜日なのか月曜日なのかという議論を再燃させるような表現の相違。

ここはひとつポルトガルの人とエストニアの人にとことんまで議論してもらうのがよいのかもしれません。果たして決着は付くのでしょうか?